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お試し・スレ立て相談・同志を募るスレ
[200]名無しさんと創る物語:2015/05/20(水) 23:54:46 ID:8Yid99qU
オランダ 某所
イスラス「クソッこのままじゃ折角小遣い貯めて買った新しい本がびしょ濡れになってしまう
絶対にそれだけは避けなければ!」ダダッ
オランダの田舎道を一人の少年が雨の中、やたら早口でドリブルしながら走っていた。
彼の名はアーロン・イスラス−−−驚異的な走力と天性のボールタッチのセンスを持ち合わせた
近い将来世界トップレベルの選手になるサッカー少年である。
しかし不運というのはいつ起きるのか分からないものだ。
イスラス「お、あんなところに木がちょうどいい雨宿りさせてもらうとするか」ダダッ
まず最初の不運はイスラスが木をみつけてしまったことである。
イスラス「ふぅ、本は……無事だな、よかったよかった」ドサッ
次の不運は長距離を走ってきたイスラスが疲れを癒すために幹に寄りかかったことである。
イスラス「あーあ、これはなかなか止みそうにないな」
そして最後の不運は突然雷が落ちてきたことである。
ピシャッ ゴロゴロゴロゴロッ ドシャアアアアアアンッ
イスラス「ぐぎゃあああああああああ!!」バタッ
突然の衝撃にイスラスは意識を失ってしまった。
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