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1- レス

ペア麻雀選手権!


[203]名無しさんと創る物語:2013/08/21(水) 11:43:47 ID:???
もう起きたじゃないか!(憤怒)

[204]◆Subara.Qc. :2013/08/26(月) 16:01:23 ID:???
★( ハート8 + 1 )巡目★
★玄&咲→( ダイヤ5 ):( ダイヤ7 )/玄( グー )咲( チョキ )★
★小蒔&良子→( スペード10 ):( ダイヤQ )/★
★豊音&初美→( クラブ2 ):( ダイヤ3 )/★
★衣&穏乃→( ハート5 ):( スペード2 )/★
★おはよう姫様→ クラブ2 ★
-------------------------

★( ハート8 + 1 )巡目★→9巡目

★玄&咲→( ダイヤ5 )+【リンシャンドラゴン(+9)】+【魔王の片鱗(マイナス無効)】=14 省24

[205]◆Subara.Qc. :2013/08/26(月) 16:09:11 ID:???
恒子「さあ第二試合、小鍛治プロはまずはどのペアに注目ですか?」

健夜「どのペアも気になりますが…どうなるか予測がつかないのは松実&宮永ペアかな…」

恒子「ほう、その心は!」

健夜「カンからの嶺上開花を得意とする宮永選手ですが、カンドラにはあまり縁がありませんでした。
   それが松実選手と組んだことでどうなるか…」

恒子「カンしてドラが増えるなら高打点出しまくりですね!」
省11

[206]◆Subara.Qc. :2013/08/26(月) 18:11:51 ID:???
―回想・顔合わせ―

玄「えっと…はじめまして?です…?」

咲「…はい、ちゃんとお話しするのは初めてですね…」

玄「…………」

咲「…………」

玄(あの宮永さんの妹さん…。そして、全国で穏乃ちゃんを倒した清澄の大将さん…)

咲(和ちゃんの元先輩…。決勝でお姉ちゃんと優希ちゃんと打った、ドラの人…)

玄咲((知ってるのに、知らない人だ……))

[207]◆Subara.Qc. :2013/08/26(月) 18:14:26 ID:???
玄(どうしよう…話題が無いのです…おもちも…)

咲(何を話せばいいのかな…)

玄(あ、そうだ!)

玄「ぜ、全国大会ではお姉さんにお世話になりましたのです!私、お姉さんと麻雀打ったんですよ!」

咲「はい…見てましたから」

玄「そ、そうだよね…」

咲「…………」

玄「…………」

[208]◆Subara.Qc. :2013/08/26(月) 18:32:42 ID:???
玄「……そういえば、お姉さんとはどうして長野と東京と別々に?」

咲「あっ…えっと…」

――一言では答え難い質問に、咲は一瞬口ごもる。
  玄も空気が読めない子ではない。その変化は敏感に察していた。

玄「あ…変なこと聞いちゃったかな?」

咲「ううん、いいんです。もう仲直りしましたから…」

咲「…ちゃんと、お話しますね」

[209]◆Subara.Qc. :2013/08/27(火) 18:56:25 ID:???
――これから照とも戦うかもしれない、大会の相方。
  内緒にしておいたままで、いざというときに心配をかけたくはない。
  そして何より、他人に笑って話せるようになった事なんだという自信が、咲自身にも欲しかった。

玄「そ、そんな大事そうなお話…私が聞いちゃっていいんですか?」

咲「はい…!聞いてもらいたいんで、お願いします!」

――インターハイ終了後、ようやく和解することができた宮永姉妹。
  意を決して、咲はその経緯を語り出す。

[210]◆Subara.Qc. :2013/08/27(火) 18:58:46 ID:???
咲「――というわけ、なんです…」

玄「……宮永さん……」

ギュッ

咲「!?」

――ひととおり話し終え、一息ついたそのとき。
  玄は思わず咲を抱きしめていた。

[211]◆Subara.Qc. :2013/08/27(火) 19:01:34 ID:???
玄「よかったね…仲直りできて、よかったね…」

咲「あ、あの、松実さん?」

――抱きしめたまま泣きながら、玄は静かに語りかける。

玄「私にも…おねーちゃんがいるの…」

咲「……はい」

玄「ずっと一緒で大好きで…お姉ちゃんと離れ離れになるって思ったら、私…」

――決して饒舌で喋りが達者なわけではない。
  でも、ただやさしく抱きしめてくれるそのことが…咲には嬉しかった。
省10

[212]◆Subara.Qc. :2013/08/27(火) 19:04:46 ID:???
玄「大切な人と離れ離れになることって…辛いよね…
  でも、しなくちゃいけないお別れっていうのもあって…
  私はそこで、それでも待っていたいって思ったの」

咲(……?)

玄「私は昔から…、ずっと、待っている人だった…。
  宮永さんは…待っているんじゃなくて、自分から会いに行こうとしたんだね…強いね…」

咲「そんな…。私なんて自分じゃ何もできなくて…最初は、逃げていただけです」

咲「…会いに行けたのは、和ちゃんたちのおかげなんです」
省6


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