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サモンナイトN3
[221]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/12(土) 21:55:26 ID:daRfWX3M 佐門(話題か……とりあえず、妹さんの話題ならいけるか? 後は機械とかアルディラ自身についてとか……むしろ俺の事どう思いますとか? ……話題の引き出し少ねぇ! くそ、後は出たとこ勝負枠を入れてこの辺か……) A:妹さんについての話題を B:ロレイラルの機械について C:アルディラさんの事を教えて D:俺の事どう思います? E: 鷲巣麻雀 先着1名様、ageでお願いします
[222]名無しさんと創る物語:2015/12/13(日) 02:47:40 ID:6e8QRGkQ D Eが気分転換どころか人生終わるんだが
[223]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 17:53:06 ID:PBHjtfbA >D:俺の事どう思います? ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― そこそこのテンポで進んでいた人気麻雀漫画があった 独特なシャープフェイスのキャラが主人公のその作品はある時を境にギャグ漫画と化した。 そう、1998年……最終局面ともいえる戦い、その名も―――鷲頭麻雀 血液を点棒代わりにした死のギャンブル。 その終わりは2年たった今でも全く見えない。恐らく、十年先までやっているだろうと佐門は思った 佐門(……って、違う。違う。俺の事について聞いてみようと思ってたんだ。 あー……でも、この世界って大衆向けの娯楽ってあんまねぇよなぁ……) 佐門がこの世界で見かけた娯楽などチェスの様な物とトランプぐらいである。 テレビもない、ゲームも無い…… 場所さえあれば遊びを見つける子供といえど限度がある。普通の人間にとってはかなり退屈な世界であろう これはボールがあればどこでもできるサッカーが流行るのは当然の様に感じる。 佐門「(っと、思考がそれすぎた)えぇと、アルディラさんー」 アルディラ「……あぁ、佐門。どうしたのかしら?」
[224]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 17:57:34 ID:PBHjtfbA 佐門「いや、凄い唐突なんですが俺の事どう思います?」 アルディラ「どうって……そうね、弟って感じかしら。どうかしたの?」 友好段階:4(弟) 佐門「んー……いえね、俺って此処に来て一週間とかそこらじゃないですか 流石にちょーーーっと、信頼されすぎじゃないかと不安になる訳ですよ」 サッカーの試合ではピンチの時こそ常に奇跡を起し、 演習の時はオルドレイクを退かせ、後方の者たちの命を救った 通常時はともかく、やる時はやる男 そんな男に助けられた者たちが信頼を懐くのは分からない事でもない。 が、それを佐門本人が納得できるかは別の話なのである。 佐門「此処に来て一週間とちょっと……本当に短期間な訳ですよ。 ちょっと話して、飯食べて、そんだけなのにそこまで信頼されるは違和感が……」 自分の器の小ささは心得ている。 だからこそ佐門の中に疑念が生まれた。この信頼は分不相応すぎるのではないかと。 それを聞いたアルディラは一瞬、考える様な顔をすると アルディラ「でも、私は佐門を信頼してるわ」 ほがらかな笑顔を浮かべて、そう言った。
[225]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 17:58:58 ID:PBHjtfbA 佐門「それは……」 佐門の開きかけた口にアルディラの人差し指が当てられる。 そして泣き喚く子供をあやすかの様に あるいは小さな弟を擽るかの様に静かに唇をなぞった。 意図を察したのか、佐門は二の句を継がず黙り込み、 気恥ずかしさから顔を逸らした。頬には僅かに赤みが浮き上がっている。 アルディラ「私は普段の貴方を見て、話して、そしてそういう結論を出したの。 まぁ、最初は……少し頑固だったものね。貴方が違和感を感じるのも無理ないけども……」 アルディラの手が佐門の頭を撫でる。 優しく、何かを解きほぐすかの様にゆっくりと、ゆっくりと…… アルディラ「だから、貴方も私を信頼して欲しいの。 一人で抱え込まないで、苦しまないでいいの……」 佐門「…………あぁ」 ふと佐門の脳裏に兄の顔が浮かんだ。 その顔は自分を見下すわけでもなく、突き放すわけでもなく。 ―ー―おやすみ、佐門 優しい笑顔を浮かべていた
[226]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 18:04:55 ID:PBHjtfbA 佐門「…………あれ、何か視線を感じ」 鍛え上げられた直感が何かを感じ取る。 それは冷たいというより、どこか生暖かい様な。 ファルゼン「……」 キュウマ「…………」 佐門「……見てた?」 ヤッファ「みてたっつうか、見えるっつうか……」 あきれた様なヤッファの視線。 それが示すことはつまり…… ヤッファ「……お前、中々の勇者だな」 一から十まで全て見られていたということである 佐門「ウギャーーーーー! しまったーーー! 人が居る事を失念していたーーー! あああああぁぁぁぁぁ」ゴロンゴロン この出来事はしばらく佐門の中でブラックメモリー候補に入れられた アルディラ「…………うふふっ」 ■アルディラ 友好段階:4(弟)→アルディラ 友好段階:4(弟) 1/2
[227]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 18:06:13 ID:PBHjtfbA 先着1名様で ★せっかくだしゆっくり話すぜ!2→ スペード6 ★ と書き込んで下さい。スートによって分岐します。 ダイヤ→ファルゼン ハート→ハズレ スペード→キュウマ クラブ→ヤッファ JOKER→???
[228]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 18:07:21 ID:PBHjtfbA ■>>227 訂正 先着1名様で ★せっかくだしゆっくり話すぜ!2→!card★ と書き込んで下さい。スートによって分岐します。 ダイヤ→ファルゼン ハート→ハズレ スペード→キュウマ クラブ→ヤッファ JOKER→???
[229]名無しさんと創る物語:2015/12/13(日) 18:08:18 ID:??? ★せっかくだしゆっくり話すぜ!2→ クラブ8 ★
[230]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 18:53:02 ID:PBHjtfbA ★せっかくだしゆっくり話すぜ!2→ クラブ8 ★ クラブ→ヤッファ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ヤッファ「見せ付ける気なのかと思ったら 単に頭の中から消えてただけだったとはな……隠し事はできそうにねぇな、お前」 カラカラとからかうヤッファはどこか楽しそうだ。 佐門「やめろ! 忘れてくれ!」 ヤッファ「忘れてください、じゃねぇのか?」 佐門「忘れてください!(ドン!)」土下座 ヤッファ「お、そうだな。しばらく酒のつまみにした後で忘れるわ」 佐門「この野郎!」 相手を理解した上で的確にツボを抑えてくる会話術。 島のまとめ役だけあって口がうまい。 佐門(それに……本来の実力も多分、護人の中では断トツな気がする) 色んな意味で底の見えない男、ヤッファ。 しかし体を覆う毛色は模様は黒白のストライプ。完全にシマウマである
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0ch BBS 2007-01-24