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とある佐天の学園都市
[844]佐天の人:2013/07/12(金) 10:09:09 ID:tXfUW666 普段は好きではない身体検査。 しかし能力者となった今。どれだけの評価がくだされるのかワクワクしていた。 初春と雑談しているうちに学校につき、クラスへと向かう。 アケミ「おはよー、涙子、初春。お久しぶりだよね。元気してた?」 むーちゃん「おはよう。2人とも、今日身体検査だよねぇ。どうせ変わってないだろうけどさぁ」 マコちん「急に力に目覚めたりしないかなぁ。まあ無理だよねぇ。 嫌なことはとりあえずおいといて、2人とも久しぶりだよ。」 出迎えたのは先に来ていた3人の少女。佐天の友達のアケミ、むーちゃん マコちんである。 初春「おはようございます。でも佐天さんは能力に目覚めたみたいですよ? この前見せてもらったんですけど、ちゃんと発現してました。」 佐天「う・い・は・るぅぅ。せっかく身体検査で出た結果で驚かせようと思ったのに。」 初春が先に言ってしまった。これではサプライズにならない。
[845]佐天の人:2013/07/12(金) 10:17:03 ID:tXfUW666 アケミ「は?」 むーちゃん「えっ?」 マコちん「へっ?」 3人は固まったまま動かない。無能力者仲間だと思った佐天がいつの間にか 能力者になっていたのだ。驚くのも無理はない。 佐天「おーい、3人とも。早く帰ってこーい。」 ペチペチと頬を叩いたりしてみる。すると、どうやら正気に戻ったようだ。 アケミ「涙子、本当に能力者になったの?」 佐天「うん。私の能力は風だね。ある人に教わって窒素も扱えるようになったけど。 試しに物投げてみて。」 アケミがシャーペンを力強く佐天に向けて投げる。当たれば若干痛い。 だが、目の前に張られた窒素を使って展開した膜のようなバリアが、佐天を守る。 初春「そんなこともできるようになっていたんですね。」
[846]佐天の人:2013/07/12(金) 10:30:17 ID:tXfUW666 佐天「うん。でもまだまだかなぁ。」 結標やアイテムの面々の能力者と比べると力の違いを見せ付けられる。 学園都市の闇に踏み込むには最低限でもあれだけの力が必要だ。 むーちゃん「これで涙子も、能力者の仲間入りかぁ。でも涙子が能力者になれたってことは・・・・・・ チャンスがないってわけでもないんだよね?」 マコちん「そうだよ。涙子がなれるんだから、可能性は見えてきたよね」 アケミ「で、涙子。能力には何が必要になってくるの? 問題はそこだよねぇ。それが分かったから、能力に目覚めたんでしょ?」 佐天(美友ちゃんたちのことは話せないし・・・・・・演算のことだけ話そうか) 御坂美琴のクローンなど裏の世界を教えるわけにもいかない。 まだこの3人を守りきる力がないのだ。 話せるのは演算が能力発現に大事ということだけだろう。 佐天「能力に必要なのは演算だよ。私もまだまだなんだけど、自分だけの現実を発現させるためにも それを処理する演算能力が必要になるの。だから勉強するのが大事になってくると思うんだ。」
[847]佐天の人:2013/07/12(金) 10:37:30 ID:tXfUW666 初春「佐天さんはこの頃凄い勉強しているんですよ。 この前勉強見てあげたんですけど、集中が違いました。 特に自分の能力の分野のところは、一番真剣に覚えようとしていましたね」 能力を発現させるには緻密な計算が必要だ。 強い能力ほど難しい演算が必要となる。そして結標のように少しでも演算が狂えば 事故につながりかねないのだ。 むーちゃん「光が見えたね。」 アケミ「涙子や初春に追いつくためにも頑張ろう」 マコちん「勉強嫌いだったけど、これからは好きになれるかもしれないね」 3人の目から炎が見える。どうやらやる気が出たみたいだった。 そして、ついに身体検査の時間がやってきた。 佐天「じゃあ行ってくるね。」 先生に呼ばれて、身体検査を受けに行く。 今までとは違う、自分の能力を評価してもらう場に
[848]佐天の人:2013/07/12(金) 10:46:21 ID:tXfUW666 先生「それじゃあそこに座ってくださいね」 担当の先生が機械を操作する。どれだけの能力があるか 診断する機械だ。 映し出された結果は、レベル2(異能力者)の判定であった。 佐天「おおっっ」 先生「レベル2ですね。具体的にどれだけの能力を持っているか 測定しましょうか」 このあと広い場所に移り、能力に関する測定を行い、先生がそれを書き留めていく。 まだレベル2なので専用の測定場は必要ないらしい。 いつもはすぐに終わった身体検査であったが、能力者になった分項目が増え 時間がかかったが、全て終わり、教室へと戻ってきた。 ※学校認定のレベルが上がったため、月に増える自由に使えるお金が3万→20万(になりました。 月の初めに加算されます。
[849]佐天の人:2013/07/12(金) 10:53:06 ID:tXfUW666 初春「どうでした?」 先に終えて戻ってきていた初春たちが佐天を出迎える。 佐天「こんな感じだよ。私も驚いたよ。」 身体検査の結果を見せる。レベル2認定を貰えたという証左だ。 初春「えっ? レベル2・・・・・・佐天さんに抜かれた?」 マコちん「凄いじゃん涙子。」 むーちゃん「これは希望が見えてきたね。がんばろ」 アケミ「そうとなったら今から勉強タイムだ。」 3人は勉強をするために喫茶店に向かうようだった。 飲み物を飲みながら、演算能力を高めるために知識を詰め込もうというわけだ
[850]佐天の人:2013/07/12(金) 10:57:45 ID:tXfUW666 佐天(初春が落ち込んでる。私に抜かれたのがショックだったのかな) 能力を持って長いのに、能力に目覚めたばかりの佐天に抜かれるのは ショックみたいだ。 佐天(どうやって励まそうか) どうしますか? A一緒に能力の練習しようよ。と誘う Bスカートをめくってみる C初春を連れて、結標に相談にいってみる D好きなことをお書きください 先に2票入った選択肢で進行します
[851]名無しさんと創る物語:2013/07/12(金) 11:25:52 ID:XlbMs+Vc A
[852]名無しさんと創る物語:2013/07/12(金) 14:39:57 ID:KleeAg+Y A
[853]佐天の人:2013/07/12(金) 15:28:00 ID:tXfUW666 A一緒に能力の練習しようよ。と誘う 佐天「初春の場合、能力の練習をもっとしたほうが良いんじゃないかな。 あまり能力使ってるところみたことなかったし。 ちょうどいい機会だし、一緒に能力の練習しようよ」 初春「佐天さん・・・・・・そうですね。あまり能力を使うこともなかったですし 練習量が足りてなかったのかも」 佐天の言葉に頷き、2人で能力の練習をすることにした。 といっても初春の能力は、定温保存(サーマルハンド)で持っている物の温度を定温で維持するというものだ。 能力の本質は触れているものの温度を操ることだろう。 佐天「それならさ、掴んだ物を冷やしたり、燃やしたりできるようになれば 使える能力になるんじゃない?」 初春「分かりました。試してみます。」
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0ch BBS 2007-01-24