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サモンナイトN2
[808]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 23:08:48 ID:cGWUV0N6
C:アルディラが呟いた『護人』について
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佐門「そういえば、アルディラが……」
ファルゼン「……スマヌ。あの方はトシウエアツカイノホウガヨロコブカモシレヌ」
佐門「……アルディラ’さん’が『護人』がどうたらって
言ってるのを聞いたんだが、これってなんの事か分かるか?」
ファルゼン「モリビト……『ロアーズ』トモイウ。 省36
[809]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 23:19:25 ID:cGWUV0N6
佐門「あー、ところでだ!
あの時、ファルゼンは俺の事をフォローしてくれたよな。なんでだ?」
ファルゼン「……キカイガキタ。ソウカンジタノダ」
佐門「機会? なんの機会がだ?」
ファルゼン「ワレラガカワルキカイ……カコカラトキハナタレルトキガダ」
佐門「過去……アイツらが、だよな?」
ファルゼン「カレラト……ソシテ、シマニイキルスベテノモノガダ。ムロン……」
―――私も
[810]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 23:21:14 ID:cGWUV0N6
佐門「…………あれ?」ゴシゴシ
ファルゼン「ドウシタ?」
佐門「いやさ……あ! いや、なんでも! ちょっと、疲れてるだけだ」
ファルゼン「ソウカ……デハ、ユックリトヤスムガヨイ
カンイテキデハアルガ、ネドコハヨウイサセタ」
佐門「あ、あぁ……(これは言っちゃならんよな。寝よ寝よ)」
そう、顔が見えないからって鎧の大男をか弱い少女に見間違えた。
などという男に言うのは明らかな侮辱な訳で、その言葉をぐっと飲み込んだ佐門は横になった。
[811]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 23:26:10 ID:cGWUV0N6
目を瞑る。
しかし、疲れを感じる体はともかく
波乱の連続で心は冷め切る暇がなかったらしく、一向に眠気がやってこない。
佐門(あるある……寝るときに限って考えちゃう奴。
あるあ……俺、寝たいんだけど……ほんとなぁ」
辿り着いた不思議な島。そこで召喚獣と呼ばれた者たちの楽園。
人が踏み荒らすべきでない理想郷。不可侵の聖域。
だが、自分が此処にいるという事は
彼らもまた辿り着いているのではないだろうか?
カイルたちが。
省2
[812]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 23:35:44 ID:cGWUV0N6
新たな出会いが呼ぶのは幸福だけではない。
そう、出会いと別れが一つである様に。
幸福と、不幸……
光と闇もまた一つなのだから。
胸に湧く期待と不安を唾液と友に嚥下し
佐門は雲ひとつない空を見上げた。
美しいくも残酷さを孕んだ黒白の空。
祈る様に、囁く様に、何かを呟いた。
その時、満天の星空の中に一筋の流れ星が流れ、消えた。
ふと、佐門はあの日見た、夕焼けの空に流れたほうき星を思い出した。
スーと心に安らぎが広がっていく。
省13
[813]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 23:39:54 ID:cGWUV0N6
―――お前がこの世界を愛すなら
"君が皆を愛すなら……"
―――"この世界(彼ら)はきっと、お前(君)にそれを返してくれる(さ)"……
[814]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 23:46:50 ID:cGWUV0N6
■ファルゼン 友好段階:3(変革者?)
先着1名で
★夜会話→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。
ダイヤ→アルディラ
ハート→クノン
スペード→ファリエル
クラブ→ミスミ
JOKER→???
■エンディング分岐は夜会話ではなく、
単純に感情段階にしました。面倒くさい管理はポイー
夜会話で一段階友好段階が上がります
なので単純に感情段階を上げるブーストと考えてください
[815]名無しさんと創る物語:2015/10/29(木) 00:26:20 ID:???
★夜会話→ クラブ9 ★
[816]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/29(木) 21:45:36 ID:OfEUXmxs
★夜会話→ クラブ9 ★
クラブ→ミスミ
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食事の後、すぐに眠った所為か、
俺が起きたのは日が昇る前。まだ辺りがくらい時間だった。
ファルゼンに軽く散歩をしてくる旨を告げると(てか、もう起きてるのかよ)
気の向くまま、足の向くままに島を歩き始めた……
〜風雷の郷〜
佐門「あ、ども」
ミスミ「おや、佐門殿。日も昇る前からこんな場所に…… 省18
[817]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/29(木) 21:54:13 ID:OfEUXmxs
ミスミ「すまぬな。キョウマとまた違ったからかい安さが
どうにもツボにはまってしまっての。勘弁してくれんかの
ほれ、ちこうよれ。折角じゃ、共に朝日を拝もうぞ」」
佐門「…………失礼します」ドサッ
ミスミ「やれやれ、もう子供じゃなかろうに……ほれ、機嫌を直せ、佐門殿」クシッ
ぼさついた髪の毛をとかす様に優しく頭を撫でる、ミスミさん。
その動きはどこか手馴れていて、ずっと昔に忘れ去った母親の温かみを感じさせた。
省14
[818]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/29(木) 22:44:51 ID:OfEUXmxs
すっ……すっ……
佐門「……あの」
すっ……すっ……
佐門「あの! 何時まで頭を撫でてる気なんですかね!?」
ミスミ「いやなら手をどければ良いんじゃぞ」
佐門「それは……そうなんだけど……」
この暖かさが、どうにも懐かしくて離れがたい。
何時か感じた優しさ。自分を抱きしめていてくれていた暖かさ。
それを思い出させるこの暖かさを、手放したくないとすら思ってしまう
ミスミ「ホホッ、まだまだ子供じゃのう♪」
省6
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