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1- レス

サモンナイトN2


[684]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/22(木) 18:29:10 ID:1SOF0V7A
ザッ、ザッ、ザッ……

佐門「意外と露店は少ないんだな……しかも、たけぇ」

露店に並ぶのは大きな動物の毛皮。
佐門と世界が三桁は違う絨毯など、高額な商品ばかり。
まぁ、場所が場所だけに金持ち狙いなのだろうから当然なのだが……

???「もし、そこの軍人様……」

佐門「あぁ、はいはい」クルリ

振り向いた先にいたのは白髪の老女。
しかし、キリっとした目つきとピンと伸びた背筋は
老化による劣ろいを感じさせず、彼女の芯の強さをハキハキと感じさせた。

老女「申し訳ありません、駐在所の方でしょうか?」

佐門「あぁ、いえ。違げぇ……(……あ、極秘扱いって言ってたか)
    えーと、そうだ……です。欠員補充という形で今日付けで此処に転属になりまして……」

老女「あぁ、やはりそうですございますか。
    さぞ急いでいたのでしょうね。服がシワシワでございますよ」

佐門「あ、アハハ……ソウデス。イソイデマシタ
   (面倒草手服の隅に投げてただけなんだよなぁ……だまっとこ)」

老女「それではお忙しい所申し訳ないのですが、
    少しだけお嬢様を警護していただけないでしょうか……
    私は此処で待ち合わせをしている人を探して来なければいけませんので……」

佐門「分かりました。それでお嬢様というのは……」


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