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サモンナイトN
[78]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/09/01(火) 02:33:38 ID:+7z+DYyw ファミィ「それでね、佐門ちゃん。お話があるんだけど、聞いてくれるかしら?」 佐門「い、イエス・マム!!」 ファミィ「うふふ、よくわからないけど、 承諾してくれた気がするからお話をさせて頂くわね……あ! でもその前に 佐門ちゃんにこの世界の事を話してあげるわ。まだ何も知らないでしょう?」 佐門「え、やっぱ此処って外国なんですか? なんて国なんです?」 ファミィ「此処は……リインバウム。 貴方の世界に限りなく近く、そして、遠い、最後の楽園……そして、この国は」 佐門「(異世界?) この国は?」 ファミィ「帝国領、帝都ウルゴーラの軍学校。その学長室よ」 佐門「あ、学長様ですか。よろしくお願いします。あと、家帰る船賃貸してください」 ファミィ「うふふ、私はまだ15歳よ。そんな歳で学長になれる訳ないじゃない。 学長は私のお父様の知り合いで、今は隣の部屋でお説教中よ♪」 佐門「と、年下に威圧されてたのか俺は……」 佐門はちょっぴり情けなくなった。 ファミィ「まぁ、諸々の説明は後でするとして……とりあえず、これ。何か分かる」スッ 佐門「ッ!!! こ、これは!」
[79]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/09/01(火) 02:51:28 ID:+7z+DYyw 佐門「キャプ森!!」 ※キャプ森とは、佐門の世界で一大ブームを巻き起こした GKが主役のサッカー漫画である、という事にこのスレではさせていただきます。 2姉さんはお疲れ様です。本当に面白かったです。 ファミィ「こういうのを確か、貴方の世界では『棚から牡丹餅』 というんだったかしら? うふふ、ピンと来たのよね、貴方は知っているって」 佐門「いや、知っているって……サッカーぐらい誰でも知っているだろ?」 ファミィ「……知らないわ。少なくとも、つい、最近まで私たちは知らなかった。 そして、その存在とルールを学んだ今も、恐らく私たちはサッカーを知らない」 佐門「そりゃなんでだよ?」 ファミィ「私の……いえ、この世界に今まで存在していなかったものだからよ でも、貴方はサッカーを知っている……そうね?」 佐門「……まぁ、人並みにはな」 体育でルールを学び、試合で実践し 趣味として深夜、外国サッカーの鑑賞をする。そんな人並みの知識である。 ファミィ「そう、それはよかったわ……それでね、佐門ちゃん。お話というのはね……」 「私たちと一緒に、サッカーをして欲しいの」
[80]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/09/01(火) 03:00:11 ID:+7z+DYyw 正直、この時 「はっ? なんでサッカーと思った ファミィ「この漫画の影響力は凄くてね、今では空前のサッカーブームなの。 それで今度、4つの軍学校で……」 でも、思った。もし、あの路地裏の事が夢でないのなら ファミィ「あと、いくつかの招待チームでトーナメントを……」 流されるだけの人生から、レールの上を歩くだけの人生から 佐門「……良いぜ」 ファミィ「え?」 同じ場所をぐるぐる回るだけの今から…… 佐門「でも、まぁ、先に言っておくけど俺は弱いぜ。それでも良いんだ?」 ファミィ「……構わないわ。経験者が、その本質に触れた事がある人が欲しいの」 佐門「そうか……それなら」 飛び出せると思ったんだ……だから…… 佐門「……サッカーしようぜ」
[81]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/09/01(火) 03:13:03 ID:+7z+DYyw 〜隣の部屋〜 モブ学長「ガミガミ……」 黒髪(退学は嫌だ、退学は嫌だ、退学は嫌だ……) 赤髪(あの人は大丈夫でしょうか……) モブ学長「コラーー! 話を聞かんかぁ!」 赤、黒「ヒッ!! ごめんなさい!」 出会い、別れ。そして、自分がやがて巻き込まれていく戦い…… 〜???〜 ???「…………時代が動くか」 ―――この先に待つことの結果なんて、何も知らなかったんだ 『プロローグ〜Start Me Up〜』 終
[82]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/09/01(火) 03:24:31 ID:+7z+DYyw ★夜会話★ ・夜会話は話の終わりに発生する特殊な会話です ・話の終了時点で主人公に対する印象度が1位、2位、3位、4位 のキャラクターが選抜されます。今回はほとんど横並びです ・今回を(0話)を除き、 全13話(予定)で、此処で会話した回数が一番多いキャラのEDに入ります ・今回は人数が足りないのでモブが追加されます(今回だけ) 先着1名で 夜の語らい→!card と書き込んで下さい。スートによって分岐します。 ダイヤ→赤髪 ハート→ファミィ スペード→黒髪 クラブ→モブ JOKER→???
[83]名無しさんと創る物語:2015/09/01(火) 03:40:43 ID:??? 夜の語らい→ スペード2
[84]名無しさんと創る物語:2015/09/01(火) 22:44:32 ID:??? トントン…… 佐門「ん? あぁ、どうぞ」 ガチャ 黒髪「失礼する」 佐門「失礼するなら帰ってくれ」 黒髪「……そういう意味ではない」 佐門「わーてるよ、冗談だ。で、えーとお前は…………え、まじ誰?」 アズリア「私はアズリア。召喚術を暴発させた友人の代わりに謝罪に来た 事情は全て聞いている。この度は真に申し訳ないことをした……」 佐門「……あぁ、そうか。お前らが……」 ファミィの話によれば召喚術の『核』ともいえる、サモナイト石。 それは『扉』なのだそうだ。それもこちらからだけあけられる特殊な扉だと彼女は言う。 だが、その扉は施錠されている訳ではなく、その扉は少しの力で開いてしまうらしい そう、例えば……召喚術の知識がないものが才能と相性だけで扉を開いてしまう…… そういう事例も数多くあるらしい。そして、その事例の多くは…… 佐門「……まぁ、気にするなよ。俺はチョコーとケガしたが、その程度だ。 だから、気にするな。恨む気もない。お前の友達もそう伝えておいてくれ」 アズリア「…………そうか」
[85]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/09/01(火) 22:45:50 ID:??? アズリア「貴方の言葉、確かに承った。ところで、名前を聞いてもよろしいだろうか?」 佐門「ん? あぁ、俺は佐門。 佐門が名前で内藤が苗字……いや、こっちだと家名か」 アズリア「佐門……サモン。なるほど、奇妙な縁ですな。 召喚術(サモーニング)で呼ばれた事が必然にすら思えてくる。 …………ハッ! いや、失礼な事を……運命などと軽々しい言葉を」 佐門「だぁー、ヘコむなヘコむな!! 気にしてないって言ってるだろ!! たく、そのお友達とやらも待たせてるんじゃないのか! 二人揃って仲良く寝ろ!」 アズリア「むっ……確かに簀巻きにしたままでした。助言、感謝します。佐門殿、それでは失礼」ツカツカ 佐門(大丈夫かよ、アイツは……あのタイプが一番モロいんだぞ) 真面目×真面目。要するにトウヤを2乗して、冗談に対応できる余裕だけを取り除いた アズリアとはそういう人物であると佐門は感じた。やや危うい少女であると。 ……だが、その認識は間違いであったと佐門はすぐに知ることになる。 廊下を半分ほど進んだ所でアズリアは振り返る。その瞳にはどこか強い意志が感じられた。 アズリア「……佐門殿! ですが、私は友人が行った事が最善であったと思います!!!」 そして、その場で深々と礼をすると廊下の向こうへ消えていった。 佐門「……訂正。芯はしっかりとしてるみたいだな」 ☆感情が発生しました ・佐門→(芯はある)→アズリア ・アズリア→(すまない)→佐門
[86]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/09/01(火) 23:03:18 ID:??? また、アズリアの佐門に対する感情値が+1されました。 佐門⇔アズリアのパス判定に補正がかかります ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1話:「鼓動を高鳴らせ〜RE:Start〜」 〜校庭〜 ファミィ「という訳で、チームのメンバーを紹介するわね♪まずは私……そして、アズリアちゃん」 アズリア「よろしく頼みます」 ファミィ「それで、こっちの赤い髪の子がアティちゃん」 アティ「あ、あの……お言葉、確かに受け取らせて頂きました! ありがとうございます!」 佐門「お、おう」アトズサリ アズリア「……佐門殿。この者が貴方を召喚した召喚師(見習い)のアティです。 因みに昨日は、一日中、佐門殿のお部屋の前で謝罪をし続けるんだと聞かず……」 佐門「なるほどな……そりゃ、簀巻きにするわ。 とりあえず、よろしくな」(手を差し出す) アティ「あっ……はい!!」 かたく交わした握手。手のひらから伝わってくる温度は太陽の様に暖かかった。
[87]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/09/01(火) 23:12:24 ID:??? ファミィ「さて、この他にメンバーは後3人いるけど…… 正直期待にならない3人なのよね。数には数えなくていいかしら?」 佐門「さらっとひどいことを言うな、お前。マジで腹黒…… てか、それでも人数たらねぇし、 何より、数にならないのは俺も同じだから。アイアム無能!」 ファミィ「うふふ、頭数の方はこちらでなんとかするわ。 それに、佐門ちゃんは戦術面での活躍に期待させて貰うわ♪」 そういって手の中にあるノートを開く、ファミィ。 ファミィ「でも、どの程度動けるかは確認しないといけないわね とりあえず、アティ。相手をしてあげてくれる?」 アティ「はい! よろしくお願いしますね、佐門さん!」 佐門「うっす、よろしく!(やべ、超強そう)」
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0ch BBS 2007-01-24