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サモンナイトNU
[74]サモさん ◆kC7LnE4qpc :2020/05/09(土) 18:39:40 ID:??? レイド「では、帰宅は深夜に。翌日の朝に仕事が伸びたとでもいえば 子供たちも納得するだろう。頼むぞ、エドス」 エドス「任された」 佐門「……そういえば、未だに俺。孤児院の子供と会ってないんだけど?」 リプレ「ごめんね……様子を見る為に離れの倉庫を掃除してそこに 隔離させて貰ってたの。明日からはあちらに部屋を用意するわ」 佐門「うっす……それにしても召喚術か。場合によっては資料とか回収してもいいかもな。ものによっちゃ、他の奴に売れるんじゃね?」 エドス「ふむ、その視点はなかったの。だがそれはたしかだ 何かあれば金の派閥に持ち込んでみるとするかの。気は進まんが……」 こうして、エドスを筆頭に。佐門、アルディラ、ファルゼンの4人は 近郊の荒野へと向かう事にした
[75]サモさん ◆kC7LnE4qpc :2020/05/09(土) 18:47:17 ID:??? 先着1名様で ★who are you?→!card★ スペースを消して、★に囲まれた範囲を まとめて書き込んで下さい。スートによって分岐します。 ダイヤ→ハヤト ハート→トウヤ スペード→アヤ クラブ→ナツミ ジョーカー→オールリンカーVS悪魔 クラブA→何者だお前は!
[76]名無しさんと創る物語:2020/05/09(土) 19:51:24 ID:??? ★who are you?→ ダイヤK ★
[77]サモさん ◆kC7LnE4qpc :2020/05/17(日) 20:06:11 ID:??? ダイヤ→ハヤト ハヤト「なんだ、なんなんだよ……」 多くの死体の中をハヤトは歩いていた 荒野に積みあがった死体とちりぢりと火の粉を上げる 小さな火は、周りの炭とかしたものの様子から 数時間前までは大火事だったことが想像するに容易い そして、そんな場所に自分は居た。 【無傷】で 何かの声を聴いた気がする。誰かではない。 もっと、大きな何かの声を…… ここはどこで、自分に一体、何が起きたのか あれは何で、なぜ自分は此処にいるのか 多くの疑問を抱きながらも、ハヤトは正気を保つために 屍の山の中を進みつづけた
[78]サモさん ◆kC7LnE4qpc :2020/05/17(日) 20:16:08 ID:??? ハヤト「誰か……誰かいないのか!」 縋るように声を張り上げた。高く、高く。 そして、時同じくしてエドスたちはその現場に到着していた。 エドス「こりゃ酷い……死体の山じゃ」 アルディラ「かなり大規模な儀式だったみたいね。魔法陣もかなり大きいわ」 ファルゼン「コレホドノオオキサナラバ。喚起の門ホドノチカラモアロウ」 アルディラ「目的があったのか……あったんでしょうね。一体……」 佐門「……サプレス」 エドス「サプレス……っちゅうのは異界だったな。確か悪魔の世界じゃったか?」 佐門「あ、あぁ、多分。そんな感じが……する」 ファルゼン「ワタシモドウカンダ」 アルディラ「ファルゼンに……佐門も言うなら確かね 記憶は失っててもその感性までも失われてるとは思わないし……そうなると、 召喚対象はよほど大きな存在。悪魔ね、それもかなり強大な力を持つ……悪魔」 ―――魔王
[79]サモさん ◆kC7LnE4qpc :2020/05/17(日) 20:22:51 ID:??? ファルゼン「…………」 佐門「……な、なんてな。いや、なんでもねぇ。口からなんか出て…・…」 アルディラ「いえ、ありえるわ。ありうるのよ。 この死体の数、儀式の規模の大きさ。ありうる……」 ―――誰かいないのか!――― 佐門「声だ! 聞こえたな、お前ら!」 エドス「人じゃのう。まぁ、敵か味方か知らんが見捨てるのは気持ち悪いかのう」 そうして、声の方向を目指し歩を進める4人。その先にいたのは…… ハヤト「せ、先輩!?」 佐門「う、うるせぇ!! 誰が留年野郎だ! くそぉ、それを知ってるてめぇは誰だ!」 ハヤト「え、お。俺ですよ! 俺、新堂勇人! バスケ部の!」 佐門「しらん! あ、いや……知ってる様な。でも、今はしらん!」 エドス(まぁ、悪い奴じゃなさそうだし巻き込まれたか……仕方ないのう)
[80]サモさん ◆kC7LnE4qpc :2020/05/17(日) 20:25:12 ID:??? 先着1名様で ★すかべんじ→!card★ スペースを消して、★に囲まれた範囲を まとめて書き込んで下さい。スートによって分岐します。 ダイヤ、ハート→死体の中からたんまり漁った スペード→そこそこ漁った クラブ→なんもないやん!! ジョーカー→全てを知る クラブA→これが4次元ポケットちゃんですか
[81]名無しさんと創る物語:2020/05/17(日) 22:20:53 ID:??? ★すかべんじ→ スペード6 ★
[82]サモさん ◆kC7LnE4qpc :2020/05/18(月) 22:04:57 ID:??? スペード→そこそこ漁った 〜ハヤトを見つける少し前〜 エドス「ふむ、サモナイト石と焼け残った資料が少し手に入ったが こんなもの売れるのかのう。わしにはわからんが……」 アルディラ「まぁ、何もわからないまま売りにいけば二束三文でしょうね。 特に金の派閥は商業的に召喚術を利用する機関だしね」 ファルゼン「道中キイタカギリ。 サイジェントの金の派閥ハトクニソノ面がメダツ……ナゼノコル?」 エドス「故郷だから……という綺麗な理由ではないんじゃ。 単純に言えば、資金的問題じゃのう。子供3人を抱えておるし わしらも学があるわけではない。外で生きていけるわけもない……」 サモナイト石に写る自分の顔を見つめるエドス。 その顔は20代という年齢以上に老いて見えた
[83]サモさん ◆kC7LnE4qpc :2020/05/18(月) 22:14:47 ID:??? 佐門「でも、それも今日を境に変えられるかもしれない。 サモナイト石は貴重だ。人工的な方法でサモナイト石を 精製するなんてことは出来ない……希少なものには価値があるんだ」 ―――だからこそ、争いの種にもなる エドス「……佐門、お主」 佐門「ん? あ、あれ……? 俺、何か言った?」 アルディラ「ショックが原因の一時的な健忘が治りつつあるんでしょうね。 エドス、私が補足するわ。彼が言った事は事実。 サモナイト石は人工的に精製できたものはおらず、貴重よ」 ファルゼン「モットモ。裏にナガレルコトモアル。一級品の宝石トマデハイカナイ シカシ、ソレデモコレダケノカズガアレバジュウブンダ」 佐門「あ、うん。ということらしいしさ、交渉は俺らがやるとして そのかねはほぼお前らに渡すよ。だから。引っ越せばいいんじゃねぇかな」 エドス「なるほどのう……」 エドスは考えた。自分たちの事以上に、幼い子供たち。 自分の兄弟分ともいえる孤児たちの事を。彼らの事を考えれば それが間違いなく、実現できる範囲で正しい事であるように、エドスはかんじていたのだ。
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0ch BBS 2007-01-24