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【主人公力】副キャプテン半田5【マシマシ】


[414]副キャプテン半田:2017/04/19(水) 22:09:29 ID:fT2L3FuI
アーサー「どうだろう……私の場合はイスラス達とは来た理由が違うみたいだからな」

半田「言われてみればそうか」

アーサー「もしかしたら元の世界に戻ったらまた普通のボールに戻ってしまうかもしれない、
そもそも自分に選択肢があるのかすら分からない……まあ考えてもどうしようもないことだが」

半田「そっか」

しばらくなんとなく会話が途切れてしまいに、二人揃って静かに歩く。
気がつくと家のすぐ側まで戻ってきていた。そこでアーサーが言葉を紡ぎ始める。

アーサー「……今の生活は楽しい。日に日に成長していく君たちを見守っているのはサッカーボール冥利に尽きるからな」

半田「なんだよ、サッカーボール冥利って」

アーサー「とにかく成るがままに任せてみるさ、私は人に蹴られて初めて動けるボールだからね」

半田「今も自分で動いてるくせに何を言ってるのやら」

既に沈みかけてる冬の夕日を背に受けながら、二人はとりとめの無い話を続ける。
この日常がいつまで続くかは分からない、だから今を少しでも取り零さないようにゆっくりゆっくりと足を進める。

※半田に特殊フラグが立ちました


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0ch BBS 2007-01-24