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サモンナイトNU
[154]サモさん ◆kC7LnE4qpc :2020/09/20(日) 08:01:26 ID:???
???「失礼、雛鳥の止まり木亭はどちらかしら?」
雛鳥の止まり木亭とは佐門達の宿の名だ。
佐門「へい! あっしらの宿は街はずれになりやす! もう少ししたら客を運んでいったレイドが
戻ってきやす! お待ちくだせぇ! へへ……ご婦人はおひとりで?」
???「いいえ、娘と旅行に来ているの。それで……私が分からないかしら?」
佐門「いや、わかんない……わかんないんだけどもしかして知り合い」
省24
[155]名無しさんと創る物語:2020/09/20(日) 11:20:37 ID:???
★知り合い ハート5 ★
[156]サモさん ◆kC7LnE4qpc :2020/09/22(火) 08:05:40 ID:???
★知り合い ハート5 ★
>愛人
???「実は私、家庭が家庭だけに結婚の相手は選べなくてね
形だけでも結婚する必要があったの……」
佐門「あ、はい。すいません、今の入り方なんでそういう
重い話に飛んだの? それ、大分嫌な入り方なんだけど。ねぇ、待って、友達だよね!」
???「愛人のファミィ・マーンよ、そして、今。あそこの噴水に居るのがあなたの娘」
佐門「アアアアアアアアアアア!! またややこしくなってきたぞぉーーーー!!」
省14
[157]サモさん ◆kC7LnE4qpc :2020/09/22(火) 08:17:17 ID:???
ハヤト「なんというか、先輩には不釣り合いな感じだな……あ、いや含みはないんだ。ただ……」
アルディラ「そうね、私もそう思う。彼は人間らしい人間だった。ただ周りの人間の為に戦い、信念の為に戦い
魔剣すら屈服させ、戦い抜いた果てに人を越え、苦しむ人の為に剣を振るい続けた」
レイド「召喚騎士か……なるほど、そう呼ばれるだけの事はある。
だが疑問だ。それだけの存在、なぜこちらでは名がとどろかない?」
省23
[158]サモさん ◆kC7LnE4qpc :2020/09/22(火) 08:27:26 ID:???
リプレ「え、エドス……人の趣味はそれぞれだからね?」
ハヤス「いや、そんな筈は……たしか、たしか先輩はノーマル
でも戦場が先輩を変えたのか……? いや、それは……不味いですよ!!」
アルディラ「……魔剣の継承者。あるいは秘術の継承者としての子供は数名はいるわ」
レイド・エドス「…………」
その言葉を聞いて視線を鋭くした2人は鋭利な気配を纏いながらアルディラを見た 省41
[159]サモさん ◆kC7LnE4qpc :2020/09/22(火) 08:32:18 ID:???
アルディラ「本当は平和な生活で穏やかにあの島で子供と……
でもあの場所を見てしまったから、私たちも、佐門も……」
―――引き返す事なんて、できなかったのよ
悲痛な表情を浮かべるアルディラに、意見をしようと思うものは誰もいなかった
ハヤトは自分の立っている足場がぐらつくのを感じた。心の奥底にあった
夢や幻だという逃避は瓦解し、いやでも現実を直視させられてしまった故に。
ふと、顔を上げて鎧姿のファルゼンを見つめた 省3
[160]サモさん ◆kC7LnE4qpc :2020/09/22(火) 08:36:58 ID:???
太鼓「だ、だめよイクオ! そんなに私を叩かないで! あぁ!」ドンドン! カッ! ドドドドン
イクオ「バブゥ!!」
佐門「見てくれ、ハヤト。新しい召喚術を思い出したぜ!!!」
ハヤト「いや、先輩。昨日まですげぇシリアスを味合わされたのに急に温度差で風邪ひきそうですよ、俺」
―――まぁ、でも。変な思い付きとかバカみたいな事してる方がらしいっちゃらしい
遠くにいってしまったと思っていた友人はまだ、確かに此処にいた 省14
[161]名無しさんと創る物語:2020/09/22(火) 09:41:38 ID:???
★朝イベント スペード8 ★
[162]サモさん ◆kC7LnE4qpc :2020/09/22(火) 23:54:51 ID:???
スペード→愛人
ファミィ「あら、おはよう」
ニコニコと金髪の女性が笑顔で佐門に笑いかけている
愛人を自称するファミィ・マーンである。最も、昨日の話を聞いていたハヤトには
それがフカしでもなんでもなく、ただ事実を述べている事が分かった
ハヤト「では、あとはお若いお二人で……」
などという定型文を残してさっさと退散すれば、
佐門「ちょ、まてよ」
とどこかで聞いたような喋り方で止めるものの 省15
[163]サモさん ◆kC7LnE4qpc :2020/09/23(水) 00:04:45 ID:???
ファミィ「9年ぶりになるかしら。急に連絡が途絶えて心配していたわ」
佐門「それを責めない辺り、どうしてか。というのは分かってそうだな」
ファミィ「旧王都のレジスタンス組織の状況が目に見えて悪化していたのは
知っているの。最も、長引けばそうなると貴方は予想はしていたみたいだけどね」
佐門「……今の俺は知らないんだ。よければ話してくれ」
ファミィ「……サプレスの大悪魔よ。負の感情を吸収し、糧とする 省37
[164]サモさん ◆kC7LnE4qpc :2020/09/23(水) 00:11:51 ID:???
佐門「そうか……なら、戦うだけだ」
ファミィ「そう……記憶を失くし、戦う理由もないのに戦うのね」
佐門「んーにゃ、戦う理由はある。近くに世話になった奴がいて、知り合いがいる。充分だろ、おつりがくる」
こんなの当たり前だろ、そんな顔をする佐門に一瞬、あっけに取られた様な表情を浮かべるも
すぐにいつもの落ち着いた様子を取り戻し、遠慮がちに笑顔を浮かべながら口を開いた。
ファミィ「そうね、そうだった。貴方にはそれで十分だった……」
省10
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