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【☆様が】とある佐天の学園都市2【みてる】
[958]佐天の人:2015/05/17(日) 03:31:30 ID:4F6nI9Q+ 佐天「どういうことなの……これは……」 全く状況が把握できない。 茶色髪のツインテールの知り合いはいないはずなのに、あっちはどうやら知っている様子。 それに初春の恰好からして、中学生であるのは分かる。 まだ小6のはずなのに…… それにコスプレするような性格ではないのは佐天も知っている。 そして、今は午後の授業中のはずだ。中学生の制服を着て外をぶらついているはずもない。 結標「……私の推測だと……平行世界。多分そういうことだと思う。 あの茶色の髪の子は白井黒子。彼女は涙子と同じ学年なのよ。 つまり中学生であるはずがないの。 統括理事長の狙いはこれだったのね……」 平行世界への移動。ここで佐天に経験を積ませるということなのだろう。 フレンダ「……全く訳が分からないって訳よ……」 佐天「とりあえずどうします?平行世界ってことは分かりましたが…… 余計にどうすれば良いのか……」
[959]佐天の人:2015/05/17(日) 03:43:08 ID:4F6nI9Q+ 結標「とりあえず情報を手に入れること。 これに限るわね。2人に事情を説明して、協力を仰ぎましょう。」 佐天「ですね。」 とりあえずこの状況を打破するためにも情報が必要。 こそこそ話をやめて、初春とツインテールの少女に向き合う。 佐天「信じてもらえるか分からないんだけど……私は多分貴女たちが知っている 佐天涙子じゃないの。平行世界?に来てしまったんだよ。 その証拠に私はまだ小6だよ。」 初春「はぁ……でも確かに佐天にしては少し小さいかなと思ってはいたんです。 どうです?白井さん」 白井「……とりあえず第一七七支部に連れて行った方が良さそうですの。 その前に、それが本当かどうか、佐天さんを待ってからになりますけど。 お姉様ももうそろそろ戻ってきそうですし」 話している間に、見覚えのある顔がやってきた。 初春と同じ制服を着た、佐天に瓜二つ、いや完全に同一人物である。 この世界の佐天涙子だ。 佐天?「ごめんねぇ。待たせちゃって…… ってあたし?」 佐天を見てびっくりする。そりゃそうだ。同じ顔が居るとあれば 事情を知らない彼女ならそうなるだろう。
[960]佐天の人:2015/05/17(日) 03:50:38 ID:4F6nI9Q+ 初春「……信じた方が良さそうですね……」 白井「ですの……」 佐天「これが1年後のあたしかぁ……」 自分に会うというのは不可思議な体験である。 ただクローンの恵美が居るので、こっちの佐天よりは驚かないが 佐天?「初春、どういうことなの?」 初春「私も良く分かっていないのですが、どうやら平行世界の佐天さんで、何かの実験で 高校生らしき人たちと一緒に来ちゃったらしいんです。」 ??「ごめん、ごめん。ちょっと遅くなっちゃったわね。」 初春が説明しているところに、これまた見たことのある顔が現れた。 といっても実物は見たことはなかったのだが。 佐天「超電磁砲……」 フレンダ「こいつが麦野より上の?」 結標「みたいね……彼女から感じる力は、やっぱりレベル5だもの……」
[961]佐天の人:2015/05/17(日) 04:07:19 ID:4F6nI9Q+ ??「……そこの金髪はあの時の爆弾女? それにそこのやつも……黒子を痛めつけたやつじゃないかしら」 白井「……確かにそうでしたわね。佐天さんに気を取られて忘れていましたわ。 ですがお姉様、こちらの2人と佐天さんに瓜二つの人たちは平行世界の人たちらしいですの。 多分何のことか知らないと思いますわ」 超電磁砲、御坂美琴がフレンダと結標に敵意むき出しにしていたようなのだが それを白井が押しとめる。どうやら何かこの2人とあったようだ。 さらに白井も結標と何かあったらしい。 結標「とりあえず私たちは何が何だか分からないのよ。 超電磁砲、貴女と何かあったのかもしれないけど、私には何とも言えないわ」 御坂「……本当に知らないようね。それに佐天さんが2人っていうのも変だし (クローンって可能性はあるけど、私と違って、佐天さんのクローンを作る必要はないはずだし)」 佐天「そういえば、そこのあたしは能力とか使えたりするのかな?」 こちらの世界の佐天が、佐天に聞いた。 能力は使えるのかと。 佐天「一応レベル2だよ。でも統括理事長に目を付けられちゃってて、こういう事態にね。」 佐天「……あたしにも可能性があるってことなのかな。」 平行世界といえど、自分が能力を持っているというのは少し嬉しい。 でも自分がレベル0というのは少し悲しくはあるが。
[962]佐天の人:2015/05/17(日) 04:18:43 ID:4F6nI9Q+ 白井「とりあえず詳しい話は、支部で聞きますの。」 白井の案内で、第一七七支部へと向かう。 -----第一七七支部----- ??「あら、白井さん、初春さん。どうしたの?」 高校生らしき眼鏡の少女が話しかけてきた。 2人がこの少女に事情を説明する。 すると一瞬困惑した表情を浮かべたが、すぐに表情を戻した。 ??「事情は分かりました。それで詳しい話を聞かせてほしいんだけど 私はこの支部所属の風紀委員、固法美偉よ。」 佐天たちからの詳しい情報が欲しいと自己紹介したうえで 聞いた。 御坂や白井達も気になるようで、視線をこっちに傾けている。 佐天「はい。私たちは統括理事長の指示で何らかの実験を行っていたところ この世界に来てしまったようです。」 結標「統括理事長は多分涙子を鍛えたいのよ。こっちの世界の彼女は統括理事長に目を付けられているの。 実際あの力を使った涙子は、レベル以上の力を行使できるのだし」 フレンダ「私も一応名乗った方が良いのかな? 一応暗部に所属しているって訳よ。」
[963]佐天の人:2015/05/17(日) 04:26:00 ID:4F6nI9Q+ 固法「統括理事長…… では、佐天さんのあの力というのは?」 こちらの世界の佐天涙子はレベル0である。 統括理事長に目を付けられている形跡はない。 佐天「天使……何かそういう力らしいです」 結標「実際に見てもらった方が良いかもしれないわ。」 御坂「それなら私でも良い? 割と気になっているのよ。」 立候補したのは御坂。統括理事長に目を付けられるレベルの彼女が気になったようだ。 白井「お姉様…… ですが見てみたいというのは確かにありますの」 佐天「だね。どんな能力なんだろう……」 統括理事長に目を付けられるだけの能力。皆気になってはいるようだ。
[964]佐天の人:2015/05/18(月) 15:13:25 ID:hmPqEZpo どうしますか? Aフレンダと結標とのチーム戦を希望する Bタイマンでやりあってみる C白井さんとやりあってみたい D好きなことをお書きください 先に2票入った選択肢で進行します
[965]名無しさんと創る物語:2015/05/18(月) 16:23:44 ID:qClcYz1k B
[966]名無しさんと創る物語:2015/05/18(月) 21:19:56 ID:J0G4LwEM B
[967]佐天の人:2015/05/19(火) 00:58:22 ID:rR9OXFTI Bタイマンでやりあってみる 佐天「1対1でやってみたいです。」 自分がどれだけ彼女に通じるか、試してみたかった。 御坂「よし。それじゃあいっちょやりましょうか。」 結標「転送は私がやるわ。 せっかくだし、他の人も一緒に転送するわ。」 結標の能力で広い土地へと移動した。 少し結標が辛そうにしているのは、自分も含めて転移したからだろう。 白井「自分を転移させるのにトラウマを持っているのは変わらないんですのね」 結標「こっちの私がどうだかは知らないけど……あの子のおかげで大分楽にはなっているけどね」 佐天と御坂を残して、2人から距離を取る。 流れ弾が当たってはいけない。
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0ch BBS 2007-01-24