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サモンナイトN2
[830]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/30(金) 22:58:36 ID:cviUSEu+
〜海賊船・牢屋〜
佐門「よっ!」
アズリア「佐門、生きていたのか!」
ギャレオ「だから言ったでありましょう、隊長殿……佐門なら大丈夫であると」
佐門「お前の謎の俺に対しての信頼なんなの?」
ギャレオ「信頼されないよりはマシだろう?」
佐門「ちがいねぇ」
牢屋を見回してみるとベッドもあり、毛布もある。
部屋自体には施錠され、見張りもいたが牢の鍵はあきっぱなし
不便させていないとうのは事実の様だった
佐門「という訳でこの通り無事だ。
他の奴らはどうした? 島に潜伏中か?」
アズリア「……いや、途中でかけつけたギャレオ以外は
皆、船倉にいたのだ。運が良くてこの船と同じ様に漂流。悪ければ……船と運命を共にした事だろう」
佐門「……そうか」
顔も知らない。名も知らない。
そういう人たちの為に悲しむことは佐門に出来なかった。
だからせめて、無事であるようにと静かに祈った。
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