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【主人公力】副キャプテン半田5【マシマシ】
[338]副キャプテン半田:2017/04/05(水) 21:18:37 ID:SMqsyaLI >>337 カード神は残酷ですね お裁き→ クラブ3 1〜3→レッドカード 審判が厳しい表情で中里に突き付けたのはレッドカードだった。 中里「ッ!…………」 中里は表情を歪め、俯くとそのまま何も言わずにベンチへと下がっていく。 その背中が物語る悲痛さにチームメイトは声をかけてやることが出来なかった。 半田「俺が言うのもあれだけど……厳しい裁定だな。いてて」 イスラス「まあ仕方ないさ。それよりもお前は早く治療を受けてこい」 半田「そうさせてもらうよ。試合もそろそろ終わるだろうし、そうだな……染岡に代わりに出てもらおうか」 ここから追い付かれることはまずないだろうが万が一を考え、半田は自身の代わりに染岡の出場をベンチへと要請した。
[339]副キャプテン半田:2017/04/05(水) 21:21:14 ID:SMqsyaLI 飛田「半田くん、大丈夫ですか?」 大矢「昂る試合だったのに後味が悪い勝ち方になっちまったな」 半田「おいおい、勝った気になるのは良いけど油断せずに最後まで頼むぜ?」 ベンチへと帰って来た半田の血に染まった足を見てオロオロするばかりの冬海と一年生たちを余所に、木野は冷静に処置を施してくれた。 コートへと出ていく染岡に労いの言葉をかけられたところで、今まで潜んでいた疲れは一気に半田を襲ってきた。 試合が再開されてからの展開は早かった。 攻撃・守備の要の中里を欠いた上に人数差で不利になった伊賀島はその穴を埋めるのに手一杯でとても逆転の一撃に辿り着ける状態ではなく、 霧隠からボールを奪ったジェットがパスを出そうと構えたところで長かった激戦の終わりを告げるホイッスルが響いた。 ピ、ピイイイイイイイイイイィィッ!! 雷門 3−2 伊賀島
[340]副キャプテン半田:2017/04/05(水) 21:27:06 ID:SMqsyaLI ワアアアアアアアアアアアアアアアッ!!! 「よーし!!勝った!勝った!」「いやぁ、ここまで見に来た甲斐があったよ」 「次も楽しみだね!」「伊賀島もよくやったぞー!」 半田(ああ〜〜〜……終わったぁ。で、このあと相手と話ができるわけだけど……) A 味方に話しかける(誰に話しかけるか記入して下さい) B 敵に話しかける(誰に話しかけるか記入して下さい) あと2回行動できます 1票決です。ageでお願いします
[341]名無しさんと創る物語:2017/04/05(水) 21:30:49 ID:psf6OrZY B 中里
[342]副キャプテン半田:2017/04/05(水) 22:18:43 ID:SMqsyaLI B 中里 飛田「あれ?半田くんは?」 赤井「ああ、なんか伊賀島の選手に話しかけに行ったみたいだ」 飛田「なるほど」 半田が試合後に相手と交流することは雷門メンバーも周知の事実なのでこれに驚く者はいない。 飛田が視線を向けると半田はコートを横切っている最中だった。 飛田「……あれってもしかしてベンチに向かってません?」 赤井「……かもな」 飛田「だ、大丈夫でしょうか?」 赤井「ど、どうだろうな?」 同じように半田が極稀に突飛な行動をとることも周知の事実なので、二人の不安は抱くこととなった。
[343]副キャプテン半田:2017/04/05(水) 22:25:37 ID:SMqsyaLI 半田「よう、ちょっといいか?」 半田はベンチで俯いて座っている中里にいつも通りフランクに声をかける。 それに反応して中里が顔を上げると…… 余波→!card !とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。 ダイヤ・ハート→中里「いやはや、見事な腕前でゴザった!」 スペード→中里「す、すまなかったでゴザル。殴るなりなんなり好きにしてくれて結構ナリ」 クラブ→中里「……」 JOKER→中里「拙者も雷門に入れてくれ!」
[344]名無しさんと創る物語:2017/04/05(水) 22:27:46 ID:??? 余波→ クラブ5
[345]名無しさんと創る物語:2017/04/05(水) 22:31:26 ID:??? 試合中の最後の中里の判定からずっとクラブのカードしか引いていないんだが…
[346]副キャプテン半田:2017/04/05(水) 22:51:35 ID:SMqsyaLI >>345 クラブ一族の襲来というやつですかね 余波→ クラブ5 クラブ→中里「……」 半田「……」 中里「……」 半田「……」 A 「お前らは俺たちが戦ってきた中で一番の強敵だった。それだけを言いにきた」 B 「……」我慢比べをしかける C 「あ、用事を思い出したから戻らなくちゃ(棒)」(誰と話すかもう一度選択できます) D その他。自由に記入してください 1票決です。ageでお願いします
[347]名無しさんと創る物語:2017/04/05(水) 23:59:07 ID:ArtQAsYY A
[348]副キャプテン半田:2017/04/06(木) 21:56:13 ID:VMjWFKV6 A 「お前らは俺たちが戦ってきた中で一番の強敵だった。それだけを言いにきた」 バツが悪そうにあらぬ方向を見ながら言葉を繋いでいく。 半田「そりゃあ負い目とか悔しさとか色々あるだろうから今は話したい気分じゃないかもしれないけどさ……」 中里「……」 半田「間違いなくお前らは俺たちが戦ってきた中で一番の強敵だった。それだけは言っておきたかった」 それじゃあな、と言い残して半田は戻っていく。 中里(……情けない) 弱肉強食が基本の忍の世界、そこで生まれ育った中里にとって勝者だけが絶対である。 今の自らの態度は勝負に泥を塗り、死力を尽くした過去の自分を否定するものだと頭では理解しているが 彼もまだまだ若い。 中里(この悔しさ、決して忘れない……そして必ずや弱い自分を乗り越える! まだまだ未熟な拙者には口にする権利も無いが……この弱さを消し去りいつか再び お前たちの前に立ちはだかってみせるぞ!雷門よ!) 半田の言葉を受けたその瞳には消えかかっていた炎が再び灯っていた。
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0ch BBS 2007-01-24