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サモンナイトNU
[164]サモさん ◆kC7LnE4qpc :2020/09/23(水) 00:11:51 ID:???
佐門「そうか……なら、戦うだけだ」
ファミィ「そう……記憶を失くし、戦う理由もないのに戦うのね」
佐門「んーにゃ、戦う理由はある。近くに世話になった奴がいて、知り合いがいる。充分だろ、おつりがくる」
こんなの当たり前だろ、そんな顔をする佐門に一瞬、あっけに取られた様な表情を浮かべるも
すぐにいつもの落ち着いた様子を取り戻し、遠慮がちに笑顔を浮かべながら口を開いた。
ファミィ「そうね、そうだった。貴方にはそれで十分だった……」
―――世界がどうこうじゃない。自分の護りたい者の為に戦う、それが貴方だったわね
決して和やとはいえない歓談だったが、それは違和感のない。
そう表現するべき、「自然な雑談だった」 と佐門は感じた。
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