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1- レス

副キャプテン半田


[369]副キャプテン半田:2015/06/14(日) 21:52:48 ID:oU94yLT6
怪訝そうに振り替えるとすぐそこまで大矢の身長の5倍の高さはあろう高波が迫ってきていた。

大矢「な!?」

当然混乱する大矢。しかし命の危機と察した彼の思考はすぐに冷静になった。
普通の人間ならここで恐怖を感じるか何とか助かろうと必死になるだろう。
しかし、大矢 慢太郎の脳内ではそれとは別のただ一つの感情が沸き起こっていた。

−−−それは、怒り。理不尽な今の状況に対する怒りだった。

大矢(なんだ?なぜ俺が殺されそうにならなきゃならねえんだ?俺はただサッカーの練習をしてた
だけじゃねえか!気に食わねえ!波ごときが俺様を殺そうってか?ふざけんな!!)

大矢「自然現象ごときが調子に乗るんじゃねえよ!!」グワラァッ バゴオォンッ

高波に対して渾身のシュートを叩き込む大矢。無謀としか思えない行動だが……

バッシャアアアンッ

怒りを込めた大矢のシュートは高波の勢いに負けず、高波を貫いた。するとまるで幻覚だったかのように
高波は消滅した。ふと気がつくと辺りは元の明るさに戻っていた。

大矢「……なんなんだ今の?」


0ch BBS 2007-01-24