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サモンナイトN3
[225]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 17:58:58 ID:PBHjtfbA 佐門「それは……」 佐門の開きかけた口にアルディラの人差し指が当てられる。 そして泣き喚く子供をあやすかの様に あるいは小さな弟を擽るかの様に静かに唇をなぞった。 意図を察したのか、佐門は二の句を継がず黙り込み、 気恥ずかしさから顔を逸らした。頬には僅かに赤みが浮き上がっている。 アルディラ「私は普段の貴方を見て、話して、そしてそういう結論を出したの。 まぁ、最初は……少し頑固だったものね。貴方が違和感を感じるのも無理ないけども……」 アルディラの手が佐門の頭を撫でる。 優しく、何かを解きほぐすかの様にゆっくりと、ゆっくりと…… アルディラ「だから、貴方も私を信頼して欲しいの。 一人で抱え込まないで、苦しまないでいいの……」 佐門「…………あぁ」 ふと佐門の脳裏に兄の顔が浮かんだ。 その顔は自分を見下すわけでもなく、突き放すわけでもなく。 ―ー―おやすみ、佐門 優しい笑顔を浮かべていた
[226]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 18:04:55 ID:PBHjtfbA 佐門「…………あれ、何か視線を感じ」 鍛え上げられた直感が何かを感じ取る。 それは冷たいというより、どこか生暖かい様な。 ファルゼン「……」 キュウマ「…………」 佐門「……見てた?」 ヤッファ「みてたっつうか、見えるっつうか……」 あきれた様なヤッファの視線。 それが示すことはつまり…… ヤッファ「……お前、中々の勇者だな」 一から十まで全て見られていたということである 佐門「ウギャーーーーー! しまったーーー! 人が居る事を失念していたーーー! あああああぁぁぁぁぁ」ゴロンゴロン この出来事はしばらく佐門の中でブラックメモリー候補に入れられた アルディラ「…………うふふっ」 ■アルディラ 友好段階:4(弟)→アルディラ 友好段階:4(弟) 1/2
[227]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 18:06:13 ID:PBHjtfbA 先着1名様で ★せっかくだしゆっくり話すぜ!2→ スペード6 ★ と書き込んで下さい。スートによって分岐します。 ダイヤ→ファルゼン ハート→ハズレ スペード→キュウマ クラブ→ヤッファ JOKER→???
[228]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 18:07:21 ID:PBHjtfbA ■>>227 訂正 先着1名様で ★せっかくだしゆっくり話すぜ!2→!card★ と書き込んで下さい。スートによって分岐します。 ダイヤ→ファルゼン ハート→ハズレ スペード→キュウマ クラブ→ヤッファ JOKER→???
[229]名無しさんと創る物語:2015/12/13(日) 18:08:18 ID:??? ★せっかくだしゆっくり話すぜ!2→ クラブ8 ★
[230]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 18:53:02 ID:PBHjtfbA ★せっかくだしゆっくり話すぜ!2→ クラブ8 ★ クラブ→ヤッファ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ヤッファ「見せ付ける気なのかと思ったら 単に頭の中から消えてただけだったとはな……隠し事はできそうにねぇな、お前」 カラカラとからかうヤッファはどこか楽しそうだ。 佐門「やめろ! 忘れてくれ!」 ヤッファ「忘れてください、じゃねぇのか?」 佐門「忘れてください!(ドン!)」土下座 ヤッファ「お、そうだな。しばらく酒のつまみにした後で忘れるわ」 佐門「この野郎!」 相手を理解した上で的確にツボを抑えてくる会話術。 島のまとめ役だけあって口がうまい。 佐門(それに……本来の実力も多分、護人の中では断トツな気がする) 色んな意味で底の見えない男、ヤッファ。 しかし体を覆う毛色は模様は黒白のストライプ。完全にシマウマである
[231]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 18:58:21 ID:PBHjtfbA 佐門(話題……いつも一歩退いた位置にいるからな 何が良いんだろ……んー、自由枠含めて無難にこの辺か) A:ヤッファの事を教えてくれ B:此処の幻獣界の里ってどんな感じ? C:お前、シマウマなの? D:学校でも始めるつもりなのか? E: プロレスごっこ 先着1名様、ageでお願いします
[232]名無しさんと創る物語:2015/12/13(日) 18:59:39 ID:9NHhcEk+ A
[233]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 19:23:22 ID:PBHjtfbA A:ヤッファの事を教えてくれ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 佐門「んー……よし、ヤッファの事を教えてくれよ!」 ヤッファ「質問の幅が広すぎてめんどくせぇ……もう少し絞れなかったのか?」 佐門「お前とあんま話したこと無いからな…… てか、お前じゃん! 信用しねぇ、みたいな事言って距離取ったのはよぉ!」 というか現在進行形でまだ距離を取られているのだ そんな訳でちょっとこちらから歩み寄ってみようかと、いつもの様に気まぐれを起した、佐門 悩みは多く、抱え込みやすい。しかし行動は直情的気味というか脳直という、一言でいえば「馬鹿」の部類 まぁ、そんな裏表の差があまりない所に他の人物は惹かれ来るのかもしれないが…… ヤッファ「……面倒くせぇなぁ」 佐門(あっ、そうは良いながらも喋りだす雰囲気だぞ 少しだけ分かったわ、ヤッファって人物がどんな奴なのか) ―――こいつ、苦労人だ。しかも凄く
[234]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 19:35:05 ID:PBHjtfbA ヤッファ「幻獣界集落「ユクレス村」の護人……得意技は「まじない」だ。 これはオレというか、オレの部族、虎型の亜人・『フバース族』の得意技だ」 佐門「シマ……まじないかぁ……たとえばどんなんだ?」 シマウマだとばかり思っていたと口に出そうとしたが 一瞬、ヤッファの目つきが鋭くなったことに気づいた佐門は流す事にした 佐門(でも何時かからかってやろっと!) そして、そのいつかが来るために戦う事を静かに決意した。
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0ch BBS 2007-01-24