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【手強い】副キャプテン半田4【ライバル達】
[811]副キャプテン半田:2016/12/13(火) 23:51:52 ID:XnG/ecH2
A 「その約束って何なんだ?」
鬼道「そうだな、話せば長くなるが……」
曰く、鬼道は幼い頃に両親を交通事故で亡くしていて、それ以来鬼道財閥の養子として英才教育を受けてきたらしい。
その際に過去の関係を絶つようにと実の妹との連絡を禁じられ、今は生き別れた状態となってしまっていて鬼道としては
気がかりで仕方ないようで、養父と鬼道が3年間フットボールフロンティアで優勝することが出来れば、
その妹も引き取ると約束したという話だった。
半田(な、なんか想像以上に重いぞ……!軽い気持ちで聞くんじゃなかった……)
自分達が鬼道の邪魔をしてしまったという罪の意識から気分が沈みかけてしまう半田であったが、その様子を察した鬼道は言葉を付け足す。
鬼道「なに、気にすることはない。今回はお前たちの方が強かった、それだけのことだ」
半田「でも妹さんのことは……」
鬼道「フッ……そのことなら心配要らない。なぜなら俺たちは全国大会出場が既に決まっているからな」
半田「は?」
詳しく聞いてみると、どうやら昨年度優勝校は無条件で本選に出場できるという大会規約が存在するらしい。
じゃあもしこの試合で帝国が勝っていた場合、出場校一校減ることになってたんじゃ?という疑問は
超次元サッカーの前では意味を持たないようだ。
鬼道「次に当たることがあればその時は今日の借りを返させてもらう。楽しみにしていることだな」クルッ
半田「おう、次も負けないからな」
こうして強敵、鬼道との交流は終わった。
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