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【中山の】副キャプテン半田3【脅威】
[645]副キャプテン半田:2016/03/27(日) 23:29:19 ID:AGxz15aI
二年目 9月 四週目 イベントフェイズ
木戸川清修との練習試合
円堂「それじゃあ各自しっかり体をほぐしておけよー」
練習試合のための準備が完了したグラウンドに円堂の指示が響く。時計を見てみるとそろそろ相手が来てもいい時間になっていた。
半田「全国一と称される程のエースストライカーか……うちの大矢とどっちが上かな?」
飛田「うーん、どうでしょうね……噂によると彼は空中でのシュートを好むみたいなので単純には比較できないんじゃないですか?」
半田「へえ、そうなのか」
ストレッチをしながら本日の対戦相手について語り合う半田と飛田。しばらく他愛もない話をしながら体を温めていると
一台のバスが門の前で泊まる光景が目に入った。
半田「お、来たな」
半田たちが注目するなか、まずは奇抜な髪型とサングラスが特徴的な三人組がバスから降りてきた。
武方 友「やっと着きましたね。少し遅れてしまいましたが」
武方 努「あー、疲れた」
武方 勝「つーか、誰かさんがトラブルを起こしたせいっしょ!」
ファッションだけでなく顔も似ているところを見ると、どうやら兄弟であるらしい。
三兄弟のあとからもぞろぞろと他の部員が降りてくるなか、最後に出てきたのは金髪の外国人らしい少年と逆立てたクリーム色の髪が目立つ
少年だった。
金髪の少年がとても晴れやかな笑顔をしているのに対し、もう一人の少年は対照的にとても不機嫌そうな表情をしている。
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