ご利用ガイド 最新20

1- レス

【主人公力】副キャプテン半田5【マシマシ】


[454]副キャプテン半田:2017/04/23(日) 23:26:27 ID:/nOXfi16
そしていつの間にか松山の眼前には静謐な闇が広がっていた。
ふと振り向くと闇の中で二筋の紅いリボンが舞っている。
目を凝らすとそこには緑髪の神様がくるくる回りながら離れていく姿があった。
待ってくれ、と叫ぶと神様は一瞬だけ立ち止まり慈しみに溢れた表情で静かに微笑む。
ひどく懐かしい感覚が胸を襲うと、視界がまた徐々に明るくなっていく。
光が彼女の姿を消し去ってしまう。



半田「おい!大丈夫か!?」

ハッと目を覚ますと半田と赤井が心配そうに松山を見詰めていた。
どうやらしばらく放心してしまっていたようだ。

松山「ん、ああ大丈夫……それより緑髪の女性だっけ?あんまり見たこと無いけど綺麗でいいんじゃないか?
俺は好きだぞ、山みたいに青々とした緑」

半田「お、おう。変なこと聞いて悪かったな(こいつ……本当に大丈夫なのか?)」

半田は訝しげな目で松山を見るが、ベンチの方から円堂の集合の号令がかかったことで試合前の会話はそこで打ち切りとなった。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24