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サモンナイトN2
[133]名無しさんと創る物語:2015/09/28(月) 02:11:52 ID:??? ★夜会話3→ クラブQ ★
[134]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/09/28(月) 18:10:14 ID:f5pmZf96 ★夜会話3→ クラブQ ★ クラブ→レヴィ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〜佐門の部屋〜 レヴィ「ふーんふーん」ゴロゴロ 佐門「おい、そろそろ戻ったほうがいいんじゃねぇか? 此処が使用者があんまり居ない教員寮とはいえ、1人か2人は教官が住んでるんだぞ?」 レヴィ「でも、ずーーと。ずーーーと奥の部屋でしょ? 大丈夫! いざとなったら窓からぱぱーーと飛んでいっちゃうもん!」 佐門「余計あぶねぇわ……お前、一応人間って事になってるんだからな?」 レヴィはわりと遊びに来る。遊びにというか、一方的に構ってくる。 本人曰く「戦いの中でこそ人の本質は見えるんだよ!」との事 サプレスの住人は魂の輝きが見えるらしいが、俺にはさっぱりわからん…… レヴィ「佐門ー! これ何! この部屋のはじっこにある奴!!」 佐門「……あぁ、それは俺の世界の学生が使う鞄と制服だ。 制服の方はブレザーっていうんだ……懐かしいな」 この世界に来た時、こちらもちょうど夏だった。 そしてあの日、路地裏で召喚術という魔法に………… いや、違う。いつも違う不思議なこの世界に胸を他か鳴らさせたんだ俺は……でも、ふと レヴィ「…………帰りたい?」 佐門「……半々くらいだな。帰りたいと帰りたくないが一緒に居るんだ。妙な話だよなあ」
[135]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/09/28(月) 18:30:25 ID:f5pmZf96 佐門「好きだなって思った瞬間に、 この世界の怖い部分を見せられちまってびびってるのかもな……なさけねぇ」 レヴィ「……良いんじゃないかな。僕たちサプレスの住民はなんの理由もなく、 ただ、本能のままに戦ってるだけだしね……力の意味を考えることができる それだけで人間という生き物が凄く尊い様に感じるんだ、僕……」 佐門「お前、言ってることは天使みたいだな」 レヴィ「じょ、冗談はやめてよ! 馬鹿! 馬鹿馬鹿!」ポコポコ 佐門「それ、怒るところなのか……」 価値観の違いって奴か。じゃあ、天使も悪魔と比べられるのを嫌がるのか? レヴィ「……サプレスは精神だけの世界でね。世界の境目もないから 普段の僕たちはふわ〜ってしてるんだよ。でも、天使がいたら戦う」 佐門「本能のままにか?」 レヴィ「うん、理由も何もないんだ。ただ、魂が相手の存在を許せないって…… あ、でもね! 召喚された時に僕らは魂殻(シエル)っていう この肉体を作るんだけどその時に僕らは『ふわ〜』から『シャキッ!』ってなるんだよ!」 佐門「ん? あーー………レヴィは『悪魔』じゃなくて、レヴィになるって事か?」 レヴィ「うん、そうそう! それだ」 ちゅ、抽象的すぎる……こいつらは感性で喋りすぎだろ。いや、魂でか。
[136]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/09/28(月) 18:57:17 ID:f5pmZf96 レヴィ「だから佐門は佐門で良いんだよ!」 佐門「うーん……そう言われてもな。 目下というか俺は大分前からそれに悩んでいるわけでな……」 レヴィ「今分からなくても、何時か分かるよ。きっと……佐門なら、きっとさ」 佐門「だと……良いな」 ―――1日1歩。いや、半歩でも良い。歩き出さなきゃ始まらねぇよな
[137]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/09/28(月) 19:06:50 ID:f5pmZf96 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4話:「小さい王様拾いました〜Hello! Little-King〜」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 軍学校は週5日で休日が2日ある。 普通の軍学校ではこうはいかないんだが…… 帝都ウルゴーラの軍学校は良い所のお坊ちゃんたちのたまり場。 我慢という2文字の存在を知らない彼ら(彼女たち)には、適度にガス抜きが必要なのだ。 そして佐門もこの休日を満喫していた。 今日は妙に朝早く起きたので、これ幸いと散歩に出かけ、 店の前の掃除をしていた道具屋のおばちゃんと雑談中であった。 〜道具屋『小鳥屋』〜 おばちゃん「帝国の物価はね、凄く高いのよ。 最も発展が著しい国だからこそっていうのもあるんだけどね」 佐門「ほー……聖王都とかは違うのか?」 おばちゃん「うーん……一番安い食事処で一食20バームくらいかしらね?」 佐門「やっす!! こっちだと筆記用具ぐらいしか買えねぇのに!」 おばちゃん「そうよねぇ……おばちゃんも引退したらあっちに引っ越そうかと考えてるのよ」
[138]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/09/28(月) 19:12:39 ID:f5pmZf96 佐門「良いなぁ、俺も何時かは出かけてみた……ん?」 ???「(キョロキョロ)……うむ!(ササッ)」 佐門「……なぁ、おばちゃん。今、路地に誰か入っていかなかったか?」 おばちゃん「入っていったわね。あれは……」 先着1名で ★おばちゃんの眼力→!card★ と書き込んで下さい。スートによって分岐します。 ダイヤ→性別と細部の特徴を一瞬の内に見切る それ以外→性別しか分からなかった(dice)【奇数:女性】【偶数:男性】 JOKER→あ、あれは!
[139]名無しさんと創る物語:2015/09/28(月) 19:18:30 ID:??? ★おばちゃんの眼力→ クラブK ★
[140]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/09/28(月) 19:47:33 ID:f5pmZf96 !が抜けちゃったので此処だけ ( 3 )【奇数:女性】【偶数:男性】
[141]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/09/28(月) 20:03:02 ID:f5pmZf96 ★おばちゃんの眼力→ クラブK ★ それ以外→性別しか分からなかった(女性) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― おばちゃん「ローブを深く被ってたけど女の子だねぇ……しかし、あんな小さい子が」 佐門「うーむ、迷子か。それとも家出か…… 保護して、駐在軍人さんの所に連れていった方が良いのか……?」 おばちゃん「そうさねぇ……いや、やめておいた方が良いね 今は少ないけど、昔はあの位の子が旧王国の工作員だったってのはザラだったんだ」 佐門「うわっ、恐ろしいな」 おばちゃん「あと、この時間(早朝)だから……客の元から戻ってきたって可能性もあるね。 そういう子と関わるの不味いよ! 溜まってるにしても、もう少し年上の奴にしな!」 佐門「そういう趣味はねぇよ! ……でも、王様のお膝元でそういう仕事が行われてるのか……」 おばちゃん「まっ、偶にはスッキリさせないと危ないからね。そういうのは黙認されてるのさ!」 佐門「あぁ、確かに…………出せないと酷い事になるもんな」 悟った様な顔をする佐門。 先日、布団の中で暴発させたばかりであった。
[142]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/09/28(月) 20:28:56 ID:f5pmZf96 凄いいまさらですが、聖王都× 聖王国◎ です。完全に間違ってました ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 佐門「あ、ところさ。旧王国の事ってどんな所なんだ? やっぱ古いの?」 おばちゃん「なんだい、そんな事も知らないのかい? 歴史の古さは聖王都が一番さ 旧王国はね。エルゴの王の登場で急速にその地位を高めた 召喚師たち主体の国【聖王国】の体勢に反逆した軍人達が作った国さ」 佐門「真聖皇帝……様もエルゴの血筋だったよな。聖王国の王様も?」 おばちゃん「あっちは直系だね。でも、特権階級の腐敗が激しいらしくてね…… 一般市民は王国の暴政に苦しめられてるって話さ。地方はそうでもないらしいけどね」 佐門「うーん、そうなると……帝国が一番発展してるのか」 おばちゃん「そうなるね。でも、聖王国は農村とかも結構あるし、土壌は良いみたいだね その所為で寒くて作物がろくに育たない旧王国はあそこを狙ってるらしいよ。 でも、あそこが抱える無色の派閥は最近は帝国の方で動いてるね……妙な話さ」 佐門「……なるほどな。大変なんだな、此処も……」 ―――エルゴの王の孤独を知らず、悲しみも苦しみも その存在自体すら利用した聖王国と帝国。その場所に貴殿が居ることがだ 佐門「……あそこも」 知ればしるほどわからなくなる。何が正しくて、分からないのか…… でも、考えるのをやめて流れに任せれば、本当に自分を無くしてしまいそうで――― 佐門(……儘ならねぇな、人生って奴は) 自分の足で歩いていくしかない。例えそこが暗い闇の中でも
[143]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/09/28(月) 20:31:36 ID:f5pmZf96 〜学長室〜 モブ学長「生還おめでとう。これ、お見舞いね」 佐門「センキュー(メタルスラッグ感)」 先着1名で ★お見舞い金→!card★ と書き込んで下さい。スートによって分岐します。 ダイヤ→15000バーム ハート→10000バーム スペード→8000バーム クラブ→5000バーム JOKER→ダイヤ+アクセ
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0ch BBS 2007-01-24