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サモンナイトN3
[268]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/31(木) 22:17:38 ID:13W/Q6sk
アリーゼ「なるほど……あれ、でも此処にあるサモナイト石は5種類ですよ」
佐門「あぁ、その無色のサモナイト石は他のサモナイト石が変化する前の状態って言われてる」
アリーゼ「へぇ……つまりこのどれとも同じであって同じじゃないんですね!」
佐門「お、鋭いな(この子、俺より普通に頭良いっぽいんだけど)」
十歳以上年下の女の子にすでに知能レベルを抜かれかけている
これほどクッソなさけない事はない。静かに佐門は心の中で涙を流した。
佐門「あー……あと、俺の居た『名もなきの世界』って呼ばれてる場所に
通じてるとも言われてるが……まぁ、まだ謎が多い。だからサモナイト石といえば
黒、赤、紫、緑の4種類だ。因みにアリーゼちゃんは紫のサモナイト石が反応したから霊属性だな」
アリーゼ「佐門先生! 佐門先生は何属性ですか!」
佐門「あー……俺は」バッ
黒(かなり光る) 赤(超光る) 紫(光る) 緑(はかなく光る)
佐門「……一応、4属性使いになるな」
アリーゼ「す……凄いです! 御伽噺の主人公みたいです!」
佐門「ハハッ、アリガトネー。ウレシイナー
(そんな物になったらそれこそ一生オルドレイクに付きまとわれる……!)」
心の底からわきあがる『もう手遅れ】という思考。
佐門がそれと向き合うにはガッツが少々足りない様子であった。
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