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サモンナイトN2
[669]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/21(水) 00:22:00 ID:HruOBkiE 先着1名様で ★ばらふらいえふぇくと→!zange★ と書き込んで下さい。スートによって分岐します。 JOKER:後々、何かが起こる……? クラブA:特に何も起こらなかった
[670]名無しさんと創る物語:2015/10/21(水) 00:59:02 ID:??? ★ばらふらいえふぇくと→ *JOKER* ★
[671]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/21(水) 22:57:22 ID:HruOBkiE ★ばらふらいえふぇくと→ *JOKER* ★ JOKER:後々、何かが起こる……? ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 佐門「とと、いけね! 俺も先を急ぐぞ!」ダダッ ―――今思えば、此処が最初の分岐点だったんだと思う 佐門「大分体力は余ってるな……いやー、俺も強くなった!」 ―――この世界で俺は、余りにも他人に無関心すぎた。 いや、関心を持つ余裕がなかったというのが正しいと思う。 佐門「えーと……此処は大丈夫か。この先か?」ガラッ ―――何せ周りの人間は優秀で、その差を埋めるために何時も必死だった きっと、心の底でアティたちの事を無敵人間とか思っていて…… 佐門「……此処だ! アティ、大丈夫か!」ガラッ ―――そんな訳ないのに……当たり前の事を当たり前だと気づけない ……俺は自分勝手な子供でしかなかった。歳だけ無駄に取った、クソガキ……
[672]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/21(水) 22:58:34 ID:HruOBkiE ―――多くを知り、そして何時か自分を知るが良い……――― ……知りたくなかった。自分がこんなにも卑しい人間だったなんて 強くなったつもりで、それは所詮、ガワだけの事で ……俺自身は未だに道に迷い続けてる この世界はとても強い光を持っている。 でも、それを覆いつくしかねない闇も同時に孕んでいて…… そう、リィンバウムは……まるで色んな世界を切り貼りつなぎ合わせたパッチワークの様な世界だ。 仮止め様の糸を解くだけでバラバラになる。そんな危うさがある綱渡りの世界。 ……でもこの世界が好きだ。この世界に生きる人たちが好きだ。 毎日を精一杯に生きようとする人たちがとても羨ましい。 羨ましすぎて、俺は街灯に群がる蛾の様に彼らに近付いてしまう。 何もできないのに。 何もしないのに…………
[673]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/21(水) 23:51:45 ID:HruOBkiE アティ「……大丈夫です。もう、全部……終わりましたから」 アティの無理やりに作った笑顔が頭の中に焼きついて離れない。 何を言えばよかったのだろう。いや、俺に何か言えたのだろう。 少なくとも、あの頃の俺は……そう、今と同じ様に何の言葉も持っていなかった。だから…… 佐門「…………お疲れ様!」ニッ ただ、ありふれたねぎらいの言葉をかけることしかできなかった。 そしてその数日後、勲章授与式を目前にして、アティは突然軍を去った。 理由は分からない。聞こうと探したけど、結局見つける事ができなかった。 ……いや、本当は探す気もなかったのかもしれない。 何も選ばず、傍観者を気取り続けていた馬鹿な俺は誰も見ていなかったから。 あの時、一言。何か一言だけでも言おうとすれば、きっと。何かが変ったのに…… ―――信じる……信じます! 佐門「きっと……何かできたんだよな、俺でも。やろうとすれば、きっと……」 ごめん。 ごめん。 ごめん。 相手のいない謝罪は青空に溶けて消え、心の中の後悔を際立たせる―――――― サモンナイトN序章―軍学校編― 完
[674]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/21(水) 23:53:40 ID:HruOBkiE ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― レヴィEND(友情) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― あれからしばらくして俺は休暇届けを提出した。 すると、アカギ隊長にとんでもない事を言われた。 アカギ「もう戻ってこなくていい」 えっ、クビですか? と素で返答してすると アカギ「お前をご所望の部隊がある。まぁ、俺の権限で跳ね除ける事もできるが・・・・・・ククッ……どうせ、お前は拒否しない」 と言って一枚の紙を差し出してきた。 転属先は帝国海軍。エリートの陸軍から、寄せ集めの海軍へ 通常なら飛ばされたーー! と悲観すべきなんだんろうが、状況だが少し事情が違った。 【帝国軍海戦隊第6部隊】 隊長【アズリア・レヴィノス】 副隊長【ギャレオ】 アティが居なくなった後、「お前がいながら!」としこたま殴られれ(残当) 「二度とお前の顔は見たくない!!」とまで言われたのだが、どういう心変わりだ…… 厄介事の臭いがするぜぇ……キャンセルで!! などという事を思考の端に浮かべながらも。 佐門「分かりました、休暇開けに合流します」 そう言って、俺は街を出た。 そして、俺は今、帝国と双璧をなす聖王国の首都、ゼラム。 その南西に位置する港街ファナンに来ていた。ある人物と会うために……
[675]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/22(木) 00:03:58 ID:1SOF0V7A レヴィ「もーーー! 何年、待たせるのさーー! 手紙届いてたでしょーーーー! もっと遊びに来てよーー!」 ぷくーーと頬を膨らませるレヴィ。 見た目と相まって可愛らしいといえばそうなんだが、 実年齢はこちらの世界換算で3桁という話を聞いた記憶があるでの なんとも言えないんだよなぁ…… レヴィ「……今、なに考えてた?」 佐門「お前の年齢について。3桁ぐらいって言ったけど、実際は4桁以上あんだろ? とか」 レヴィ「はぁーーーーー(ため息) そんなんじゃ恋人もできないよ、佐門はさーー! 容姿も並ぐらいなんだからさぁーー! 言葉でその分を埋めないと駄目だよ!」 佐門「唐突な駄目だしはヤメロォ! 泣くぞちくしょう!」 大体、女扱いできる容姿じゃないんだよなぁ……まずはロリを卒業してからどうぞ。 バキィイイ!! 佐門「弁慶はらめぇ!」ゴロゴロ レヴィ「ふっ、なんとなく悪口を考えてるのは分かるよ、魂の輝きでね……」 霊界サプレスの能力を無駄遣いしやがって、クソがぁ!! 佐門「……でも、お前といると多少楽だな……」 隠し事が隠し事にならないというのは、少し気が楽になる気がする。
[676]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/22(木) 00:18:06 ID:1SOF0V7A レヴィ「……あ、お姉ちゃん(ファミィ)は怒ってなかったよ この前戻ってきた時も『佐門ちゃんじゃしょうがないでしょうねぇ……』って」 佐門「その逆の意味の信頼はなんなんだ……」 レヴィ「だって佐門だし……意味はわかるよね?」 鋭い。というか、こいつの場合は歳の功って奴か。 分かってるんだろうな。俺がどこも見ていなかった事に。 レヴィ「与え、求めず。 そんな事ができるのは聖人か傍観者のどっちかだよ。 そういうの僕……駄目だと思うな。 今なら少しは分かるんじゃない?」 顔を覗き込んでくる紫の瞳。 そこに映りこむ自分の姿を直視するのが怖くて、視線を外す。 佐門「分かる……かもな」 要領を得ない返事しか返せない自分が少し情けない。 レヴィ「うーん……ならいいや」 佐門「……良いのか?」 レヴィ「良いんだよ。一歩でも進んでるなら、良いんだ」
[677]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/22(木) 00:35:03 ID:1SOF0V7A 佐門「……そうか」 レヴィ「そうだよ! さっ、今日は何して遊ぼうか! えーとね……かくれんぼとかしようよ!!」 佐門「あー……そうだな」 一歩、一歩。考えながら進んでみよう。 見て、感じて、考える。それで何かが変れば良い。 そうしたら何時か……分かるのか、俺が誰なのか…… レヴィ「……分かるよ」 佐門「ん?」 レヴィ「なんでもない♪ さぁ、行こう! 時間は有限だよ!」グイッ 佐門「うおっ! おいおい、ちょっともう少しセンチメンタリズムに浸らせて!」 レヴィ「ハハハッーーー! いくぞぉーー!」ダダダダダッ 佐門「ギェエエエエエエエエエエ!! 皮がずるむけるぅううう!」ズリズリズリズリ ―――大丈夫、君ならできるよ。 僕を助けてくれた君ならさ…… レヴィ“盟友”
[678]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/22(木) 00:47:33 ID:1SOF0V7A 先着1名様で ★緑:ばたふらいえふぇくと補正(+2)+呼び声の書補正(+2)+!card 赤:ばたふらいえふぇくと補正(+2)+呼び声の書補正(+2)+!card ★ と書き込んでください。数字によって分岐します。 J以上→佐門、抜剣可 J以下→所詮モブ(不可) JOKER(15)→完全制御
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0ch BBS 2007-01-24