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サモンナイトN2
[836]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/31(土) 01:04:26 ID:sIdEtjQA ギャレオとの会話を打ち切り、歩き出す。その足取りは重く、鈍い。 アズリアは『行く』とは言ったが『来い』とは言わなかった。 いや、なんとなく察したのだろう。それが無駄なことである事に。 佐門に帝国に対する忠誠心はない。 見知った者たちと帝国。天秤にかければ、当然彼の心は人に傾く。 苦楽を共にした仲間であったアズリアはそれを理解している。ギャレオもまた…… アズリア「……さらばだ」 ―――さらばだ、佐門」 佐門「…………じゃあな」 ふと、軍学校を思い出す。 訓練、そして、サッカー…… 佐門(なんだかんだで楽しかったな、あの頃はよ……) もう戻れない。戻らない。 時計の針は進んでいく。 ■アズリアとギャレオが【敵対】しました
[837]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/31(土) 01:05:48 ID:sIdEtjQA 先着1名で ★それからどうした→!card★ と書き込んで下さい。スートによって分岐します。 ダイヤ→鉄砲娘 ハート→腹黒 スペード→暗殺者 クラブ→召喚師 JOKER→僕は綺麗なビジュ(ラスト)
[838]名無しさんと創る物語:2015/10/31(土) 01:12:44 ID:??? ★それからどうした→ JOKER ★
[839]名無しさんと創る物語:2015/10/31(土) 01:13:44 ID:??? ・・・あれ?また俺ここでJOKERひいちゃった?
[840]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/31(土) 01:31:30 ID:sIdEtjQA >>839 嘘だろ、承太郎! また原作が死んだぞ!! 原作HP(原作度) -10000/6850 まぁ、良い方向に流れそうですね ★それからどうした→ JOKER ★ JOKER→僕は綺麗なビジュ(ラスト) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 佐門「…………」コツッコツッ 無言で通路を進む。 決意は揺るがぬ。しかし、心は晴れない。 ???「ケッ、シケたつらしてやがんなぁ、オイ!」 佐門「……お前、誰だよ?」 ビジュ「なんだぁ、このビジュ様をしらねぇとはモグリかよてめぇ!」 薄い緑の髪の毛に人相の悪い顔。 しかも顔に刺青とくれば誰がどう見ても不良の部類である。 佐門(そういや、寄せ集め部隊って聞いてたな……) 組織に属せぬ流れ者。 ある意味では今の自分と似ている彼らに佐門は一瞬、シンパシーを感じるも 『あぁ、今。決別したばかりだったな。そうだったね』とすぐにブルーになる。
[841]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/31(土) 01:42:25 ID:sIdEtjQA ビジュ「おい、てめぇ! 何無視してやがる!」 佐門「……うわ、小物くさ」 ビジュ「あんだとぉ!?」 佐門「おっ、超テンプレの不良感!」 一周回って、どこかいとおしさすら感じそうになる小物。 自由なのも小物すぎて害にならないとカイルが判断したのだろう。 佐門(コイツはからかうと面白い枠だな……) ビジュ「くそっ、正義面する隊長と副官から逃げ出せたのよぉ! あの腹黒はキッチリ残ってやがるし、船員は俺に雑用を押し付けるし…… あーーーーー!!これなら俺も一緒に逃げ出しておくんだったぜ、ちくしょう……」 見ればビジュの背中には大きな木箱。 中身が何かは知らないが、雑用を誰かに押し付けられたのは間違いなさそうだ。 佐門「……うわーーー! 足が吊ったぁ、うごけねぇー!(棒)」 ビジュ「て、てめぇ! マジでふざけるんじゃねぇぞーーー! どけ! どけぇええ!」ガクガクガク しばらくビジュで戯れた。 なぜか心が和んだ。明日も頑張れそう。 ■ビジュが綺麗になった! もう正史はボロボロです
[842]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/31(土) 01:45:55 ID:sIdEtjQA 佐門「さて、気分が少し良くなった所で……」 先着1名で ★イベント→!card★ と書き込んで下さい。スートによって分岐します。 ダイヤ→アティさん、気づく ハート→サモンウォーズ・EP1 腹黒の逆襲 スペード→召喚師さんのありがたい説法(嘘) クラブ→姉さん、事件です!(イベントなどなかった。戦闘です) JOKER→???
[843]名無しさんと創る物語:2015/10/31(土) 01:48:16 ID:??? ★イベント→ スペード10 ★
[844]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/31(土) 18:01:53 ID:sIdEtjQA 次スレ:サモンナイトN3 http://dicestory.net/test/read.cgi/bbs/1446274482/ 容量使い切るまでは此処で続行
[845]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/31(土) 21:25:52 ID:sIdEtjQA ★イベント→ スペード10 ★ スペード→召喚師さんのありがたい説法(嘘) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― アズリアが逃げたという報告はカイルの妹のソノラを通し、 すぐにカイルに伝わった。同様に逃がしたのが佐門であるという事もだ。 憤慨するソノラに対し、カイルはただ「良いんじゃねえか?」の一言で全てを片付けてしまった。 「ただし……」と一つだけ条件を出してきたのだが…… 〜カイルの海賊船・キッチン〜 ???「……どうぞ」コトッ…… 佐門「あぁ、どうも……」 そういってお茶を差し出し、 佐門の対面の席に座ったのは、燃え尽きた様な灰色の髪をした青年。 いかにも好青年という顔をしているのだが、佐門の経験上。そういう人間には地雷があるのだ。備えよう。 ヤード「ヤードと申します。サプレスの召喚師で、 今はこの船に客人として乗車しております」 佐門「って事は……あの日も中に居たわけか。災難だな、アンタも……」 ヤード「……申し訳ありません。定期船に偽装されたあの船を 襲撃する様にお願いしたのは私なのです……そして、その後の事も……全て、私が原因」 佐門「えぇ……」 やっぱり地雷案件かよぉ! という佐門の心の声が聞こえた気がした。
[846]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/31(土) 21:48:40 ID:sIdEtjQA 佐門「……あー、とりあえずそれは分かった。 ところで、その後の事ってなんなんだ?」 ヤード「そうですね。佐門さんが……あぁ、すいません。 貴方の名前はカイルさんにお聞きしまして……」 佐門「構わねぇよ。とりあえず、ヤード。話を続けてくれ」 ヤード「……はい。佐門さんが船の上での記憶を失くしているのは聞いております。 本題とも関係があることなのでそれも含めて話させていただきましょう……」 そういうとヤードは2枚の紙片を差し出した。 1枚には緑の剣。1枚には赤い剣が記されている。 佐門「……なんだこれ?」 ヤード「赤い剣が紅の暴君(キルスレス)。緑の剣は碧の賢帝(シャルトス) いずれも高純度のサモナイト石を利用したサモナイトソード言われる……魔剣です」
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0ch BBS 2007-01-24