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サモンナイトNU
[136]サモさん ◆kC7LnE4qpc :2020/08/16(日) 09:16:00 ID:???
佐門「決め台詞がない怪盗なんてただの泥棒だ!」
ハヤト「いや、相手が悪党だろうと泥棒……」
佐門「うぅ……このままじゃ相手の金庫を空にするだけだよぉ……
9割半ぐらいは騙された奴らに返すとして、俺達に手元に残る金は……何のために残るんだ!」
ハヤト「俺らの生活の為、じゃないですかね」
佐門「俺らの金にするためにも決め台詞が必要なんだ!!」
ハヤト「えぇ……(変な所で変な所に拘るのはやっぱ先輩だなぁ)」
―――話は聞かせて貰いましたわ”!
佐門「何奴!!」
月夜をバックに噴水……の上には上手く乗れなかったので
円形のふちにすくっと起つのはオレンジがかった長い茶髪。そして、目元だけを隠すメガネは正義の印。
彼女の名は……
アリー(アリーゼ)「文豪怪盗アリー! お呼びにこたえてただいま参上!」
ハヤト「……先輩の知り合いですか? 呼んだんですか?」
佐門「いや、呼んではいない。だがきっと、魂が引き合ったんだ……ふっ」
アリー「ふっ……えぇ、そうですね」
ハヤトはなぜか取り残された様な寂しさを覚えたがよくよく考えると取り残された方が良い事に気づいた
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