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モブ達がサッカーでがんばるスレ
[1]失踪予備軍：2015/05/13(水) 11:12:37 ID:??? このスレは失踪経験持ちの作者が完走目指してがんばるスレです。 ぼくのかんがえたこのすれのるーる ・ＧＫ１人、フィールダー３人の４対４ ・ハーフ１５分、合計３０分、延長無し ・反則やオフサイド、ポスト無し ・選手交代は自由 ・試合はダイス二つだけで判定 ・ダイス目が１１、１２で覚醒、その能力に+1 ・技？そんなものウチにはないよ・・・ こんな感じで進めていきます。
[2]失踪予備軍：2015/05/13(水) 11:34:42 ID:??? ・・・・・・・。 どこだ、ここは？ 目を覚ますとそこは、灰色のコンクリートの壁に囲まれた部屋だった。 そう、たとえるならノベルゲームで出てくるような監禁部屋のようなところである。 窓無し。家具なし。暇をつぶせそうなものもなし。ほんと殺風景。ドアだけ無駄に近未来的デザインである。 いや、スピーカーが天井に付いていた。 『ハロー、ハロー？目は覚めたかい？気分はどうかな？』 ふむ、まずはなんて返してやろうか。 Ａ 「犯人！貴様見ているな！」 Ｂ 「もう少しこの部屋何とかならんのか？」 Ｃ 「どうしてこんなことをした！言え！」 Ｄ スルーを決め込んで部屋を探索する ↓１ 記号でどうぞ
[3]名無しさんと創る物語：2015/05/13(水) 12:42:43 ID:??? Ｃ
[4]名無しさんと創る物語：2015/05/13(水) 13:50:57 ID:??? ニア Ｃ 「どうしてこんなことをした！言え！」 『え？どうしてかって？』 『まあ一言で言うと「試してみたくなった」これに尽きるかな』 『ほら、君にも覚えがないかな？積み木、レゴブロック、あるいは物理エンジンを積んだゲームとか』 『私はそんな思いを実行に移しただけさ』 「お前はなにをいっているんだ」 『ああ、いつまでもその殺風景な部屋に閉じ込めておくのも悪いね』 ﾊﾞｼｭﾝｯ 『ドアを開けたから早くその部屋からでて進んでくれたまえ』 「勝手に誘拐してきたくせになんつー言い草だ！」 「・・・従うけどさあ」
[5]名無しさんと創る物語：2015/05/13(水) 14:08:41 ID:??? 部屋の外は長い廊下だった。そして自分が出てきたドア以外に６つのドアが見える。 『そのまま廊下をまっすぐ進むと突き当たりに部屋がある』 『そこで他の６人と一緒に説明を受けてもらうよ』 ｶﾝ･･･ｶﾝ･･･ｶﾝ･･･ｶﾝ･･･ 「あんたゲームのやりすぎじゃないか？どっかで見たことあるぞこういうの」 『そう感じる君もお互い様じゃないかな』 ﾋﾟﾀ･･･ 「着いたぞ」 『そのドアは手動だ、自分であけてくれたまえ』 「コイツ・・・！」
[6]失踪予備軍：2015/05/13(水) 14:36:06 ID:??? ｶﾞﾗｯ 「ちーっす」 さっきまでの無機質な感じとは違い、ここはミーティング室になっていた。 「５」 「６」 「７！」 「ダウト」 「うああああああああ！」 「こいつずっと負け続けてんな」 「・・・ずいぶん余裕だなこいつら」 ----------------------------------- 『さて、人数もそろったところで説明をしよう』 『ここは私が支配する異空間だ』 「お前は何を言ってるんだ」 「ここ数時間の言動から変に力を持った頭の痛い人だとは思ってたけど・・・」 「こいつは将来が心配だな、いや将来が絶望的だからこんな行為に・・・」 「自分たいしたとりえもないと思ってたけどこいつよりはましだと思うの」
[7]失踪予備軍：2015/05/13(水) 14:37:33 ID:??? 『お前ら全然信じてないな！今から証明してやる！』 『ここに窓とたいまつを用意した！たいまつを窓から投げ捨ててみろ！』 「お前、友達いないだろ」 「なんか突然わいたぞこのたいまつ」 「窓の外真っ暗だぞ」 「ちょっとー、作りこみ足りてないんだけど」 「投げるぞー、・・・たしかに地面がなさそうだな」 「この空間ガバガバすぎて逆に一人でがんばりましたって感じすらしてくるな」 『お前ら信じてないな？』 「あー、信じてる信じてる。どうぞ話を続けて」
[8]失踪予備軍：2015/05/13(水) 14:46:33 ID:??? 『そうか。・・・お前達７人にはここでサッカーをしてもらう』 「サッカーって７人じゃできないだろ」 『ミニサッカーを！！！・・・してもらう』 ざわ・・・ざわ・・・・ 「拉致監禁しておいてやることがスポーツ・・・？」 「こいつは友達が居ないな、間違いない」 「かわいそうに、ボッチをこじらせて・・・」 「力を手に入れて自慢したいのはわかったからもう少し人に迷惑をかけない方法をだな・・・」 「ボッチだからこんな手段に及んだんじゃない？」 「俺、これからの人生もう少しがんばってみるよ」 「おう、がんばれよ。こいつみたいになったら手遅れだろうからな」 『人の話を聞けよ！嫌な奴らだなお前ら！』 「ついにブーメラン投げ始めたぞこいつ」
[9]失踪予備軍：2015/05/13(水) 15:03:59 ID:??? このままでは話が進まないのでここから先は割愛する。 要点をまとめると ・コイツ（犯罪者）はこの異空間のテストを行いたい ・お前らテストに付き合え（強制拉致監禁） ということだ。 『・・・試合は全部で７試合！お前らが全勝したらここから出してやるよ！』 「つってもなあ・・・」 「この中に経験者って居ないんでしょ？」 「わざわざ運動できなさそうなやつらを選んでいる可能性が」 「まじかよやっぱコイツ最低だな」 『話進めるぞコノヤロウ！』 『・・・はー、とりあえずそこの扉をくぐってフィールドに出ろ』
[10]失踪予備軍：2015/05/13(水) 15:13:52 ID:??? 『全員でたな？』 「またコンクリ部屋か・・・」 「もっと学校の体育館みたいにするとか無かったのか？」 「もしかして：不登校、学校嫌い」 「なんか同情すらしてきたぞ・・・」 『・・・今からお前らがどれだけサッカーできるかテストしてやるよ・・・！』 「なん・・・だと・・・？」 「正直強制負けイベントやらされると思ってたわ」 「ちゃんとＧＭする気あったんだな・・・ちょっと見直したわ」 『お前ら覚えてろよ！必ず負かしてやるからな！』
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0ch BBS 2007-01-24