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サモンナイトN2
[812]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 23:35:44 ID:cGWUV0N6
新たな出会いが呼ぶのは幸福だけではない。
そう、出会いと別れが一つである様に。
幸福と、不幸……
光と闇もまた一つなのだから。
胸に湧く期待と不安を唾液と友に嚥下し
佐門は雲ひとつない空を見上げた。
美しいくも残酷さを孕んだ黒白の空。
祈る様に、囁く様に、何かを呟いた。
その時、満天の星空の中に一筋の流れ星が流れ、消えた。
ふと、佐門はあの日見た、夕焼けの空に流れたほうき星を思い出した。
スーと心に安らぎが広がっていく。
省13
[813]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 23:39:54 ID:cGWUV0N6
―――お前がこの世界を愛すなら
"君が皆を愛すなら……"
―――"この世界(彼ら)はきっと、お前(君)にそれを返してくれる(さ)"……
[814]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/28(水) 23:46:50 ID:cGWUV0N6
■ファルゼン 友好段階:3(変革者?)
先着1名で
★夜会話→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。
ダイヤ→アルディラ
ハート→クノン
スペード→ファリエル
クラブ→ミスミ
JOKER→???
■エンディング分岐は夜会話ではなく、
単純に感情段階にしました。面倒くさい管理はポイー
夜会話で一段階友好段階が上がります
なので単純に感情段階を上げるブーストと考えてください
[815]名無しさんと創る物語:2015/10/29(木) 00:26:20 ID:???
★夜会話→ クラブ9 ★
[816]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/29(木) 21:45:36 ID:OfEUXmxs
★夜会話→ クラブ9 ★
クラブ→ミスミ
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食事の後、すぐに眠った所為か、
俺が起きたのは日が昇る前。まだ辺りがくらい時間だった。
ファルゼンに軽く散歩をしてくる旨を告げると(てか、もう起きてるのかよ)
気の向くまま、足の向くままに島を歩き始めた……
〜風雷の郷〜
佐門「あ、ども」
ミスミ「おや、佐門殿。日も昇る前からこんな場所に…… 省18
[817]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/29(木) 21:54:13 ID:OfEUXmxs
ミスミ「すまぬな。キョウマとまた違ったからかい安さが
どうにもツボにはまってしまっての。勘弁してくれんかの
ほれ、ちこうよれ。折角じゃ、共に朝日を拝もうぞ」」
佐門「…………失礼します」ドサッ
ミスミ「やれやれ、もう子供じゃなかろうに……ほれ、機嫌を直せ、佐門殿」クシッ
ぼさついた髪の毛をとかす様に優しく頭を撫でる、ミスミさん。
その動きはどこか手馴れていて、ずっと昔に忘れ去った母親の温かみを感じさせた。
省14
[818]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/29(木) 22:44:51 ID:OfEUXmxs
すっ……すっ……
佐門「……あの」
すっ……すっ……
佐門「あの! 何時まで頭を撫でてる気なんですかね!?」
ミスミ「いやなら手をどければ良いんじゃぞ」
佐門「それは……そうなんだけど……」
この暖かさが、どうにも懐かしくて離れがたい。
何時か感じた優しさ。自分を抱きしめていてくれていた暖かさ。
それを思い出させるこの暖かさを、手放したくないとすら思ってしまう
ミスミ「ホホッ、まだまだ子供じゃのう♪」
省6
[819]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/29(木) 22:54:16 ID:OfEUXmxs
〜数日後、集いの泉〜
集いの泉。
島の中央部に位置する普通の泉……に見えるのだが
召喚師が見ると一目で分かるほど凄い魔力を秘めている。
しかし、この島では一般的に『集いの泉』というと、
泉の中央にある護人が集う集会場であり、会議場である建物の事を言う程度に重要性は薄い。
[820]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/29(木) 22:59:29 ID:OfEUXmxs
アルディラ「……機械集落、ラトリスクの護人(もりびと)、アルディラ」
キュウマ「鬼妖界・風雷の郷の護人、キュウマ」
ファルゼン「さぷれす、冥界の騎士。ふぁるぜん・・・・・・」
ヤッファ「幻獣界・ユクレス村の護人、ヤッファ」
佐門「居候。海釣り担当、佐門」
アルディラ「四者+1の名の下、此処に会合の場を設けます……」
ファルゼン「セツメイシテクレ、ドウヤッテココニキタノカ・・・・・・」
省9
[821]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/29(木) 23:11:56 ID:OfEUXmxs
アルディラ「なるほど、佐門……彼と同じ船に乗っていたのね」
佐門「……え、ごめん。マジでそうなん?
記憶がわりと怪しいんだけど、ねぇ?」
アティ「居ました! しかもとんでもないことしてました!」
佐門「えぇ……まぁ、いいや。それも後で聞く」
キュウマ「そんな偶然が……と言いたい所ですが
現にこうしてその偶然の産物である方がおられますからね……信じましょう」
スカーレル「予想以上にトントン拍子に話が進んで怖いんだけど、 省13
[822]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/29(木) 23:22:26 ID:OfEUXmxs
カイル「まっ、理解してくれたっつーなら話ははええ!
ともかく俺らは船の修理が終わり次第でていくつもりだ。
その為に必要な物(道具や木材)だけ貸しちゃもらえねぇか?」
カイルが笑顔を浮かべてそう言った。
此処まで大分スムーズに話が進んだのだし、このまま綺麗に解決するかと思ったが……
アルディラ「彼の知りあいだというなら協力してあげたいけど……それはできないわ」
明確な拒否の言葉。 省17
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