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サモンナイトN3
[120]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/11/15(日) 21:33:58 ID:iekkhjWU 先着1名様で ★夜会話2→!card★ と書き込んで下さい。スートによって分岐します。 ダイヤ→アティ ハート→ファミィ スペード→アルディラ クラブ→アリーゼ JOKER→???
[121]名無しさんと創る物語:2015/11/15(日) 21:46:45 ID:??? ★夜会話2→ クラブ3 ★
[122]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/11/17(火) 20:57:01 ID:ockcQPw6 ★夜会話2→ クラブ3 ★ クラブ→アリーゼ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〜食堂〜 ボーン……ボーン…… アリーゼ「ふぁ……」 佐門「……アリーゼちゃん、そろそろ寝た方が良いんじゃね?」 アリーゼ「いえ、ですが……ふぁ」 佐門「あー……う〜〜〜〜〜む」 時間はあれから少し進んで深夜。 どんぱちやらかした後だからこそ見張りをしっかりやろうという事になった。 戦闘を行った俺は当然、おやすみ組なのだが…… アリーゼ「……ふぁ」ゴシゴシ 佐門(一生懸命な子供の前に寝るというのは閥が悪すぎる……) 意外な事だが、ボロボロのカイルを連れ帰った時、 その姿を見て、妹分のソノラは当然として、その次に慌てていたのはアリーゼちゃんだった。
[123]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/11/17(火) 20:58:14 ID:ockcQPw6 ―――私、カイルさんたちに酷いことを言ってしまって…… 佐門(帰りたい、帰れない……このぐらいの子供じゃ そういう状況はかなり負担だろうしなぁ……俺だって未だに偶にホームシックになるわ) カイルが船を襲ったのは『魔剣』を帝国に渡さない為にだった。 ……一度持った今なら分かる。それは世界の事を考えれば正しい事だ。 だが、それによって現在漂流中なのは間違いない訳で…… 言うだけの権利はある。誰も咎めやしないだろう。俺もだ ……それでも自分の言葉に傷つくのは、に宿る責任と 佐門(まぁ、民間の定期船に偽装し、あまつさえアリーゼとアティに乗せた帝国軍も…… ……あれ? そういやあいつら以外の客は見た記憶がねぇな……まさか) いや、間違えて乗せてしまったというよりはそっちの方が説得力がある そして、それがコネだけで成り上がったアホの考えだというのも。
[124]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/11/17(火) 21:01:58 ID:ockcQPw6 佐門(『あえて』乗せたのか……まぁ、小隊規模の軍人が警護してるなら 万が一ってことはないだろうと思ったのか……親御さんは親馬鹿だったんだろうな……) 造船技術は未発達のこの世界では嵐とは死を意味し、海賊による襲撃は日常茶飯事。 確かマルティーニ家はそんな危険を何ども取りぬけ、今の地位を築いた大商人だった筈だ 海の脅威を誰よりも知っているからこそ、何より娘を大事にしていたからこそ…… 佐門(冷静な判断を誤っちまったか……普通は気づくよな。 そんだけの軍人が警護してるってことはやばいものだって) でも少し安心した。 なんだかんだでこの子は愛されているのだ、家族に アリーゼ「…………すっー」 佐門「おっ、1時間か。結構持ったな」 アリーゼ「むにゃむにゃ……」 佐門「……おやすみ」 ■アリーゼ 友好段階:2→3(近所のお兄さん)
[125]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/11/17(火) 21:03:58 ID:ockcQPw6 早朝、船を取り囲む様に現れた様々な召喚獣たち。 敵かと思ったが、どうやらカイルたちが船を離れている間、留守を護れる様にという護人の配慮らしい。 ならば、見張りを残しておく必要もない。という訳で今回は全員で集いの泉に向かう事になった。 カイル「でっ……お前はどうすんだい?」 ビジュ「……チッ」 一応は捕虜という事になっているビシュだが、 カイルとしては別に逃がしても、此処に居てもどちらでも良いと思っているらしい。 カイル「今からあの嬢ちゃんに合流ってのは無理に近いだろ。 逃げてそのまま野垂れ死にましたーってのは後味がわりぃ」 との談。人情というか任侠を感じさせる男である。 しかして、ビジュの本心は……
[126]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/11/17(火) 21:05:42 ID:ockcQPw6 先着1名様で ★ビジュの本心→!card★ と書き込んで下さい。スートによって分岐します。 ダイヤ→着いて行く(オレが守護(まも)る) ハート→着いて行く(飯の借りぐらいは返す) スペード→船に残る(手出しもしないし邪魔もしない) クラブ→船に残る(そして逃げよう) JOKER→漂白剤倍プッシュ
[127]名無しさんと創る物語:2015/11/17(火) 21:23:01 ID:??? ★ビジュの本心→ スペードA ★
[128]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/11/19(木) 22:45:25 ID:YjsFWpqo ★ビジュの本心→ スペードA ★ スペード→船に残る(手出しもしないし邪魔もしない) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ビジュ(今更、隊長と合流するのは無理だろう。 だからといってあの坊ちゃんと合流するのはもっと厳しい筈だぜ……) ビジュは考える。 リスクとリターンを天秤にかけ、 自分に最も得である選択肢を選ぶ。 ビジュ「……オレは船に残るぜ」 カイル「そうかい。じゃあ、俺らが出かけた後、船の事は任せて良いな?」 ビジュ「隊長の所に海が分かる奴がいれば別だったが…… 仕方ねぇ。精々、真面目に留守番しててやるよ……ケッ」 アズリアの部隊は喧嘩っ早い外れ者ばかりのならず者部隊。 筋肉と気合で戦うコマンドーたちの中に航海士などというインテリな集団は存在しない。 アズリアならば多少は心得ているだろうが、それでも本職(カイルたち)には負ける。 結果的にビジュが選んだ選択は『現状維持』 何もしなければ帰してくれるというのだ。なら、波風を立てる必要はない。 ビジュ(オレも温くなったもんだぜ……この船の雰囲気に当てられちまったかよ)
[129]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/11/19(木) 22:47:49 ID:YjsFWpqo ビジュ「……1つだけ忠告しておいてやる。 てめぇらがあの船の貨物についての情報を仕入れた場所はどこだ?」 ヤード「帝国軍人の貴方に話す必要は……」 カイル「まぁまぁ、お客人! ……せっかくだ、ちょっと話してみてくれ 実は俺も少し気になってる事があってよ……頼むぜ」 ヤード「……無色の派閥の時代に使っていた情報経路の1つです。 匿名性は高く、ご覧の様に精度も高い……できれば二度と使いたくありませんでしたが」 ビジュ「もう金が搾れないであろう客とこれからも金を落としてくれる客……」 ―――どちらを大事にするだろうな? ヤード「……なるほど。私も平和というぬるま湯に漬かりすぎていた様です。 あの狡猾な蛇の様な男が網を張っていないなどという筈はない」 カイル「お客人の動きはそのまま魔剣の居場所にも繋がる。 ……この島にいるのは俺らとあの嬢ちゃんたちだけじゃねぇかもしれねぇな……いや」 ―――間違いねぇ。もっと危険な奴らが潜んでいる
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0ch BBS 2007-01-24