ご利用ガイド 最新20

1- レス

サモンナイトN


[773]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/09/24(木) 19:31:28 ID:OqtxHL2M
★その後→ クラブ5 ★
クラブ→帝国の闇
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

リィンバウムの国家とは、3つの王国を代表とした都市国家群の連合体である。
大別すると領主がいるのが街、領主が存在しない所が町・村と呼ばれている。
これは遡る事、エルゴの王による王国時代、全ての地区を1国で管理する事が
不可能と悟ったエルゴの王が地方ごとに領主を置き、委任統治を行った事が始まりである。
そして、それから長い長い時を経た現在もそれは続いている。

領主たちは各国家のいずれかに属し、
その国家に租税や軍役を課される義務を負い、
それと引き換えに防衛力や帝国の経済に参加する権利を得るのである
そして、更にもう1つ重大な権利があった……それは帝国議会への参加権である。

〜帝国議会〜


100以上の席があった。そこに座する人物は若者、老人。
女性も数多く存在する様に見え、規則性のない羅列に見えるが、
身なりは煌びやかでその人物たちが身分高き者である事は理解できた。
そう、彼は帝国領の領主である。

その席より1段、いや、4段高い場所から領主を見下ろす人物たちがいた。
彼こそ帝国を仕切る宰相。帝国の王【真聖皇帝】代理人……

否、幼き王は傀儡にすぎぬ。彼らこそ、この帝国の支配者である。

3つの席、その中央に座する白ヒゲを蓄えた銀髪の老人―――
ラバウルが目下の席を一瞥する。にらみを利かせているのか、あるいは彼らの内情を探っているのか……

ラバウル首相「それでは、帝国議会を開会する!」カン!!


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24