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サモンナイトN2
[716]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 21:15:36 ID:teim3pQc
佐門「俺の実家は旧華族の出なんだよ」
アズリア「家族?」
佐門「あぁ、偶に忘れるけど世界観が違うんだよなぁ……
まぁ、貴族の出って事だ。頭に『元』が引っ付くわけだが」
アズリア「そうか、貴族か。それで『分家』という言葉が出てきた訳か
しかし、なぜ本家から分家に流されて……あっ! すまん」
佐門「家長……兄貴の命令だよ。俺は出来が悪くてな。
いや、兄貴が特別出来が良すぎただけだと思うけどよ……天才って奴だぜ、ありゃ」
省17
[717]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 21:20:44 ID:teim3pQc
アズリア「私の家族……というか家系は、代々、帝国に仕える軍人であった」
佐門「……あ、そういや演習の時も特別待遇だったなお前。
そうか、そうなるとアズリアが次の家長っていうか、当主か」
アズリア「あぁ、口惜しい事にな……そして、私の立場は本来、
我が弟である、イスラが継ぐべきものであったのだ……しかし、弟には荷が勝ちすぎていた」
そういってアズリアは静かに水平線を見つめた。 省40
[718]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 21:28:14 ID:teim3pQc
佐門「なぁ、その救うってのは……」
―――殺すって事か?
佐門「……いや、すまん。なんでもねぇ」
アズリア「……そうか」
口には出せなかった。
そんなの分かりきっているから。
これほど家族を大事に思う少女が、
苦しんでいる家族を前にしたアズリアたちがどう思うかなんて……想像するに容易い。
治せないなら。
助けられないなら。
―――せめて、楽に
[719]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 21:30:46 ID:teim3pQc
佐門(召喚術って……なんなんだ? 俺に出会いをくれたこの魔法は……
どれだけの不幸を影で生み出し続けてる? ……クソ! どうすりゃ良い!)
でも、思うだけだ。 悩んだフリをしているだけだ。
”そうだ……どうせお前は何もしない”
―――ドクン―――
佐門「痛っ!」グラッ
アズリア「佐門!」スッ
膝から崩れ落ちた佐門を抱えるアズリア。
佐門の顔は青く、脈拍は速く、呼吸は荒い。
アズリア「大丈夫か、今、医務室に!」
省8
[720]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 21:32:52 ID:teim3pQc
先着1名で
★着水しナイト!→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。
ダイヤ→微動だにしない。ヒューッ! コイツはやるかもしれねぇ
ハート→体勢を崩しただけで済んだ
スペード→着水。船に戻れるか?
クラブ→無事、着水。のち遭難
JOKER→抜剣のち、海賊船両断
[721]名無しさんと創る物語:2015/10/24(土) 21:34:09 ID:???
★着水しナイト!→ スペードK ★
[722]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 23:47:17 ID:teim3pQc
★着水しナイト!→ スペードK ★
スペード→着水。船に戻れるか?
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グラッ
佐門「ギョエエエエエ!!!」
ボチャン!
アズリア「なっ!? 佐門!!」
ドガーン!! ドタタタタタタ……
アズリア「くっ、船をぶつけて……貴様ら、海賊か!」
カイル「お察しの通りだよ! 相手になってくれんのかい、美人の姉ちゃん?」
アズリア「この場に兵は……新兵だけか。 省8
[723]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/24(土) 23:53:16 ID:teim3pQc
佐門以外のネームドキャラが甲板に居る
+
兵隊の指揮が高い
よって、復帰確率上昇
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佐門「くそぉ! あれってカイルの船だろ!
あの海賊旗はばっちり覚えてるぞ……くそっ、絶対にゆるさねぇからなぁ!」
先着1名で
★復帰しナイト→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。
省6
[724]名無しさんと創る物語:2015/10/24(土) 23:55:48 ID:???
★復帰しナイト→ ダイヤK ★
[725]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/25(日) 13:26:44 ID:skiLGhDI
★復帰しナイト→ ダイヤK ★
クラブ以外→復帰、奇襲後に戦闘へ
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ガキィイン!!!
アズリア「コイツ……手強いぞ!」
カイル「よぉ、そろそろ息が上がってくるんじゃねぇか?
まだまだ下に仲間がいるんだろ? さっさと呼んで来たらどうだい!」
アズリア「さて、なんの話だ?(有事の際は貨物と乗客の護衛に人員を割けと命令した以上……増援は望めない 省23
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