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サモンナイトN3
[280]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/02(土) 18:58:26 ID:mzUBQGu+
佐門「はっ……えっ?」
頬に残るじんわりとした痛み。
きょとんとした目で何かぶつけたのかと辺りを見渡し、しばらくして
目の前にある乗り出してきた誰かの体と振り切られた手に気づいた。
佐門「おまっ……」
ファミィ「それで!!!」
―――貴方が死んじゃったら元も子もないじゃない!!!
佐門「…………かもしれねぇな」
ファミィ「かもしれないかじゃないわ!」
どうして
どうして
ファミィ「貴方は私たちの事を考えてくれないの! 貴方が……佐門ちゃんが死んだら!
私が何時もの様に笑顔を浮かべていられると思うの!? アティが、アズリアが、どう思うかもわからないの!」
佐門「……それは」
ファミィ「分かってクセに! 人の気持ちに無関心なんてフリして、
一番注意を向けている貴方は……嫌い、嫌いよ! 貴方なんか嫌いよ……でも、でも……好きなの! だから!」
―――いなくならないでよ……お願い、お願いよ……
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