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サモンナイトN2
[804]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 00:06:19 ID:cGWUV0N6 ファルゼン「! サモン、ソノスガタハ……!」 佐門「え、何? 食べかすでもついてる?」 ファルゼン「イズミヲミロ!」 佐門「なんだよ、そんなにあせっ……うわーーー!! ケモミミ! 白髪! なんだこれ!」 ファルゼンに急かされ泉を覗くと、そこに映っていたのは いつものぼさぼさな不ぞろいの黒髪の自分ではなく、 長髪ロングの白髪にケモミミを添えたビジュアルオタバンドのボーカルの様な姿の自分。 佐門「アッーーーー!!! なんだこれ!! 戻して!! 戻れよ! 戻らんーーー!!」グイー 耳をひっぱるが外れない。よく触ればフニっとした感覚があり、 生ものだという事が分かる。つまり、頭から生えているのだ。QED証明終了。 佐門「じゃねーーー! なんだこりゃーーー!」 フッ 佐門「……あれ、戻った? 戻ったよな? なぁ?」 ファルゼン「ウ、ウム……」 佐門「……よ、良かった。流石に俺の年齢であれはキツイ…… いや、俺の並のルックスではキツいだな。言葉はは正しく……」ドサリ
[805]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 00:09:43 ID:cGWUV0N6 佐門(今日はあっちこっちで騒いでばかりな気がするぞ…… 何だこれ、最初は終了日未定のバケーションみたいな認識だったのに) 踏んだり蹴ったりの連続。 休暇と思ったら、何時もとあんまり変らなかった。 佐門(うぅ、この流れだとコンボでオルドレイク来襲とかありそうだぞ、縁起でもねぇ…… あの暗殺者の野郎には一度、借りを返しておきたいが、オルドレイク君はかえって!!」 ゴロゴロゴロ……ゴン! ファルゼン「…………オチツイタカ?」 佐門「……おう」 とりあえず雑談で気を紛らわすことにした。
[806]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 00:11:24 ID:cGWUV0N6 佐門「さて、何を話すか……」 A:その鎧について B:さっきの姿の事 C:アルディラが呟いた『護人』について D:自由欄(好きな事を書く) 先着1名様、ageでお願いします
[807]名無しさんと創る物語:2015/10/28(水) 01:22:38 ID:O9rJs4pU C
[808]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 23:08:48 ID:cGWUV0N6 C:アルディラが呟いた『護人』について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 佐門「そういえば、アルディラが……」 ファルゼン「……スマヌ。あの方はトシウエアツカイノホウガヨロコブカモシレヌ」 佐門「……アルディラ’さん’が『護人』がどうたらって 言ってるのを聞いたんだが、これってなんの事か分かるか?」 ファルゼン「モリビト……『ロアーズ』トモイウ。 ワレラ、シマノシュゴシャノコショウダ」 佐門「ロアーズ……(か、カッコイイ……) 島の守護者って、あの場にいたお前ら4人がそうなんだよな?」 ファルゼン「ソウダ。ワレラハコノシマニイルカギリ、ナガイジュミョウトチカラヲエル」 佐門「長い寿命と力……何かすげぇな。 (要するにコンセントが護人で電源が島って事か。そんなすげぇパゥワァーがあるのか……なるほど)」 佐門の頭に浮かんだのはエヴァ○ゲリ○ンさながら、 背中についたコンセントを引きずりながら戦う、ファルゼン。 佐門「……不便じゃねぇの?」 ファルゼン「ムシロカイテキカモシレヌ」 佐門「えぇ……そうかぁ? 本当に?」 ファルゼン「ウ、ウム?」 世界観の違いによる些細なズレであった。
[809]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 23:19:25 ID:cGWUV0N6 佐門「あー、ところでだ! あの時、ファルゼンは俺の事をフォローしてくれたよな。なんでだ?」 ファルゼン「……キカイガキタ。ソウカンジタノダ」 佐門「機会? なんの機会がだ?」 ファルゼン「ワレラガカワルキカイ……カコカラトキハナタレルトキガダ」 佐門「過去……アイツらが、だよな?」 ファルゼン「カレラト……ソシテ、シマニイキルスベテノモノガダ。ムロン……」 ―――私も
[810]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 23:21:14 ID:cGWUV0N6 佐門「…………あれ?」ゴシゴシ ファルゼン「ドウシタ?」 佐門「いやさ……あ! いや、なんでも! ちょっと、疲れてるだけだ」 ファルゼン「ソウカ……デハ、ユックリトヤスムガヨイ カンイテキデハアルガ、ネドコハヨウイサセタ」 佐門「あ、あぁ……(これは言っちゃならんよな。寝よ寝よ)」 そう、顔が見えないからって鎧の大男をか弱い少女に見間違えた。 などという男に言うのは明らかな侮辱な訳で、その言葉をぐっと飲み込んだ佐門は横になった。
[811]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 23:26:10 ID:cGWUV0N6 目を瞑る。 しかし、疲れを感じる体はともかく 波乱の連続で心は冷め切る暇がなかったらしく、一向に眠気がやってこない。 佐門(あるある……寝るときに限って考えちゃう奴。 あるあ……俺、寝たいんだけど……ほんとなぁ」 辿り着いた不思議な島。そこで召喚獣と呼ばれた者たちの楽園。 人が踏み荒らすべきでない理想郷。不可侵の聖域。 だが、自分が此処にいるという事は 彼らもまた辿り着いているのではないだろうか? カイルたちが。 アズリアたちが。 そして、アティが……
[812]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 23:35:44 ID:cGWUV0N6 新たな出会いが呼ぶのは幸福だけではない。 そう、出会いと別れが一つである様に。 幸福と、不幸…… 光と闇もまた一つなのだから。 胸に湧く期待と不安を唾液と友に嚥下し 佐門は雲ひとつない空を見上げた。 美しいくも残酷さを孕んだ黒白の空。 祈る様に、囁く様に、何かを呟いた。 その時、満天の星空の中に一筋の流れ星が流れ、消えた。 ふと、佐門はあの日見た、夕焼けの空に流れたほうき星を思い出した。 スーと心に安らぎが広がっていく。 佐門(……なんとかなる) そんな気がする。それは漠然とした感覚であったが、 どこか確信染みていて、蛮勇の様であったがそれとは別の何かであった。 ―――おやすみ、リィンバウム また会おう。会いたいよ。 歪だけど、不安定だけど、俺が愛した、この世界……
[813]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 23:39:54 ID:cGWUV0N6 ―――お前がこの世界を愛すなら "君が皆を愛すなら……" ―――"この世界(彼ら)はきっと、お前(君)にそれを返してくれる(さ)"……
[814]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 23:46:50 ID:cGWUV0N6 ■ファルゼン 友好段階:3(変革者?) 先着1名で ★夜会話→!card★ と書き込んで下さい。スートによって分岐します。 ダイヤ→アルディラ ハート→クノン スペード→ファリエル クラブ→ミスミ JOKER→??? ■エンディング分岐は夜会話ではなく、 単純に感情段階にしました。面倒くさい管理はポイー 夜会話で一段階友好段階が上がります なので単純に感情段階を上げるブーストと考えてください
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0ch BBS 2007-01-24