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サモンナイトN2
[795]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/27(火) 22:45:24 ID:RZM9PSDI
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〜ゲンジの庵〜
ゲンジ「おぉ……! この髪、この瞳の色……まさしく日本人!!」
わしゃわしゃわしゃ
佐門「ちょ、くすぐっ……やめ、やめ! アハハハハハハッ!!!!」
ゲンジ「おぉ、すまんな。当の昔にこの世界に骨を埋めると決めた身
まさか再び同郷の者に会えるとは思っていなかったのでな……」 省8
[796]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/27(火) 22:57:17 ID:RZM9PSDI
郷の離れにある、木造の平屋作りの小さな家。
日本にあった彼がどう生き、どう生活していたかは知らないが、
それはすでに過去の事。今はこの離れこそが彼の家。
ゲンジが生き、死んでいく。彼の帰るべき場所なのである。
ゲンジ「……迷っておるのだな。
元の世界とこちら。どちらが自らの生きるべき場所だと」
佐門「えっ………………はい」
ゲンジ「手助けてしてやりたいが……
それはおぬしが選ぶべき事。 省9
[797]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/27(火) 23:03:50 ID:RZM9PSDI
ゲンジ「……お主、佐門といったか?」
佐門「……内藤佐門。内藤の性はもう大分名乗っては……」
ゲンジ「うむ、では佐門。先ほどの答えは示してやれんが、
何かに悩んだ時はこのワシ、ゲンジを尋ねるが良い。
元・教師としてお前の眼を開く手伝いぐらいはしてやろう」
佐門「はい、ありがとうございます!」
ミスミ(ふふっ、ご老体……まだまだ現役でございますな)
白髪の老人、ゲンジ。 省13
[798]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/27(火) 23:28:08 ID:RZM9PSDI
〜霊界集落「狭間の領域」〜
ヤッファ「という訳で、此処が霊界集落「狭間の領域」だ」
佐門「いや、どういう訳……ヤッファさんの家がある
幻獣界集落「ユクレス村」で飯を食うんじゃ……」
ヤッファ「すまねぇな……もう、夕食の時間だろ?
そうするとガキ共が飯を喰いに戻ってくるんだが……
外の人間が来たって噂を聞きつけて、あわせろってうるさくてよ……」
佐門「あぁ……」
恐らく、執行猶予付きでまだ完全に信用はしてないぞ 省28
[799]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/27(火) 23:35:46 ID:RZM9PSDI
佐門(見た感じ、ヤッファさんは島のまとめ役って感じか……忙しそうだな)
個人の意思は尊重する。重要な決断は代表者の多数決、ヤッファさんは議長。
中々胃痛がしそうなポジションだなぁ、と佐門は思った。
佐門「……モグ あ、美味い」
肉こそないものの、新鮮な野菜は肉に勝る。
佐門(そんな話は聞いた事があるが本当なんだな……あ、ナウパの実もある)
ナウパの実とは要するにバナナの事である。
佐門(そういえば、アティの好物だったな…… 省34
[800]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/27(火) 23:38:08 ID:RZM9PSDI
先着1名様で
★夜の出会い→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。
それ以外→ファルゼン?
スペード→ファルゼン
クラブ→キザ天使
JOKER→???
[801]名無しさんと創る物語:2015/10/27(火) 23:40:42 ID:???
★夜の出会い→ スペード2 ★
[802]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/27(火) 23:54:55 ID:RZM9PSDI
★夜の出会い→ スペード2 ★
スペード→ファルゼン
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ノシッ、ノシッ……
ファルゼン「ヨクキタ……」
佐門「あー、えっと……ファルゼンさん、だったよな?」
ファルゼン「ファルゼンデイイ。ケイゴモヒツヨウナイ……
ゲンジドノはトモカク、ホカノモノニモソウスルトイイダロウ」
佐門「あー、そうで……そうか? 省8
[803]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 00:00:25 ID:cGWUV0N6
ファルゼン「イッチシナイ?」
佐門「あぁ、えーとな……見た目は凄いイカツイのにさ、何かこう……」
―――中身はちょっと年下のか細い女の子っていうか
ファルゼン「……!!! ソウカ……ミタメドオリナノダガナ……」
佐門「やべ、気にしたか? 悪い! でも、何かそんな感覚がな……」
"そうさ、あの子は見た目通りの女の子だよ……仲良くしてくれると嬉しいよ"
佐門「あれ、今……男の声が―――あ、やっぱいない!」
また幻聴か…… 省9
[804]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 00:06:19 ID:cGWUV0N6
ファルゼン「! サモン、ソノスガタハ……!」
佐門「え、何? 食べかすでもついてる?」
ファルゼン「イズミヲミロ!」
佐門「なんだよ、そんなにあせっ……うわーーー!! ケモミミ! 白髪! なんだこれ!」
ファルゼンに急かされ泉を覗くと、そこに映っていたのは
いつものぼさぼさな不ぞろいの黒髪の自分ではなく、
長髪ロングの白髪にケモミミを添えたビジュアルオタバンドのボーカルの様な姿の自分。
省27
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