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サモンナイトN2
1 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/09/26(土) 02:26:16 ID:???
〜前スレまでのあらすじ〜
日本のとある高校に通う、主人公【内藤佐門】は同輩であり後輩である
ハヤト、ナツミ、トウヤ、アヤと共に謎の光に包まれ、リィンバウムに召喚される
諸々合って、サッカー選手と軍学校の生徒という二足の草鞋を履くことになった佐門。
だが、彼のステータスはクソ&クソの近所のワルガキにすら劣るクソステであった。
……だが、意外や意外。なんとサッカーのトーナメントも1回戦突破。
しかし、その勝利を喜ぶ暇もなく、戦地での演習が始まる。
茨の君・ヘイゼルの猛攻をなんとか凌ぎきった佐門であったが
無色の派閥の総帥『オルドレイク・セルボルト』と自らの召喚術の相殺によって発生した
爆発に巻き込まれ重症を負ってしまい……
更に
>>1
は気合を入れすぎて1000の前に容量を食いつぶしてしまうのであった……
800 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/27(火) 23:38:08 ID:RZM9PSDI
先着1名様で
★夜の出会い→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。
それ以外→ファルゼン?
スペード→ファルゼン
クラブ→キザ天使
JOKER→???
801 :
名無しさんと創る物語
:2015/10/27(火) 23:40:42 ID:???
★夜の出会い→
スペード2
★
802 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/27(火) 23:54:55 ID:RZM9PSDI
★夜の出会い→ スペード2 ★
スペード→ファルゼン
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ノシッ、ノシッ……
ファルゼン「ヨクキタ……」
佐門「あー、えっと……ファルゼンさん、だったよな?」
ファルゼン「ファルゼンデイイ。ケイゴモヒツヨウナイ……
ゲンジドノはトモカク、ホカノモノニモソウスルトイイダロウ」
佐門「あー、そうで……そうか?
でも、何か皆、俺よりすげぇ年上って感じがして自然と引き締まっちゃうんだよな……
あー、でも……そうしてみよっかな。ファルゼンは何か見た目と感覚一致しないし」
803 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/28(水) 00:00:25 ID:cGWUV0N6
ファルゼン「イッチシナイ?」
佐門「あぁ、えーとな……見た目は凄いイカツイのにさ、何かこう……」
―――中身はちょっと年下のか細い女の子っていうか
ファルゼン「……!!! ソウカ……ミタメドオリナノダガナ……」
佐門「やべ、気にしたか? 悪い! でも、何かそんな感覚がな……」
"そうさ、あの子は見た目通りの女の子だよ……仲良くしてくれると嬉しいよ"
佐門「あれ、今……男の声が―――あ、やっぱいない!」
また幻聴か……
いや、そういえば似た声を船の上で聞いたな。
などと晴れ掛かった忘却の霧だったが、「まぁ、いいか……」という
佐門特有の適当さがはっきされた結果、あっと今に記憶は再び霞がかる。
804 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/28(水) 00:06:19 ID:cGWUV0N6
ファルゼン「! サモン、ソノスガタハ……!」
佐門「え、何? 食べかすでもついてる?」
ファルゼン「イズミヲミロ!」
佐門「なんだよ、そんなにあせっ……うわーーー!! ケモミミ! 白髪! なんだこれ!」
ファルゼンに急かされ泉を覗くと、そこに映っていたのは
いつものぼさぼさな不ぞろいの黒髪の自分ではなく、
長髪ロングの白髪にケモミミを添えたビジュアルオタバンドのボーカルの様な姿の自分。
佐門「アッーーーー!!! なんだこれ!! 戻して!! 戻れよ! 戻らんーーー!!」グイー
耳をひっぱるが外れない。よく触ればフニっとした感覚があり、
生ものだという事が分かる。つまり、頭から生えているのだ。QED証明終了。
佐門「じゃねーーー! なんだこりゃーーー!」
フッ
佐門「……あれ、戻った? 戻ったよな? なぁ?」
ファルゼン「ウ、ウム……」
佐門「……よ、良かった。流石に俺の年齢であれはキツイ……
いや、俺の並のルックスではキツいだな。言葉はは正しく……」ドサリ
805 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/28(水) 00:09:43 ID:cGWUV0N6
佐門(今日はあっちこっちで騒いでばかりな気がするぞ……
何だこれ、最初は終了日未定のバケーションみたいな認識だったのに)
踏んだり蹴ったりの連続。
休暇と思ったら、何時もとあんまり変らなかった。
佐門(うぅ、この流れだとコンボでオルドレイク来襲とかありそうだぞ、縁起でもねぇ……
あの暗殺者の野郎には一度、借りを返しておきたいが、オルドレイク君はかえって!!」
ゴロゴロゴロ……ゴン!
ファルゼン「…………オチツイタカ?」
佐門「……おう」
とりあえず雑談で気を紛らわすことにした。
806 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/28(水) 00:11:24 ID:cGWUV0N6
佐門「さて、何を話すか……」
A:その鎧について
B:さっきの姿の事
C:アルディラが呟いた『護人』について
D:自由欄(好きな事を書く)
先着1名様、ageでお願いします
807 :
名無しさんと創る物語
:2015/10/28(水) 01:22:38 ID:O9rJs4pU
C
808 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/28(水) 23:08:48 ID:cGWUV0N6
C:アルディラが呟いた『護人』について
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
佐門「そういえば、アルディラが……」
ファルゼン「……スマヌ。あの方はトシウエアツカイノホウガヨロコブカモシレヌ」
佐門「……アルディラ’さん’が『護人』がどうたらって
言ってるのを聞いたんだが、これってなんの事か分かるか?」
ファルゼン「モリビト……『ロアーズ』トモイウ。
ワレラ、シマノシュゴシャノコショウダ」
佐門「ロアーズ……(か、カッコイイ……)
島の守護者って、あの場にいたお前ら4人がそうなんだよな?」
ファルゼン「ソウダ。ワレラハコノシマニイルカギリ、ナガイジュミョウトチカラヲエル」
佐門「長い寿命と力……何かすげぇな。
(要するにコンセントが護人で電源が島って事か。そんなすげぇパゥワァーがあるのか……なるほど)」
佐門の頭に浮かんだのはエヴァ○ゲリ○ンさながら、
背中についたコンセントを引きずりながら戦う、ファルゼン。
佐門「……不便じゃねぇの?」
ファルゼン「ムシロカイテキカモシレヌ」
佐門「えぇ……そうかぁ? 本当に?」
ファルゼン「ウ、ウム?」
世界観の違いによる些細なズレであった。
809 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/28(水) 23:19:25 ID:cGWUV0N6
佐門「あー、ところでだ!
あの時、ファルゼンは俺の事をフォローしてくれたよな。なんでだ?」
ファルゼン「……キカイガキタ。ソウカンジタノダ」
佐門「機会? なんの機会がだ?」
ファルゼン「ワレラガカワルキカイ……カコカラトキハナタレルトキガダ」
佐門「過去……アイツらが、だよな?」
ファルゼン「カレラト……ソシテ、シマニイキルスベテノモノガダ。ムロン……」
―――私も
810 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/28(水) 23:21:14 ID:cGWUV0N6
佐門「…………あれ?」ゴシゴシ
ファルゼン「ドウシタ?」
佐門「いやさ……あ! いや、なんでも! ちょっと、疲れてるだけだ」
ファルゼン「ソウカ……デハ、ユックリトヤスムガヨイ
カンイテキデハアルガ、ネドコハヨウイサセタ」
佐門「あ、あぁ……(これは言っちゃならんよな。寝よ寝よ)」
そう、顔が見えないからって鎧の大男をか弱い少女に見間違えた。
などという男に言うのは明らかな侮辱な訳で、その言葉をぐっと飲み込んだ佐門は横になった。
811 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/28(水) 23:26:10 ID:cGWUV0N6
目を瞑る。
しかし、疲れを感じる体はともかく
波乱の連続で心は冷め切る暇がなかったらしく、一向に眠気がやってこない。
佐門(あるある……寝るときに限って考えちゃう奴。
あるあ……俺、寝たいんだけど……ほんとなぁ」
辿り着いた不思議な島。そこで召喚獣と呼ばれた者たちの楽園。
人が踏み荒らすべきでない理想郷。不可侵の聖域。
だが、自分が此処にいるという事は
彼らもまた辿り着いているのではないだろうか?
カイルたちが。
アズリアたちが。
そして、アティが……
812 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/28(水) 23:35:44 ID:cGWUV0N6
新たな出会いが呼ぶのは幸福だけではない。
そう、出会いと別れが一つである様に。
幸福と、不幸……
光と闇もまた一つなのだから。
胸に湧く期待と不安を唾液と友に嚥下し
佐門は雲ひとつない空を見上げた。
美しいくも残酷さを孕んだ黒白の空。
祈る様に、囁く様に、何かを呟いた。
その時、満天の星空の中に一筋の流れ星が流れ、消えた。
ふと、佐門はあの日見た、夕焼けの空に流れたほうき星を思い出した。
スーと心に安らぎが広がっていく。
佐門(……なんとかなる)
そんな気がする。それは漠然とした感覚であったが、
どこか確信染みていて、蛮勇の様であったがそれとは別の何かであった。
―――おやすみ、リィンバウム
また会おう。会いたいよ。
歪だけど、不安定だけど、俺が愛した、この世界……
813 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/28(水) 23:39:54 ID:cGWUV0N6
―――お前がこの世界を愛すなら
"君が皆を愛すなら……"
―――"この世界(彼ら)はきっと、お前(君)にそれを返してくれる(さ)"……
814 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/28(水) 23:46:50 ID:cGWUV0N6
■ファルゼン 友好段階:3(変革者?)
先着1名で
★夜会話→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。
ダイヤ→アルディラ
ハート→クノン
スペード→ファリエル
クラブ→ミスミ
JOKER→???
■エンディング分岐は夜会話ではなく、
単純に感情段階にしました。面倒くさい管理はポイー
夜会話で一段階友好段階が上がります
なので単純に感情段階を上げるブーストと考えてください
815 :
名無しさんと創る物語
:2015/10/29(木) 00:26:20 ID:???
★夜会話→
クラブ9
★
816 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/29(木) 21:45:36 ID:OfEUXmxs
★夜会話→ クラブ9 ★
クラブ→ミスミ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
食事の後、すぐに眠った所為か、
俺が起きたのは日が昇る前。まだ辺りがくらい時間だった。
ファルゼンに軽く散歩をしてくる旨を告げると(てか、もう起きてるのかよ)
気の向くまま、足の向くままに島を歩き始めた……
〜風雷の郷〜
佐門「あ、ども」
ミスミ「おや、佐門殿。日も昇る前からこんな場所に……
むっ、まさか夜這いか? やれやれ、佐門殿もおのこという訳か」
佐門「いや、普通にさんぽで……」
ミスミ「まぁ、どうしてもというのならわらわが相手をするのもやぶさかではないんじゃが……」ススッ
佐門「ナニィ!?」
ミスミ「ホホッ、冗談じゃ」
佐門「クソォー!」
男の純情をもて遊ぶとは許せん!
起訴事案ですよ、これは!!!
817 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/29(木) 21:54:13 ID:OfEUXmxs
ミスミ「すまぬな。キョウマとまた違ったからかい安さが
どうにもツボにはまってしまっての。勘弁してくれんかの
ほれ、ちこうよれ。折角じゃ、共に朝日を拝もうぞ」」
佐門「…………失礼します」ドサッ
ミスミ「やれやれ、もう子供じゃなかろうに……ほれ、機嫌を直せ、佐門殿」クシッ
ぼさついた髪の毛をとかす様に優しく頭を撫でる、ミスミさん。
その動きはどこか手馴れていて、ずっと昔に忘れ去った母親の温かみを感じさせた。
佐門「……もう直ってますよ」ムスッ
ミスミ「フフッ……そうじゃな。
では、そういう事にしておくとしよう」
だから怒ってないっての!
それに……美人に誘われたら俺じゃなくてもテンション上がるだろ!
俺は悪くねぇ! 悪くねぇ! ……今未来の誰かとシンクロした気がする。
818 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/29(木) 22:44:51 ID:OfEUXmxs
すっ……すっ……
佐門「……あの」
すっ……すっ……
佐門「あの! 何時まで頭を撫でてる気なんですかね!?」
ミスミ「いやなら手をどければ良いんじゃぞ」
佐門「それは……そうなんだけど……」
この暖かさが、どうにも懐かしくて離れがたい。
何時か感じた優しさ。自分を抱きしめていてくれていた暖かさ。
それを思い出させるこの暖かさを、手放したくないとすら思ってしまう
ミスミ「ホホッ、まだまだ子供じゃのう♪」
佐門「…………恥っずい」
―――どうか誰にも見られていません様に……
■ミスミ 友好段階:3→4(まだまだ子供)
819 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/29(木) 22:54:16 ID:OfEUXmxs
〜数日後、集いの泉〜
集いの泉。
島の中央部に位置する普通の泉……に見えるのだが
召喚師が見ると一目で分かるほど凄い魔力を秘めている。
しかし、この島では一般的に『集いの泉』というと、
泉の中央にある護人が集う集会場であり、会議場である建物の事を言う程度に重要性は薄い。
820 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/29(木) 22:59:29 ID:OfEUXmxs
アルディラ「……機械集落、ラトリスクの護人(もりびと)、アルディラ」
キュウマ「鬼妖界・風雷の郷の護人、キュウマ」
ファルゼン「さぷれす、冥界の騎士。ふぁるぜん・・・・・・」
ヤッファ「幻獣界・ユクレス村の護人、ヤッファ」
佐門「居候。海釣り担当、佐門」
アルディラ「四者+1の名の下、此処に会合の場を設けます……」
ファルゼン「セツメイシテクレ、ドウヤッテココニキタノカ・・・・・・」
アティ「…………えっ! なんで佐門さんが平然とそっちに居るんですか!!」
佐門「あー、うん……それは後で話すから……とりあえず説明してやってくれ」
アティ「絶対ですよ!!」
821 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/29(木) 23:11:56 ID:OfEUXmxs
アルディラ「なるほど、佐門……彼と同じ船に乗っていたのね」
佐門「……え、ごめん。マジでそうなん?
記憶がわりと怪しいんだけど、ねぇ?」
アティ「居ました! しかもとんでもないことしてました!」
佐門「えぇ……まぁ、いいや。それも後で聞く」
キュウマ「そんな偶然が……と言いたい所ですが
現にこうしてその偶然の産物である方がおられますからね……信じましょう」
スカーレル「予想以上にトントン拍子に話が進んで怖いんだけど、
アナタが居ると「あぁ……」って不思議な納得が湧き上がってくるわ……」
海賊の船長と高速で意気投合し、
1日で信頼の地盤を築き上げる謎のコミュ力の高さ。
どんな人間にも一つぐらいは武器がある。佐門の武器は腹筋(防御力)とコミュ力であった……
822 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/29(木) 23:22:26 ID:OfEUXmxs
カイル「まっ、理解してくれたっつーなら話ははええ!
ともかく俺らは船の修理が終わり次第でていくつもりだ。
その為に必要な物(道具や木材)だけ貸しちゃもらえねぇか?」
カイルが笑顔を浮かべてそう言った。
此処まで大分スムーズに話が進んだのだし、このまま綺麗に解決するかと思ったが……
アルディラ「彼の知りあいだというなら協力してあげたいけど……それはできないわ」
明確な拒否の言葉。
この場にいる誰もがその言葉を予測していただろうか? いや、いなかった筈だ。
ソノラ「どうしてっ!? 船が直ったら出て行くって言ってるじゃん!」
アルディラ「それは……」
ヤッファ「それは佐門と違い……アンタたちがリィンバウムの人間だからさ」
アルディラの言葉を遮る様にヤッファは静かに、
しかし感情を込めてそう言い放った。
823 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/29(木) 23:24:04 ID:OfEUXmxs
先着1名で
★お久しぶりです!→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。
ダイヤ→生徒
ハート→先生
スペード→海賊
クラブ→軍人
JOKER→病人
824 :
名無しさんと創る物語
:2015/10/29(木) 23:30:41 ID:???
★お久しぶりです!→
クラブ2
★
825 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/30(金) 21:50:54 ID:cviUSEu+
★お久しぶりです!→ クラブ2 ★
クラブ→軍人
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〜カイルの海賊船〜
アティ「…………」
カイル「…………」
スカーレル「…………」
佐門(く、空気が悪い! ヤッファさんよぉ、爆弾投げていくんじゃないよぉ!)
―――此処はかつて、召喚獣の実験島だった場所。
そして今は帰る術を失くした俺たちはぐれ召喚獣の……はぐれ者たちの島だ……
佐門「(……よし! 空気をかえる!)あ、そういやお前たちもこの島に漂着してたんだな!
お前らさぁ、あの時何かあったか知らねぇ? 俺、頭打ったのか微妙に記憶飛んでて……」
カイル「ん? あ、あぁ……嵐があったんだよ」
佐門「嵐? ……あぁ、そうか。じゃあ、俺はその嵐で落っこちたとかそんな感じか」
そういえば……と佐門は授業を思い出す。
なんでもこの世界の造船技術はまだ研究が始まったばかりで
安定的な航海を行うのは難しいという事なのだ。海軍の地位が低い主な原因がこれである。
だからこそ、陸軍から海軍への移動は『左遷』という認識が一般的なのだ。
……そして、そんな船がマストを折られた状況で嵐に遭えば、
恐らく、甲板は地獄の様にぐらぐらと揺れるに違いない。
826 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/30(金) 21:56:45 ID:cviUSEu+
佐門「ひでぇ状態だっただろうな……
そら、記憶も飛ぶわ。軍服もボロボロだったし……」
カイル「お前も中々に大変だったみたいだな……」
スカーレル(服がボロボロになったのに、本人はピンピンしてるって可笑しくないかしら?)
■なお、死のふちから舞い戻りパワーアップした模様
827 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/30(金) 22:12:08 ID:cviUSEu+
カイル「……てかよ。アイツらの話し方からすると、
佐門、お前もはぐれって奴じゃねぇのか?」
佐門「ん、あぁそうだぞ。ちなみに名も無き世界の出身な。
一応、アティとアズリア……お前が戦ってた軍人も知ってる
でも、基本的には遠方の出って事になってて隠してるから黙っててくれよな」
スカーレル「あら、ごまかさないのね?」
佐門「アンタはえーと……」
スカーレル「挨拶が遅れたわね。あたしはスカーレルよ。
そこの船長とその妹の保護者……みたいなものかしら。よろしくね、軍人さん♪」
そういって瞬き一つ。ウィンクを飛ばしてくる
ファーコートを着込んだ、ザ・オカマさん。
結われた紫の髪と肌はよく手入れされ、ツヤツヤしている。
だが、一歩踏み込んだ先には別の何かがある様な……
佐門(踏み込むのはやめとこ……)
有事の際以外は基本的にチキンである佐門であった(地雷は除く)
828 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/30(金) 22:28:51 ID:cviUSEu+
佐門「じゃあ、スカーレルで良いな。
それで誤魔化さないのって話だが……その選択肢があったかぁ!」
スカーレル「えっ」
佐門「冗談だ。てか、排他的な奴らが「佐門はともかく」
なんて言ってるんだ、分かるだろ? 島の奴らには俺の事を全部話してる。離誤魔化しきれねぇよ」
スカーレル「なるほどね……じゃあ、なんで全てを話したの?」
佐門「それは……」
それはなんでだ。
命が惜しかったから? その場のノリで?
……違うな。それはきっと……
―――……大丈夫です。もう、全部……終わりましたから
佐門「……逃げてばっかじゃ駄目だ。多分、そう思ったんだ」
過去から
自分から
何より―――他人から
スカーレル「……」フッ
―――中々良い男じゃない、アンタ。惚れちゃいそうよ
829 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/30(金) 22:49:07 ID:cviUSEu+
カイル「……ヘッ! じゃあ、ちっとドヤされるだろうが、
仲間から逃げる訳にもいかねぇよな、佐門?」
佐門「えっ、アズリアたちがいるのか?」タ
スカーレル「巨漢の筋肉男と美人系のお嬢さんだけはね。
一応、牢屋には入れてるけど不自由はさせてないわよ。
そうね……じゃあ、ソノラに案内させるわ」
佐門「ソノラ?」
カイル「俺の妹分だ」
佐門「あぁ、なるほど。あの金髪の」
スカーレル「何かアンタたち便利ね……」
830 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/30(金) 22:58:36 ID:cviUSEu+
〜海賊船・牢屋〜
佐門「よっ!」
アズリア「佐門、生きていたのか!」
ギャレオ「だから言ったでありましょう、隊長殿……佐門なら大丈夫であると」
佐門「お前の謎の俺に対しての信頼なんなの?」
ギャレオ「信頼されないよりはマシだろう?」
佐門「ちがいねぇ」
牢屋を見回してみるとベッドもあり、毛布もある。
部屋自体には施錠され、見張りもいたが牢の鍵はあきっぱなし
不便させていないとうのは事実の様だった
佐門「という訳でこの通り無事だ。
他の奴らはどうした? 島に潜伏中か?」
アズリア「……いや、途中でかけつけたギャレオ以外は
皆、船倉にいたのだ。運が良くてこの船と同じ様に漂流。悪ければ……船と運命を共にした事だろう」
佐門「……そうか」
顔も知らない。名も知らない。
そういう人たちの為に悲しむことは佐門に出来なかった。
だからせめて、無事であるようにと静かに祈った。
831 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/30(金) 23:11:00 ID:cviUSEu+
佐門「……で、どうするんだ? ある程度の事情は聞いてるんだろ?」
アズリア「廃棄された召喚術の実験場。はぐれ者たちの島か……
事実ならば是が非でも帝国に報告すべきなのだろうな」
ギャレオ「その通りです、隊長。
事実ならば此処の技術は帝国の発展に大きく役に立つことでありましょう」
アズリア「あぁ、その通りだ。だが……」
佐門「だが?」
ギャレオ「命を助けられた以上、その相手に礼を尽くすのも帝国軍人以前に
人として、人間として当然であろう? 人心を捨てし者は獣でしかない」
佐門「……つまり、どうするか悩んでいると」
アズリア「……軍人として、人として、ままならぬものだな。
どちらかを選べば、どちらかを捨てねばならん」
佐門「お、おいおい。そこまで深刻なことかよ!」
アズリア「ッ……当然だ!」
―――私はレヴィノスの人間なのだぞ!
アズリア「軍人としての自分に背を向けるなら……私は……」
佐門「……悪い」
832 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/30(金) 23:20:26 ID:cviUSEu+
ギャレオ「……ですが隊長」
アズリア「分かっている。そろそろ方針を決めねばならん。
何を捨て、何を取るのか……隊長の私が決めねばならんのだ」
アズリアの瞳が揺れる。
人としてのアズリアと軍人としてのアズリア。
水と油の様に交じり合えないそれが、『此処(心の中)から出せ』と騒ぎ立てる。
佐門は目を伏せ、腕組んだ。
そして、長い長い沈黙の末にアズリアは……
833 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/30(金) 23:23:48 ID:cviUSEu+
先着1名で
★アズリアの決意→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。
ダイヤ→私は人間だ
ハート→私は……
スペード、クラブ→私は軍人だ
JOKER→綺麗なビジュ
834 :
名無しさんと創る物語
:2015/10/30(金) 23:35:37 ID:???
★アズリアの決意→
スペード8
★
835 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/31(土) 00:56:45 ID:sIdEtjQA
■時々、歴史の修正力みたいな物を感じます!
★アズリアの決意→ スペード8 ★
スペード、クラブ→私は軍人だ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
アズリア「……行くぞ、ギャレオ」スクッ
ギャレオ「ハッ!」スクッ
佐門「……どこへ行く気だ?」
アズリア「この船。そして、アティ……更にお前までもがここに辿り着いたならば、
同様にあの船が此処に辿り着いている可能性も高い。ならば……探すさ」
ギャレオ「脱出も最悪、イカダでも作れば良い。
そしてこの島を脱出し帝国に戻った暁には……」
佐門「……扉は開けておく」コツッ
836 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/31(土) 01:04:26 ID:sIdEtjQA
ギャレオとの会話を打ち切り、歩き出す。その足取りは重く、鈍い。
アズリアは『行く』とは言ったが『来い』とは言わなかった。
いや、なんとなく察したのだろう。それが無駄なことである事に。
佐門に帝国に対する忠誠心はない。
見知った者たちと帝国。天秤にかければ、当然彼の心は人に傾く。
苦楽を共にした仲間であったアズリアはそれを理解している。ギャレオもまた……
アズリア「……さらばだ」
―――さらばだ、佐門」
佐門「…………じゃあな」
ふと、軍学校を思い出す。
訓練、そして、サッカー……
佐門(なんだかんだで楽しかったな、あの頃はよ……)
もう戻れない。戻らない。
時計の針は進んでいく。
■アズリアとギャレオが【敵対】しました
837 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/31(土) 01:05:48 ID:sIdEtjQA
先着1名で
★それからどうした→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。
ダイヤ→鉄砲娘
ハート→腹黒
スペード→暗殺者
クラブ→召喚師
JOKER→僕は綺麗なビジュ(ラスト)
838 :
名無しさんと創る物語
:2015/10/31(土) 01:12:44 ID:???
★それからどうした→
JOKER
★
839 :
名無しさんと創る物語
:2015/10/31(土) 01:13:44 ID:???
・・・あれ?また俺ここでJOKERひいちゃった?
840 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/31(土) 01:31:30 ID:sIdEtjQA
>>839
嘘だろ、承太郎! また原作が死んだぞ!! 原作HP(原作度) -10000/6850
まぁ、良い方向に流れそうですね
★それからどうした→ JOKER ★
JOKER→僕は綺麗なビジュ(ラスト)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
佐門「…………」コツッコツッ
無言で通路を進む。
決意は揺るがぬ。しかし、心は晴れない。
???「ケッ、シケたつらしてやがんなぁ、オイ!」
佐門「……お前、誰だよ?」
ビジュ「なんだぁ、このビジュ様をしらねぇとはモグリかよてめぇ!」
薄い緑の髪の毛に人相の悪い顔。
しかも顔に刺青とくれば誰がどう見ても不良の部類である。
佐門(そういや、寄せ集め部隊って聞いてたな……)
組織に属せぬ流れ者。
ある意味では今の自分と似ている彼らに佐門は一瞬、シンパシーを感じるも
『あぁ、今。決別したばかりだったな。そうだったね』とすぐにブルーになる。
841 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/31(土) 01:42:25 ID:sIdEtjQA
ビジュ「おい、てめぇ! 何無視してやがる!」
佐門「……うわ、小物くさ」
ビジュ「あんだとぉ!?」
佐門「おっ、超テンプレの不良感!」
一周回って、どこかいとおしさすら感じそうになる小物。
自由なのも小物すぎて害にならないとカイルが判断したのだろう。
佐門(コイツはからかうと面白い枠だな……)
ビジュ「くそっ、正義面する隊長と副官から逃げ出せたのよぉ!
あの腹黒はキッチリ残ってやがるし、船員は俺に雑用を押し付けるし……
あーーーーー!!これなら俺も一緒に逃げ出しておくんだったぜ、ちくしょう……」
見ればビジュの背中には大きな木箱。
中身が何かは知らないが、雑用を誰かに押し付けられたのは間違いなさそうだ。
佐門「……うわーーー! 足が吊ったぁ、うごけねぇー!(棒)」
ビジュ「て、てめぇ! マジでふざけるんじゃねぇぞーーー! どけ! どけぇええ!」ガクガクガク
しばらくビジュで戯れた。
なぜか心が和んだ。明日も頑張れそう。
■ビジュが綺麗になった! もう正史はボロボロです
842 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/31(土) 01:45:55 ID:sIdEtjQA
佐門「さて、気分が少し良くなった所で……」
先着1名で
★イベント→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。
ダイヤ→アティさん、気づく
ハート→サモンウォーズ・EP1 腹黒の逆襲
スペード→召喚師さんのありがたい説法(嘘)
クラブ→姉さん、事件です!(イベントなどなかった。戦闘です)
JOKER→???
843 :
名無しさんと創る物語
:2015/10/31(土) 01:48:16 ID:???
★イベント→
スペード10
★
844 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/31(土) 18:01:53 ID:sIdEtjQA
次スレ:サモンナイトN3
http://dicestory.net/test/read.cgi/bbs/1446274482/
容量使い切るまでは此処で続行
845 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/31(土) 21:25:52 ID:sIdEtjQA
★イベント→ スペード10 ★
スペード→召喚師さんのありがたい説法(嘘)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
アズリアが逃げたという報告はカイルの妹のソノラを通し、
すぐにカイルに伝わった。同様に逃がしたのが佐門であるという事もだ。
憤慨するソノラに対し、カイルはただ「良いんじゃねえか?」の一言で全てを片付けてしまった。
「ただし……」と一つだけ条件を出してきたのだが……
〜カイルの海賊船・キッチン〜
???「……どうぞ」コトッ……
佐門「あぁ、どうも……」
そういってお茶を差し出し、
佐門の対面の席に座ったのは、燃え尽きた様な灰色の髪をした青年。
いかにも好青年という顔をしているのだが、佐門の経験上。そういう人間には地雷があるのだ。備えよう。
ヤード「ヤードと申します。サプレスの召喚師で、
今はこの船に客人として乗車しております」
佐門「って事は……あの日も中に居たわけか。災難だな、アンタも……」
ヤード「……申し訳ありません。定期船に偽装されたあの船を
襲撃する様にお願いしたのは私なのです……そして、その後の事も……全て、私が原因」
佐門「えぇ……」
やっぱり地雷案件かよぉ! という佐門の心の声が聞こえた気がした。
846 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/31(土) 21:48:40 ID:sIdEtjQA
佐門「……あー、とりあえずそれは分かった。
ところで、その後の事ってなんなんだ?」
ヤード「そうですね。佐門さんが……あぁ、すいません。
貴方の名前はカイルさんにお聞きしまして……」
佐門「構わねぇよ。とりあえず、ヤード。話を続けてくれ」
ヤード「……はい。佐門さんが船の上での記憶を失くしているのは聞いております。
本題とも関係があることなのでそれも含めて話させていただきましょう……」
そういうとヤードは2枚の紙片を差し出した。
1枚には緑の剣。1枚には赤い剣が記されている。
佐門「……なんだこれ?」
ヤード「赤い剣が紅の暴君(キルスレス)。緑の剣は碧の賢帝(シャルトス)
いずれも高純度のサモナイト石を利用したサモナイトソード言われる……魔剣です」
847 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/31(土) 21:56:57 ID:sIdEtjQA
佐門「ま、魔剣ってお前……(や、厄ぅーーーー!)」
ヤード「……今、佐門さんが想像していると通りです。恐ろしく、そして危険な剣……
だからこそ、私はその剣を盗みだした……そう、無色の派閥から」
佐門「えっ? どこだって?」
ヤード「無色の派閥。それも総帥であり、私の師でもあった
オルドレイク・セルボルトの元からです……あの男にだけはこの剣、渡してはならないと……」
佐門「くそぉおおおお!! まーーた、てめぇかオルドレイクぅうううううう!!!」バンバン
佐門の中で出来れば二度と聞きたくない名前だけど
どっかでまた聞く気がしてたランキング1に堂々のランクインをする男。
無色の総帥、オルドレイク・セルボルト。
戦力比は一般兵1に対して単体で10倍以上。 なお、佐門は7.5ぐらいである(適当)
ヤード「……知りあいなのですか?」
佐門「軍学校時代、演習で威力偵察やった時にバッタリ遭遇だよ、もう……
しかも片腕の暗殺者ぶつけてくるは、とんでもない召喚術使うわ……よく相殺できたな、俺……」
ヤード「それは……申し訳ありません」
佐門「いや、良い……元・弟子で今は関係ないもんな……続けてどうぞ」
848 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/31(土) 22:04:11 ID:sIdEtjQA
ヤード「……ともかく、この2本の魔剣があの場にあったのです。
そして、それの確保と破壊が私の目的だったのですが……アナタが予想以上に強く」
佐門「えっと、すまん?」
防御力で弾いた上に不意打ちした後にワンパンでボスを沈めた男。
そんな事、誰が想定しようか。出来るわけが無い。
ヤード「それで私はやむを終えず魔剣を使いました。
しかし暴走させてしまい、嵐が起きたのです……
襲い来る波。揺れる甲板……そして、船を飲み込むあの大波……もう駄目だと思いました」
佐門「よく生きてたな……」
ヤード「……それは、貴方が高波を吹き飛ばしたからです」
佐門「えっ」
ヤード「碧の賢帝(シャルトス)を抜いた貴方は高波を吹き飛ばしました。
しかし高めすぎた力の反動で甲板より吹き飛ばされ、海の中に……」
849 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/31(土) 22:07:07 ID:sIdEtjQA
ヤード「少し前に確認できたことですが、
紅の暴君(キルスレス)はアティさんの手元にある様です……
そして、恐らく貴方も碧の賢帝(シャルトス)を呼び出せる筈 」
佐門「この場に2本の魔剣が揃ってるって訳か……で、どうするの?」
ヤード「それは……」
850 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/31(土) 22:10:23 ID:sIdEtjQA
先着1名で
★静かなるヤード→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。
ダイヤ→良い値で買おう
ハート→静かに写真を差し出してきた
スペード→出来れば譲ってくれたら……
クラブ→貴方から奪い返せと?(絶望)
JOKER→よこせぇええええ!(戦闘)
851 :
名無しさんと創る物語
:2015/10/31(土) 22:27:38 ID:???
★静かなるヤード→
ダイヤ2
★
852 :
名無しさんと創る物語
:2015/10/31(土) 22:54:13 ID:???
ん?今言い値で買うって言ったよね?
853 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/31(土) 23:47:15 ID:sIdEtjQA
■佐門の経歴:浮浪者→学生→軍人→無職(さっき)→金持ち(島を出たら)
これはとんだシンデレラボーイですね……
★静かなるヤード→ ダイヤ2 ★
ダイヤ→良い値で買おう
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヤード「……あの男の弟子でしたので資産はそれなりにあります。
綺麗なお金ではありませんし、脱出後に言い値で買わせていただければと……」
佐門「え、いや……ただで……」
ヤード「無論、私が確実に破壊できるとは限りません。
破壊の手段の確保ができるまでは佐門さんに魔剣をお預けする事になるでしょう。
力を使いこなせるならばやすやすと奪われる事もないでしょうし……」
佐門「いや、だから……」
ヤード「よって、護衛もかねて私の無色の派閥時代の資産全てを差し上げます。
私は身一つあればいくらでもやり直せますし、そのつもりです……」
佐門「……じゃあ、そういう感じで」
ヤード「快く承諾してくださり感謝いたします」ペコリ
■ラスボスを倒した後、(フレーバーですが)金持ちになることが確定した模様。
854 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/31(土) 23:49:39 ID:sIdEtjQA
>>修正
ヤード「よって、取引には護衛も含めるという形で、この島を出て陸に戻り次第、
無色の派閥時代の資産全てを差し上げます。
私は身一つあればいくらでもやり直せますし、そのつもりです……」
855 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/11/01(日) 00:04:39 ID:kYhMhQMk
先着1名様で
★イベント2→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。
ダイヤ→アティさん、気づく
ハート→サモンウォーズ・EP1 腹黒の逆襲
スペード→読子さん、事件です!(イベントは終わりだ。戦闘です)
クラブ→姉さん、事件です!(イベントなどなかった。戦闘です)
JOKER→???
クラブA→アズリア、合流す
856 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/11/01(日) 01:28:58 ID:kYhMhQMk
よく見ると容量やばかったので次スレに
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