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サモンナイトN2
[787]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/27(火) 21:43:37 ID:RZM9PSDI
シュパッ!
ミスミ「うむ、送還も中々の手際。
だが、まだ一属性じゃぞ?」
佐門「分かってる……とりあえず補助に魔道具を使う。それぐらいは良いよな?」
ミスミ「もちろんじゃ」
佐門「よし!」パラッ
腰の専用のホルダーに固定された呼び声の書を取り出し、開いた。
未だにページ数が全く増えていない呼び声の書だが、
これがあるとないでは精度も違ってくるので佐門はいつも持ち歩いていた。
佐門「……ミスミ様、アンタは鬼属性だな?
だから鬼属性の召喚術を使う。文句はないな?」
ミスミ「うむ、頑張るのだぞ」
佐門を見守るミスミの視線はどこか生暖かい。まるで背伸びする息子を見守る様なその瞳。
要するにさっきの言葉も「言ってみただけ」であり、疑念など微塵もないのである。
キョウマ(ミスミ様も子供の様な事をする……
だが、この様に楽しそうな笑顔を浮かべるこの方を見るのも久しぶりですね)
佐門「行くぞ!」
ミスミ「うむ!」
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