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サモンナイトN2
[777]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/27(火) 20:06:49 ID:RZM9PSDI
佐門「あ、所で融機人(ベイガー)って……
アルディラさんは人間っぽいし……機界の人類?」
アルディラ「えぇ、そうよ。私たちは血肉のレベルで……
そう、それこそ産まれた時から精密機械と融合しているの」
佐門「帝国の召喚術の授業じゃ勉強してねぇ事だな……
(機械と召喚獣を融合させた召喚兵器は勉強したけど、それとは違うだろうな)」
アルディラ「こちらの世界にはほとんど融機人がいないし当然よ。 省13
[778]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/27(火) 20:13:39 ID:RZM9PSDI
アルディラ「それは他の世界とのハーフの場合よ。
たとえば、リィンバウムの召喚師は属性もバラバラだけど
機界の出身人間は絶対に機属性、鬼界なら鬼属性とその世界の属性を持つのよ」
佐門「腹黒の言ってた事と違うな。と、いう事は……」カキカキ
アルディラ(機)+リィンバウムのAさん(霊)=子供(機/霊)
アルディラの子供(機/霊)+リィンバウムのBさん(鬼/獣)=子供(全属性)
佐門「って事?」
省17
[779]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/27(火) 20:24:57 ID:RZM9PSDI
アルディラ「でも、何かを学ぶことは悪くない筈よ?」
佐門「まぁ、確かに」
トコトコ
クノン「アルディラ様、佐門様。お茶をお持ちしました」
アルディラ「あら……ありがとうね、クノン」
佐門「お、どうも……あ、そういやクノンも融機人なのか?」
クノン「いえ、私はアルディラ様の健康管理と護衛を受け持っている
看護医療用機械人形(フラーゼン)型式番号AMN−7Hです」
クノンはマニュアルを読み上げるかの様に一息でそう言うと 省2
[780]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/27(火) 20:44:56 ID:RZM9PSDI
佐門「……あれ、クノンっていうのは?」
アルディラ「私がつけてあげたの。可愛い名前でしょ?」
佐門「まぁ……確かに可愛い」
アルディラ「でしょ! ほら、クノン。彼も可愛いって、お礼を言ってあげて」
クノン「……はい、ありがとうございます」
その言葉は変らず感情の篭らない無機質な物だったが、
白い肌に僅かに朱色が差し込んでいた。
そんなクノンを見て、アルディラは微笑む。
クノンはアルディラの笑顔を見て首をかしげたが、 省3
[781]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/27(火) 20:48:35 ID:RZM9PSDI
佐門(親と子……いや、この場合姉妹って感じかな)
アルディラの知性的かつ、落ち着い佇まいの向こう側にある優しさと、愛情。
クノンの機械的な態度に隠れた、未熟ではあるが、確かに存在する感情。
二人はとてもよく似ている。その不器用さも
佐門(また遊びに来るかな……)
すぐ側で見守っていたい、この姉妹を
そんな事をぼんやりと思いながら静かにゆったりとした時間を過ごした
■アルディラ 友好段階:3(弟の様な子)
省5
[782]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/27(火) 21:00:52 ID:RZM9PSDI
〜鬼妖界集落「風雷の郷」〜
キョウマ「ミスミ様、こちらの方が例の漂流者……佐門殿です」
佐門「佐門です(殿って久しぶりに聞いたな
アズリアが超初期に言ってたな……すぐに呼び捨てになったけど)」
ミスミ「ほぅ、御主が……」
艶やかな黒髪。頭部から突き出た角。
和服の様な服は体のふくよかなラインを浮かび上がらせるが、
開いた胸元からは肌を見せない様にアンダーシャツを着込んでいる。 省25
[783]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/27(火) 21:10:06 ID:RZM9PSDI
ミスミ「して、佐門殿……
お主はどうやら名も無き世界の者であるとか……真であろうか?」
佐門「真であります……あ、やべ。口調うつっちゃった」
ミスミ「ホホ……ほんに愉快なお人よのぅ
して、それを証明する手段はお持ちか?」
佐門「それは当然あ……あっ!」
ミスミ「あっ?」
佐門「あー、その……今はないです……」
それもその筈。教科書などのびしょびしょの
荷物は別所で絶賛、日干し乾燥中であったからだ。
省24
[784]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/27(火) 21:14:55 ID:RZM9PSDI
ミスミ「……で、どうなんじゃ? まさかできぬとは言うまい?」
佐門「くっ……えーーーい、やっちゃる!! 見てろよ、見てろよぉ!!」
★パニック召喚→!card★
と書き込んで下さい。数字にによって分岐します。
1→金盥(自分に5ダメ)
2→金盥(敵に5ダメ)
3→回復(自分)
4→膝に矢(自分に10ダメ)
5→召喚成功
6→落とし穴に落ちる(自分に15ダメ)
7→召喚成功
8→額に矢(自分に20ダメ)
9→召喚成功 省10
[785]名無しさんと創る物語:2015/10/27(火) 21:16:56 ID:???
★パニック召喚→ ハートK ★
[786]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/27(火) 21:32:21 ID:RZM9PSDI
★パニック召喚→ ハートK ★
とんでもないものを召喚してしまった……
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佐門「まずは機属性。集中、集中……」スゥ
召喚術にもっとも大切な物は集中。
どんな場所でも、いかなる状況でも集中を切らしてはいけない。
召喚術の基礎の基礎。
しかし経験が浅い召喚師は簡単に集中を乱してしまい、
その基礎の基礎を守れぬ物も多い。結果、制御を失った召喚獣によって亡き者に…… 省29
[787]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/27(火) 21:43:37 ID:RZM9PSDI
シュパッ!
ミスミ「うむ、送還も中々の手際。
だが、まだ一属性じゃぞ?」
佐門「分かってる……とりあえず補助に魔道具を使う。それぐらいは良いよな?」
ミスミ「もちろんじゃ」
佐門「よし!」パラッ
腰の専用のホルダーに固定された呼び声の書を取り出し、開いた。
未だにページ数が全く増えていない呼び声の書だが、
これがあるとないでは精度も違ってくるので佐門はいつも持ち歩いていた。
佐門「……ミスミ様、アンタは鬼属性だな? 省22
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