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サモンナイトN2
[613]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/16(金) 22:26:01 ID:h4+/T1G2 実況「……なんと! なんとぉおおお!! まさか、まさかのウルゴーーーラ!! 完璧なセービングを繰り出したクリリ選手ごと押し込み、決着!! 誰が予想したか? 誰も予想していなかった! 大穴、駄馬のウルゴーラ! 今日という奇跡の日に立ち会えた事を私はーーーー! 私はーーーー!」 佐門「……はぁ」ドサリ ―――勝ったのか 佐門「…………」 ―――なりたいんだ ―――なれないよ、だってお前は…… ―――じゃあ、だれ? ぼく、わたし、おれ…… ―――誰でもない…… ―――そうか、誰にも、何にもなれないんだ…… 佐門「…………そうだな」 ―――俺は、俺にしかなれない。なる必要は……ない 佐門「はぁ……どうせ向こうには戻れねぇんだし、勝手にポジティブに理解しとくわ」 まっ、もし戻れたなら一発ぐらいは殴るだろうけど、それで良い……
[614]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/16(金) 22:43:33 ID:h4+/T1G2 嘘でしょ、まさかこの男は本当に主人公だったのですか……?(本音) ■どちらかというとシュートを止めたアティの功績の方が高いので感情値上昇はありません ■感情値がナンバー2まで絡んで来ますが、ナンバー2がいっぱいいるのでワラワラ来ます ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ファミィ「……おつかれ様」 佐門「……おう」 そういって差し出してきた手を握り、立ち上がる。 華奢な体格の割りに、そこそこ鍛えてはいるらしい。 ……この時、自己主張してきた胸に一瞬ピントがあったが、すぐに目を離したからセーフ。ロリコンじゃない。 佐門「どちらかというとその言葉はアティにかけるべきだろ……ほれ、言いに言ってやれ」 アティ「佐門さん! やりましたね!」ダキッ 佐門「アベッ!!」ドゴォ! ファミィ「うふふ……どうせこっちに来るだろうと思ったの。アティちゃんもお疲れ様♪」 アティ「はい! ファミィちゃんも……アズリアも……皆、皆お疲れ様です!」 アズリア「うむ……」ジワッ ファミィ「……あら♪ あらあら、泣いてるのアズリアちゃん♪」 アズリア「な、泣いてなどいない! これは汗だ!」ゴシゴシ 佐門「よく聞く良い訳……ゴフッ!!」ドゴォ
[615]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/16(金) 23:19:29 ID:h4+/T1G2 佐門「」(白目) レヴィ「さもーん!! ……うわぁ! 佐門がしんでる!! いきてーー!」ユッサユッサ ヒアリー「ひええーー! えっと、こういう場合は確か…… ジン口呼吸とかいう奴デスね! ジン口……ジンさんの口! ジンさん、ジンさんはいないデスかーーーーーーーー!!!」 佐門「ゆ、ゆらすのやめ……やめ……オエッ」 まぁ……この世界に来てから色々あったけど なんだかんだで最後は丸く収まった。そういう事なんだと思う。 皆でがんばって勝ち取った結果だからこそ、皆で喜んだ。 寮に戻ってからのドンちゃん騒ぎにはずっとベンチにいたカイゼルもいたし 朝まで騒いだ後の掃除にはさり気なく学長も混ざっていた。 ……楽しかった。あぁ、そうだ、楽しかった。だからこそ…… オルドレイク「…………」 ソルティ「…………」 熱狂に沸く観客席の端…… 場違いな雰囲気を放ちながら並んでいたあの二人の姿に気づいてしまったんだと思う でも、俺は疲れていた。疲れて、疲れて…… 僅かに残った思考は勝利の余韻にひたりきっていて…… ―――俺がこの時の事を思い出したのは、随分後の事だった
[616]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/16(金) 23:22:11 ID:h4+/T1G2 先着1名様で ★夜会話5→!card★ と書き込んで下さい。スートによって分岐します。 ダイヤ→ファミィ ハート→レヴィ スペード→ヒアリー クラブ→アズリア JOKER→???
[617]名無しさんと創る物語:2015/10/16(金) 23:27:18 ID:??? ★夜会話5→ ハート7 ★
[618]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/16(金) 23:37:21 ID:h4+/T1G2 ★夜会話5→ ハート7 ★ ハート→レヴィ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〜軍学校の庭〜 レヴィ「あーーーー! 勝った、勝った! 大勝利!」 佐門「お前、一点も入れてないけど良いの?」 レヴィ「良いの! 確かに悔しさはあるけどね。 でも、皆で勝った! それが重要! ただし、カイゼルを……」 佐門「ヤメロォ!! さっきそれでカイゼルが死にそうな顔になってだろ!!」 レヴィ「えへへ……ごめん」 窓から飛びかけた時は本気で焦ったんだぞ…… あの腹黒は本当にとんでもない事を……こいつも大分腹黒因子が注入されてるな。流石義妹。 佐門「……そういや、お前はこの後どうするんだ?」 レヴィ「えーと、お姉ちゃんにつれられて……あ、ファミさんの事なんだけど。 イムラン、キムラン君と一緒に家に行くことになりそうかな? そうだ、佐門もいこうよ! お姉ちゃんは喜ぶよ!!!」 佐門「死んでも嫌です(即答)」 アイツの下僕という名の小間使いに永久クラスチェンジしそうだしなぁ…… レヴィ「お姉ちゃんーーー! 佐門も来るってーーーー!!」 佐門「てめぇーーーーー!!!」
[619]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/17(土) 00:01:12 ID:xq+lQ49Q うふふ……分かったわ♪> 佐門「ギャアアアアアアアアアアアア!!! 悪夢ぅ!」 レヴィ「……ふふっ楽しいな」 佐門「どこがぁ!!」 レヴィ「ううん……楽しいよ、こんな毎日が続けばって思う」 レヴィは祈る様に静かに空に向けて囁いた。 その姿はどこか美しく、大人びていて…… 佐門「……そうだな」 ―――今にも儚く消えてしまいそうだった。
[620]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/17(土) 00:12:20 ID:xq+lQ49Q ■優勝報酬もろもろは今度まとめて 先着1名で ★一休み?→!card★ と書き込んで下さい。スートによって分岐します。 ダイヤ→佐門のわりと平凡な1日 ハート→女集まればかしましい スペード→天を目差した男たち(カイゼル、テンシンハン) クラブ→そしてあれから時は流れ……(イベントスキップ) JOKER→???
[621]名無しさんと創る物語:2015/10/17(土) 00:18:59 ID:??? ★一休み?→ スペード2 ★ クラブは勘弁
[622]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/17(土) 00:33:56 ID:xq+lQ49Q ★一休み?→ スペード2 ★ スペード→天を目差した男たち(カイゼル、テンシンハン) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 弟に偉そうに言っておきながら、 故郷の選手との戦いである決勝ではベンチウォーマーな奴がいた…… 宣伝にと派遣されたが、決勝では頭を輝かせているだけの男が居た…… 広義的にはなんとでもごまかせる。 しかし、狭義的に言うならば辛い評価だが「負け犬」というしかない。 そんな彼らは今、ファルチカの山岳地帯に居た……自らを鍛えなおす為に――― 〜山岳地帯〜 テンシンハン「コォオオオオオオオ!!!」ボゥ! カイゼル「ふっ、ストラはすぐに覚えたな……やはり筋がいいぞ、テンさん」 テンシンハン「ふっ……お前のおかげだぞ、カイゼル」 カイゼル「いや、あれほどの体術を教えて貰ったのだ。こちらこそ感謝する……」 二人「……フッ」 重い装備はなく、着の身着のままで自らを鍛え続ける二人。 その能力が発揮されるのは数年後である…… ■テンシンハンとカイゼルがパワーアップしました 戦闘時は二人で一人のサポートユニットとして活躍する予定ですが、ちょっと先の話です
[623]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/17(土) 00:35:31 ID:xq+lQ49Q 先着1名様で ★一休み?2→!card★ と書き込んで下さい。スートによって分岐します。 ダイヤ→佐門のわりと平凡な1日 ハート→女集まればかしましい クラブ、スペード→そしてあれから時は流れ……(イベントスキップ) JOKER→???
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0ch BBS 2007-01-24