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サモンナイトN2
[836]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/31(土) 01:04:26 ID:sIdEtjQA
ギャレオとの会話を打ち切り、歩き出す。その足取りは重く、鈍い。
アズリアは『行く』とは言ったが『来い』とは言わなかった。
いや、なんとなく察したのだろう。それが無駄なことである事に。
佐門に帝国に対する忠誠心はない。
見知った者たちと帝国。天秤にかければ、当然彼の心は人に傾く。
苦楽を共にした仲間であったアズリアはそれを理解している。ギャレオもまた……
アズリア「……さらばだ」
―――さらばだ、佐門」
佐門「…………じゃあな」
ふと、軍学校を思い出す。
訓練、そして、サッカー……
佐門(なんだかんだで楽しかったな、あの頃はよ……)
もう戻れない。戻らない。
時計の針は進んでいく。
■アズリアとギャレオが【敵対】しました
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