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サモンナイトN2
[705]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 17:50:24 ID:teim3pQc
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アズリア「……すまん!」
佐門「あぁ、えぇ……おう?」
力強く頭を下げた勢いでアズリアのショートーヘアーの黒髪が揺れた。
軍人という休みの少ないせわしない職業の割に髪も肌つやも悪くない。
そういう所の手入れをかかせない所は女性なのだろう。
アズリア「これだけはまず、言っておきたかった。 省25
[706]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 17:56:23 ID:teim3pQc
佐門「あー……じゃあ」スッ
静かに手を差し出す。
佐門「握手だ。仲直りと……これからもよろしくな の意味で
それでチャラにしようぜ。ほら、お前も手を出せ、手」
アズリア「……あぁ」スッ
ガシッ
佐門「またしばらくよろしく頼む」
アズリア「あ、あぁ! こちらこそだ」
ギャレオ(これが真の友情という奴かぁ! うおおおおおおおお!!!)涙ドバーー
―――そういや、昔はこれをさせる側だったな
省16
[707]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 18:02:41 ID:teim3pQc
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コツコツコツ……
佐門「海賊対策の為に一般客船でブツを輸送か……」
アズリアの話では彼女たちはあくまで
この船の警備という事で船に乗船していた。しかし、彼女とギャレオ。佐門を含め、
表にいるのは4人だが、船倉にもう30人の海兵が待機しているという話であった。
佐門(それだけの人数が必要なブツの警護なぁ…… 省7
[708]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 18:05:49 ID:teim3pQc
佐門「さて、とりあえずパトロールでもしてこいって話だが……」
A:甲板に出てみる
B:船内をぶらつく
C:客室に戻って本を読む
先着1名様、ageでお願いします
[709]名無しさんと創る物語:2015/10/24(土) 18:08:05 ID:ag/SkcR6
B
[710]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 19:32:59 ID:teim3pQc
>B:船内をぶらつく
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佐門「一応、仕事をしているという体裁だけは
取っておくのが俺の帝国軍人道だぜ……」
要するにただのサボリである。
佐門「さて、適当にグルっとしたら部屋に戻って昼寝でも……」
アズリア「昼寝でも…………なんだ?」
佐門「…………はっ、隊長殿! 此処は異常なしであります!」ビシッイ!
省16
[711]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 19:41:53 ID:teim3pQc
アズリア「全く、佐門。お前という奴は変らんな。もう少し真面目になっていると思ったぞ。
元・学究都市ベルゼンのエリート軍人だというのに、あっちでは何をしていたのだ……」
佐門「パトロール以外は先輩とポーカーしてるだけだったかな……」
アズリア「なんだと!」壁ドン
佐門「ひぃ、すんません!」
立ち居地は逆なのに妙にこの構図が馴染む男らしさ。
下手な男よりカッコイイのがアズリアであった。 省12
[712]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 19:53:59 ID:teim3pQc
〜甲板〜
ザザー……ザザー……
アズリア「…………」カツカツ
佐門「……」カツカツ
謎の沈黙。もしかしてまだ怒っているのだろうか、と
アズリアの顔を覗き込むが、そこにはビシッとしたりりしい顔があるだけで
表面上は平常どおりという風に見える。
佐門(あー、確か元からそう口数は多いほうではなかったか……)
と、数年前の記憶を掘り起こす2x歳の佐門。
よかったよかったと安心もつかぬま……この静寂は妙に不安を掻き立てる。
省15
[713]名無しさんと創る物語:2015/10/24(土) 20:21:24 ID:ag/SkcR6
B
[714]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 20:42:17 ID:teim3pQc
>B:そういやアズリアの家族って……
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佐門「あー……そういやアズリアの家族って……」
ザッ
アズリア「…………」
佐門(アーーーッ!! こっちの方が地雷だったくせぇーーー!!)
佐門は人の地雷の半分は家族関係であると、今日、この日学んだ
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