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サモンナイトN3
[213]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/12(土) 15:02:48 ID:daRfWX3M
抜剣・佐門「…………くそっ(それなら尚更、勝負を決めちまいたいが……)」チラッ
アティ「……」カタッカタッ……
抜剣・佐門「……行けよ」
オルドレイク「フッ……ではな」ザリッ
ザッ……ザッ……ザッ…
抜剣・佐門「こっちに背中を見せてのろのろと……余裕ですってか!」
佐門は言い知れぬ敗北感に包まれていた。
ふと、『今なら斬れる』という思いが込みあがった。
しかしそんな佐門にオルドレイクの背中が語る
『お前は逃げる敵の背中をきりつける卑怯者ではあるまい?』
抜剣・佐門「…クソッ!」
オルドレイクは佐門を理解していた。
佐門もまた、心のどこかでオルドレイクを理解していた。
あの日結ばれた奇妙な縁。それが自分の中で複雑に絡まっていくのを佐門は感じた。
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