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サモンナイトN2
[696]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/23(金) 23:11:53 ID:Ikso69RE >A:仲良くなろう自己紹介 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ”佐門……佐門……自己紹介です……まずは自己紹介をするのです……” 佐門(こ、この声は……まさか俺の心の声!) まゆるさん(いや、私の声だ) 佐門(お前は……凄い久しぶりのまるゆさん!!) まるゆさんとは最初の試合で人数が足りず 止む終えず、スケットカードを引かせた結果、 『一応、イベント用意しておくけど引くわけねぇな……』と思っていたら引かれた便利枠である。 佐門(てめぇ、何年も出てこなかったから 「そうか、あれは夢だったんだ……」と思って安心してたのに!!) まるゆさん(ふっ、すまんな提督……鎮守府が三度ほど壊滅の危機に追い込まれてな…… まぁ、私の身の上話は置いておいて……子供とのコミュニケーションに困っている様だったのでな) 佐門(……で、自己紹介をしろと?) まゆるさん(そうだ、どんな出会いも一度きりとは限らぬ…… 良縁も悪縁も末永く付き合っていくもの。そして、全ては理解から始まるのだ) 佐門(……くっ! 何か凄い分かる! ちょっと納得しちまった!) まるゆさん(そういう訳で私は\港湾棲姫よーー!/ ……やれやれ、休ませてくれぬらしい……まぁ、頑張るのだ、提督よ \ドカーーン!/)プツ 佐門(……アイツのいる世界もチラッと日本って聞いたんだけど、嘘だろ! なんだよ今の爆発音!)
[697]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/23(金) 23:33:19 ID:Ikso69RE アリーゼ「……」ジー 佐門「…………(くそ、なんてやりづらい距離感だ。 しかも近付けそうにねぇ! 中距離戦のエースかよ! ならば!)」 ニア自己紹介をする 佐門「……そんな訳で俺は佐門。 えーと、アリーゼちゃんか。まぁ、よろしく頼む」 アリーゼ「……」ペコッ 佐門「(お、会釈を返してきた) まぁ、この見た目の通り、軍人だ。 一応、数回だが実戦も経験済。一応、召喚師でもある。 魔道具も持ってるんだぜ(ゴソゴソ) この古ぼけた本な」 アリーゼ「あっ……」ヒョコッ 佐門(……あぁ、本に反応した感じだな。読書家か そっちの方向に話を振って見るかな……んー)
[698]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/23(金) 23:38:21 ID:Ikso69RE 佐門「あー、えーとだな……」 A:どんな本が好きか聞いてみる B:実は小説を書くんだ! と言ってみる C:そっと呼び声の書を差し出す 先着1名様、ageでお願いします
[699]名無しさんと創る物語:2015/10/24(土) 00:39:37 ID:mC+4Roxo A
[700]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 16:56:26 ID:teim3pQc >A:どんな本が好きか聞いてみる ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 佐門「あー……もしかして読書好きか? 俺も最近は(やっとこっちの字を完璧に読める様になったし)少しは本を読むんだが…… アリーゼはどんな本が好きなんだ?」 アリーゼ「……です」 佐門「ん?」 アリーゼ「小説とかが好きです……あの……偶に書いたりもします」 佐門「ほー、そうなのか (こりゃ、「俺も話書いてます!」とか言ったら逆に喰い突かれ過ぎてやばかったか?)」 なんにせよ、少しは距離が縮まったな……と感じた佐門であった。 佐門「えーと、因みにオススメは?」 アリーゼ「こ……恋する乙女シリーズで……す」 佐門「おー、恋愛小説かな? 今度読んでみるか」 アリーゼ「あの……でも十年以上続いてますから凄い巻数ですよ」 佐門「…………まっ、まぁ、まずは1巻読んでみるかな」ヒクヒク 十年も続く恋愛小説ってなんだよ…… ラノベの比じゃねぞ、どんだけドロドロしてんだろう……
[701]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 17:12:50 ID:teim3pQc アリーゼ「あの……これ、1巻です。よければ」 気がつくとアリーゼは佐門の隣…… までとはいかないが、3歩先まで近付き本を差し出していた。 少しは打ち解けたのだろうか…… 佐門「あぁ、さんきゅー」 パラパラと中身を確認すると、どうやら王宮恋愛の部類の様だ。 佐門(召喚した女性と王様が国を立て直す? 契約する描写はねぇけどこれ、腹黒が言ってた 聖王都の『護衛獣』とかいう召喚術か? なるほどなぁ……この召喚された女性視点なのか) よくある恋愛物だが、妙にリアリティのある。 軽く読んだ所、恋愛漫画特有のドロドロさはまだない。 だが、心の揺れ動き方などの感情描写が妙に色濃い。 まるで実体験の様だ……などと思いながらしばしの間、読みふけった。 佐門「まじかよ、わりと面白い」 アリーゼ「ほ、本当ですか!」 佐門「これなら俺でも読めるわ」ペラッ アリーゼ「よ、よかったです」(笑顔) ■アリーゼと多少、打ち解けられた。友好段階:2(友人)からスタート ■これまでの感情値は マスクデータの友好値(サッカーのパスや戦闘時の共闘補正)に移動されます。
[702]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 17:29:20 ID:teim3pQc アリーゼ「あの、続きもあるんです! できれば感想を……」 タッタッタッ…… 老女「お嬢様、お待たせしました。 佐門様もお忙しいところ、申し訳ありませんでした……無事、家庭教師の方と合流できました」 佐門「あぁ、いやいや! こちらこそ中々楽しい時間を……」 ???「……佐門さん?」 佐門「…………あっ」 振り向くとそこには彼女がいた。 腰まで伸びる赤い髪。 少し間の抜けた顔。人を信じ、裏切る事を知らない純粋な蒼い瞳。 何時も俺たちを笑顔で迎えてくれた、頭が良いのに不器用な女の子。 新たな出会いと、 そして……再会 満天の青空の下で俺の心は嵐の中の大海原の様に荒れ狂っていた。 再会の喜び以上の戸惑いに埋め尽くされた思考の中で…… 佐門「ア……ティ」 俺はただ、太陽(しょうじょ)の名を呼んだ。
[703]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 17:41:25 ID:teim3pQc 〜船内〜 ドタドタドタ アリーゼ「ギャレオ! 佐門が到着したそうだな! なぜ報告しなかっ……た……?」 佐門「に……逃げ出してしまった。 しかも本も持ってきてしまった……どんだけダメ人間だ、俺はよぉ……」 木箱に座り、ひたすらにどんよりとした雰囲気を浮かべる佐門の手には恋する乙女シリーズ1巻。 結局、佐門は「あ、仕事の時間だ!」と全力で逃げ出してしまったのだった。 佐門(あの時、何も言えなかった引け目が……罪悪感が……ぐおお、直視できるかぁ!)ドンヨリ ギャレオ「……申し訳ありません、隊長。事情は不明ですが、 ご覧の有様でして、とりあえずこいつが立て直すのを待っていた次第です」 アズリア「そ、そうか!(ま、まさか、私に会うのが嫌で? いや、あれだけ殴れば当然か……きちんと此処で謝るつもりだったのだが……な)ドンヨリ ギャレオ(くっ、暗い! 船内といえどランタンで灯りは絶やしておらぬというのに……暗い気がするぞ!) あくびは伝染する。どんよりとした空気もまた然りである。 結局、この状況はこの船が出発するまで続いた。
[704]名無しさんと創る物語:2015/10/24(土) 17:44:26 ID:??? こいつ気にしすぎだろw
[705]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 17:50:24 ID:teim3pQc ………………………………………………………………………… ………………………………………………… ……………………………… ……………… アズリア「……すまん!」 佐門「あぁ、えぇ……おう?」 力強く頭を下げた勢いでアズリアのショートーヘアーの黒髪が揺れた。 軍人という休みの少ないせわしない職業の割に髪も肌つやも悪くない。 そういう所の手入れをかかせない所は女性なのだろう。 アズリア「これだけはまず、言っておきたかった。 アイツが……アティがやめたのを全てお前の責任にした。 傍に居られなかった歯がゆさを全て、お前にぶつけてしまった」 佐門「……いや、仕方ねぇよ。それだけ大事に思ってたって事だろ? ……気にするなよ」 アズリア「……気にするに決まっている。お前もまた友なのだ…… 歳が違えど、世界が違えど……そんなお前に、私は……」 ギャレオ(世界……? もしや佐門は……) ■ギャレオは早々に頑固さが取れたので 原作よりも大分知能にブーストがかかってます
[706]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 17:56:23 ID:teim3pQc 佐門「あー……じゃあ」スッ 静かに手を差し出す。 佐門「握手だ。仲直りと……これからもよろしくな の意味で それでチャラにしようぜ。ほら、お前も手を出せ、手」 アズリア「……あぁ」スッ ガシッ 佐門「またしばらくよろしく頼む」 アズリア「あ、あぁ! こちらこそだ」 ギャレオ(これが真の友情という奴かぁ! うおおおおおおおお!!!)涙ドバーー ―――そういや、昔はこれをさせる側だったな ハヤトと、トウヤと、ナツミと、アヤと…… アズリア「……佐門?」 佐門「あ、すまん。ちょっと考え事だ。それじゃあ……」 パンパンと軍服の埃をはたき、立ち上がる 佐門「仕事の話を聞かせてくれ。一般旅行者もいるし、見た目はただの船だが……違うんだろ?」 アズリア「……その通りだ。この船は―――」
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0ch BBS 2007-01-24