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サモンナイトN3
1 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/10/31(土) 15:54:57 ID:???
〜前スレまでのあらすじ〜
日本のとある高校に通う、主人公【内藤佐門】は同輩であり後輩である
ハヤト、ナツミ、トウヤ、アヤと共に謎の光に包まれ、リィンバウムに召喚され、
諸々合って、サッカー選手と軍学校の生徒という二足の草鞋を履くことになってしまう。
だが、彼のステータスはクソ&クソの近所のワルガキにすら劣るクソステであった。
サッカー大会に優勝し、帝都ウルゴーラ。
そして、その軍学校に栄光をもたらした佐門であったが、
その心はさざ波こそ立てど、依然として大きくゆれ動く事はない。
道化役は観客というなの他人に笑われるだけで、
その観客と極度に関係を持とうとはしない。いうなれば、道化役とは傍観者に等しい。
しかし佐門は気づかなかった。『関わらない』という選択は『関わる』
という大きな枠組みの中にある選択の一つであったという事を……
そして、結果的に佐門はアティという一人の人間の将来を大きく変えてしまったのであった。
責任を感じた佐門は自覚を持って少しずつ人に関わっていく事を決意するも、
その矢先に船は嵐に遭い(人づての話) 『はぐれ者たちの島』に漂流する。
アズリアとの離別、一言も会話がないアティ。
島の生い立ち。魔剣。そして、無色の派閥。
佐門の未来に少しずつ暗雲が漂い始めていた……
一方、原作の畜生ビジュは早々にジョーカーで浄化され
綺麗になってしまい原作の息の根は完全に止まったのであった。
263 :
名無しさんと創る物語
:2015/12/26(土) 19:13:08 ID:???
★追加イベント→
ダイヤ5
★
264 :
名無しさんと創る物語
:2015/12/27(日) 01:44:37 ID:???
もうこれオルドレイク君がヒロインでいいんじゃないかな
265 :
名無しさんと創る物語
:2015/12/27(日) 01:44:37 ID:???
もうこれオルドレイク君がヒロインでいいんじゃないかな
266 :
名無しさんと創る物語
:2015/12/28(月) 19:47:59 ID:???
大事(おおごと)なので2回言い(ry
ラスボスのフットワーク軽すぎ問題
267 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/12/31(木) 22:03:47 ID:13W/Q6sk
フットワーク軽すぎて戦う前に戦いが終わるという奇跡のラスボス
もう無駄に戦いの火種を燃やす必要もないですし、
佐門君はヒーローという訳でもないので適当な所で完結にする予定です
★追加イベント→ ダイヤ5 ★
ダイヤ→代理教師、佐門
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ばたばたと騒がしかった時間も過ぎ、一同はようやく静けさを取り戻した。
最もその最たる原因は佐門の一言だったわけなのだが……
佐門「無色の派閥? あぁ、うん……帰ったよ」
驚きのあまり一同は目を丸くし、カイルはその場でズッこけた。
……まぁ、何はともあれ島は佐門の手によって救われてしまったのである。
そして、その佐門はというと……
佐門「……という訳でリィンバウムの周囲には
>>14
の4つの世界が存在しており
これまた偶然な事に、なんとサモナイト石の種類も4種類なんだな」
―――色々あって、代理で教師をしていた。
268 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/12/31(木) 22:17:38 ID:13W/Q6sk
アリーゼ「なるほど……あれ、でも此処にあるサモナイト石は5種類ですよ」
佐門「あぁ、その無色のサモナイト石は他のサモナイト石が変化する前の状態って言われてる」
アリーゼ「へぇ……つまりこのどれとも同じであって同じじゃないんですね!」
佐門「お、鋭いな(この子、俺より普通に頭良いっぽいんだけど)」
十歳以上年下の女の子にすでに知能レベルを抜かれかけている
これほどクッソなさけない事はない。静かに佐門は心の中で涙を流した。
佐門「あー……あと、俺の居た『名もなきの世界』って呼ばれてる場所に
通じてるとも言われてるが……まぁ、まだ謎が多い。だからサモナイト石といえば
黒、赤、紫、緑の4種類だ。因みにアリーゼちゃんは紫のサモナイト石が反応したから霊属性だな」
アリーゼ「佐門先生! 佐門先生は何属性ですか!」
佐門「あー……俺は」バッ
黒(かなり光る) 赤(超光る) 紫(光る) 緑(はかなく光る)
佐門「……一応、4属性使いになるな」
アリーゼ「す……凄いです! 御伽噺の主人公みたいです!」
佐門「ハハッ、アリガトネー。ウレシイナー
(そんな物になったらそれこそ一生オルドレイクに付きまとわれる……!)」
心の底からわきあがる『もう手遅れ】という思考。
佐門がそれと向き合うにはガッツが少々足りない様子であった。
269 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/12/31(木) 22:20:53 ID:13W/Q6sk
先着1名様で
★佐門、教鞭を振るう→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。
ダイヤ→完璧
ハート→満足の行く結果
スペード→そこそこ
クラブ→ただの打神鞭の様だ(成果なし)
JOKER→教師の才能、無事開花
270 :
名無しさんと創る物語
:2015/12/31(木) 22:30:34 ID:???
★佐門、教鞭を振るう→
クラブ9
★
271 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/12/31(木) 22:57:38 ID:13W/Q6sk
★佐門、教鞭を振るう→ クラブ9 ★
クラブ→ただの打神鞭の様だ(成果なし)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
アリーゼ「この杖は魔力を増幅する為の……」
佐門「いや、近寄ってきた奴をボコる様だぞ」
アリーゼ「えっ」
佐門「こう……やるんだよ!」ブン!
バキィ!!(壁の砕ける音)
佐門「あっ」
アリーゼ「あっ」
この後、めちゃくちゃ叱られたので授業は打ち切りになった
272 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2015/12/31(木) 22:59:21 ID:13W/Q6sk
先着1名様で
★追加イベント→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。
ダイヤ→追加イベントなし
ハート→腹黒さんと二人きり
スペード→サッカーしようぜ!
クラブ→追加イベントなし
JOKER→???
クラブA→???
273 :
名無しさんと創る物語
:2016/01/01(金) 02:52:31 ID:???
★追加イベント→
ハート2
★
274 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/01(金) 09:28:41 ID:o5uYqH/o
★追加イベント→ ハート2 ★
ハート→腹黒さんと二人きり
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〜カイルの海賊船・食堂〜
佐門「あー、しんどかった……」
一時間はこってりしぼられ、その帰り。
ランタンの明りに気づき食堂に来るも人影はなく……
折角なので佐門はそのままそこで一息つくことにした
右手には少し硬くなったパン、左手には干し肉。目の前には水(お茶の淹れかたが分からず)
佐門「最強の布陣だ……勝てるぞ、我が軍は!(もぐもぐ)」
ファミィ「……何をしてるの?」
佐門「モッファ!?」
ファミィ「はい、お水」
佐門「!?!!(ぐびぐび)」
275 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/01(金) 09:31:17 ID:o5uYqH/o
佐門「し、しぬかと思った!」
ファミィ「死んでも良いのよ?」
佐門「最近本当、辛辣だな、お前! そろそろ許せよ!」
ファミィ「嫌よ(プイッ)」
佐門「……はぁー」
背もたれにもたれかかりため息一つ。
よく見れば目の前の女性の頬はわずかに赤みが差している
佐門(なんでこいつ赤くなって……此処に風呂なんてないよな。基本水浴びだし―――)
―――嫌い……佐門ちゃん何か嫌い……好きだけど……嫌いよ……
佐門(……あぁ、なるほど)
今更あれが一種の告白だった事に気づく、佐門
最もその場の衝動的なものも過分に含まれ、最後には大嫌いとまで言われたのであるが……
ファミィ「…………」(真っ赤)
佐門(年齢に似合わず純情だな、おい……くそっ、何か俺まで恥ずかしくなってきた)
だがそんな思いも口には出しはしない。
そんなんだからヒロインの一人もゲットできないのだ。とんだヘタレ野郎である
276 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/01(金) 09:32:56 ID:o5uYqH/o
先着1名様で
★ヘタレと処女→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。
ダイヤ→毒が裏返る
ハート→仲治り
スペード→ビジネストーク
クラブ→無言のままフィニッシュです!
JOKER→???
277 :
名無しさんと創る物語
:2016/01/01(金) 12:12:43 ID:EA5Y+MC6
★ヘタレと処女→
ハート8
★
278 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/02(土) 18:55:48 ID:mzUBQGu+
今更ですが、あけましておめでとうございます
今年も……といっても恐らく来週中、早ければ明日には完結ですので
この話も残すところあとほんの僅か。どうか最後までお付き合いください
★ヘタレと処女→ ハート8 ★
ハート→仲治り
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ファミィ「…………」
佐門「…………(もぐっ)」
ファミィ「…………」
佐門「…………(もぐもぐっ)」
ファミィ「…………」
佐門(つ、辛い!)
部屋を包む沈黙。
お互いが口を開かけては閉じ、開きかけては閉じ……
そんな事を繰り返し、ただ時間だけが過ぎ去っていく。
279 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/02(土) 18:57:10 ID:mzUBQGu+
ファミィ「……アティちゃんに聞いたわ。戦ったって……」
佐門「ん? あ、あぁ……オルドレイクか」
実際には剣を完璧に制御している所を見せただけで
狂喜乱舞しながら帰っていったので戦闘は行っていないのだが……
佐門「向き合っただけだぞ。魔剣を見せたら相手は何か納得して退いたからな」
ファミィ「……どうして残ったの?」
佐門「あのなぁ……背中見せて逃げられる相手じゃねぇのは分かるだろ!
アティは膝が震えてた。俺はそうでもなかった。だったらどっちが残るかなんて……」
パンッ!!!
280 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/02(土) 18:58:26 ID:mzUBQGu+
佐門「はっ……えっ?」
頬に残るじんわりとした痛み。
きょとんとした目で何かぶつけたのかと辺りを見渡し、しばらくして
目の前にある乗り出してきた誰かの体と振り切られた手に気づいた。
佐門「おまっ……」
ファミィ「それで!!!」
―――貴方が死んじゃったら元も子もないじゃない!!!
佐門「…………かもしれねぇな」
ファミィ「かもしれないかじゃないわ!」
どうして
どうして
ファミィ「貴方は私たちの事を考えてくれないの! 貴方が……佐門ちゃんが死んだら!
私が何時もの様に笑顔を浮かべていられると思うの!? アティが、アズリアが、どう思うかもわからないの!」
佐門「……それは」
ファミィ「分かってクセに! 人の気持ちに無関心なんてフリして、
一番注意を向けている貴方は……嫌い、嫌いよ! 貴方なんか嫌いよ……でも、でも……好きなの! だから!」
―――いなくならないでよ……お願い、お願いよ……
281 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/02(土) 19:02:20 ID:mzUBQGu+
ファミィ「ひっく……」
佐門「…………」
ガタッ。ギッ、ギッ、ギッ……バサッ
佐門「此処、夜は冷えるぞ。今更だけど……
そんなうっすい寝巻きでよく寝れるな。それ着とけ」
ギッ、ギッ、ギッ……
佐門「それから、やっぱり約束はできねぇわ。
人間何時か死ぬもんだし。何より……俺はもう後悔はしたくない」
何かすればよかったとか
何か出来たかもしれないとか
佐門「そんなのゴメンだ。そりゃ、俺は無能だ。
何にもなれないかもしれねぇけど……最近、分かったんだよ」
―――それでも、”俺”にはなれる
ギッ、ギッ、ギッ……
軋んで音を立てる木の床板に耳を向ける。
誰かの泣き声を聞きたくないから『ギッ』というその音だけを聞こうとした
傍から見ればまた逃げてると言われるのだろう。
でも、今はそれが精一杯だった。少なくとも、前とは違う。答えを示す事ができたのだから―――
282 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/02(土) 19:25:09 ID:mzUBQGu+
佐門(まだ真正面から、人の優しさも思いも受け止めきれねぇけど……)
何時かきっと……俺という存在に誓って必ずそういう男になってみせる。
だから今は……
佐門「……おやすみ」
バタン! ギッ、ギッ、ギッ……
佐門「…………はぁ」
はりつめていた空気を吐き出し、扉によりかかって背筋を伸ばす
その時、1枚の薄い扉越しに聞いた言葉は
―――おやすみなさい
一応の和解の言葉だった、そんな気がする
■ファミィ 友好段階:1(好きだけど嫌い)→■ファミィ 友好段階:3(嫌いだけど……)
※最後だし少し色をつけて……好感度はマスクデータにする方がジッサイ楽だと思います(学習)
283 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/02(土) 19:27:50 ID:mzUBQGu+
因みに心理描写とうでほっとくと最低でも6〜10レスは食いつぶしそうなので
基本的に7割ほどカットしております。本当は台本式でサクサク行きたいのですが悪い癖です。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★追加イベント→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。
ダイヤ→追加イベントなし
ハート→追加イベントなし
スペード→サッカーしようぜ!
クラブ→追加イベントなし
JOKER→???
クラブA→???
284 :
名無しさんと創る物語
:2016/01/02(土) 19:28:17 ID:???
★追加イベント→
クラブJ
★
285 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/17(日) 20:45:53 ID:zbQ43XIA
間が開きすぎてしまった……でもちゃんと終わらせますぞー
★追加イベント→ クラブJ ★
クラブ→追加イベントなし
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
佐門「……しまったな」
一人部屋、呟きながらたたずむ佐門。
今、彼は深刻な問題を抱えていた……
佐門「ファルゼンに夜来いって言われてたが、夜が深まりすぎて……道が分かんねぇ」
といってもこのまま呼び出しを無視するのも気が引ける
よーく魔力を感じればなんとなく目的地の方角ぐらいは分かるかもしれない
が、今日は少々疲れすぎた。集中力などまるでない
ならば適当に歩いてみるか、あるいは棒でも転がすか
佐門(運か勘か……う、うーむ……よし、勘だ! 歩くぞぉーー!)
困った時に運ではなく自分(の勘)を信じる様になったのは
彼にとって大きな進歩だが彼がそれに気づかは分からない―――
286 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/17(日) 20:48:00 ID:zbQ43XIA
ドン!ドン!
佐門「うわっ!? な、なんだ……鳥か?」
突然の騒音に驚きつつもその音が聞こえた場所―――部屋の窓の方に目を向ける佐門
するととそこには……
青白い顔の見知らぬ少女「……」
佐門「……」
青白い(光を放つ)見知らぬ少女が窓から佐門の部屋を覗き込んでいた
佐門「…………」汗ダラダラ
青白い顔の見知らぬ少女「…………ノロッテヤル」
佐門「」
287 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/17(日) 20:50:03 ID:zbQ43XIA
先着1名様で
★真冬のホラースペシャル→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。
ダイヤ→ノリに合わせていた
ハート→なんとか冷静さを取り戻す
スペード→意識を保つも動揺
クラブ→無事、気絶
JOKER→ジェダイ
288 :
名無しさんと創る物語
:2016/01/17(日) 20:56:30 ID:???
★真冬のホラースペシャル→
クラブQ
★
復活ウレシイ・・・ウレシイ・・・
289 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/17(日) 22:18:41 ID:zbQ43XIA
★真冬のホラースペシャル→ クラブQ ★
クラブ→無事、気絶
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ピキーン!!
佐門(この感じ……分かるぞ!)
その時、佐門の脳内に電流が走った
召喚師として彼が持つサプレスへの適性……
それが一瞬にして目の前の存在を”本物の幽霊である”という事を内藤佐門という男に理解させた!
佐門「……え、本物? ウワァアアアアアア!!!」バタリ
青白い顔の見知らぬ少女「あ、あれ……」
内藤佐門……苦手な物は兄。絡み合った人間関係。そして、ホラー全般であった。
青白い顔の見知らぬ少女「ご、ごめんなさいーー!
ちょっとした悪ふざけだったんですーー!」
こうして、宵の出会いは夢の中に溶けていく
何時か思い出されるその日まで……
290 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/17(日) 22:20:34 ID:zbQ43XIA
先着1名様で
★その後を語る者→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。
ダイヤ→釘
ハート→機
スペード→鬼
クラブ→鎧
JOKER→???
A→オルドレイク君
291 :
名無しさんと創る物語
:2016/01/17(日) 22:58:15 ID:???
★その後を語る者→
ダイヤ3
★
292 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/19(火) 23:18:57 ID:wrlTMlbs
★その後を語る者→ ダイヤ3 ★
ダイヤ→釘(宮)=アリーゼ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
…………………………………………………………………………………………………………
……………………………………………………
………………………
………
男性「で、その後はどうなってたんですか?」
ブロンドの女性「さぁ? 私が起きる事には全て終わっていましたから……無事に封印が終わったことは確かですね」
男性「さ、さぁって……困りますよ、アリーゼ先生!
何時もの様に小説が上がらないというのならともかく、今日は佐門という人物の取材で来てるんですからね!」
アリーゼ「ふふっ、すいません……それにしても、もう随分経つんですね、あれから……」
懐かしむ様に窓の外を見つめる長いブロンドの髪の女性はアリーゼ
時が経ち、島から戻った彼女はアティの指導を受け軍学校に入学……卒業
そして、今は実家を手伝う傍ら作家として活動していた―――
293 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/19(火) 23:23:47 ID:wrlTMlbs
男性「うーん……しかし、変な人ですね」
アリーゼ「そうですか?」
男性「そうですよ!」バサッ
そういって彼が机に置いた紙束は全て、彼が集めてきた佐門さんの話らしい
『犬に追われていた』『食い逃げと間違われた』『馬車に引きずられていた』 ……あぁ、凄いそれっぽいです!
男性「大商人マルティーニ家の跡取りである先生の知りあいの割には逸話らしい逸話はない。
の、割には知り合いはそこそこ多く、変な話ばかりが集まる……こんな変人が本当に先生の友人なのですか?」
アリーゼ「変人って……良い人なんですよ?」
男性「変人は否定しないんだ……」
アリーゼ「えぇと……でも、変なのは確かですから」(目を逸らす)
少なくとも私が佐門さんを登場人物の一人と書くとしたらあの人は主人公というよりは脇役
それも1巻で死んで貰う事になるでしょうね……だって、生かしておくと話が纏まりません……
……でも、なんだかんだで生き延びそうですね。 ……うん! 出すのはやめておきましょう!
294 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/19(火) 23:30:50 ID:wrlTMlbs
男性「はぁー……編集長の物好きにも困ったもんだ
なんでこんな人の事を纏めた本なんて出そうと思ったのか……というか売れるんですか、これ?」
アリーゼ「あ、私は買いますよ」
男性「…………変人の友人はやっぱり変人って事ですかね」
アリーゼ「失礼な! 物好きと呼んでください!」
男性「あんま大差ないです、それ……」
……でも、思い出したら懐かしくなってきました
今はどこに入るんでしょうか、佐門さん―――
295 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/19(火) 23:53:16 ID:wrlTMlbs
…………………………………………………………………………………………………………
……………………………………………………
………………………
………
〜何処か〜
佐門「さーて、どうしよっかな……カード様の言うと、お、りー……
クラブK
か」
しまった……高いほうが良いのか低いほうが良いのか悪いのか考えてねぇ
佐門「……寝よ」
今では目をつぶって10秒で眠れる自身がある……
ふふっ、どこでもすぐに眠れるってのは旅人の必須スキルさ
……まぁ、マスターまでに2年かかったんだけどよ
N太は偉大だったんだな……意外と戦場なら大成するかもな、アイツって
296 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/19(火) 23:56:04 ID:wrlTMlbs
先着1名様で
★アリーゼ→!card
アルディラ→!card
ミスミ→!card
ファルゼン→!card
ファミィ→!card
アティ→!card
ソノラ→!card★
と書き込んで下さい。数字によって分岐します。
■アルディラ 佐門のカード(K)+-4以内→同行者
■ミスミ 佐門のカード(K)+-4以内→同行者
■アリーゼ 佐門のカード(K)+-3以内→同行者
■ファルゼン 佐門のカード(K)+-3以内→同行者
■ファミィ、アティ、ソノラ:佐門のカード(K)+-2以内→同行者
■佐門のカードと一致→?
297 :
名無しさんと創る物語
:2016/01/20(水) 00:57:42 ID:???
★アリーゼ→
クラブ6
アルディラ→
クラブ10
ミスミ→
スペード5
ファルゼン→
ハートQ
ファミィ→
スペード9
アティ→
クラブ9
ソノラ→
クラブ3
★
クラブKな当たりなんか佐門らしさを感じてしまうwww
298 :
名無しさんと創る物語
:2016/01/20(水) 11:31:11 ID:???
オルドレイク君の場合
ハートA
299 :
名無しさんと創る物語
:2016/01/20(水) 16:51:13 ID:???
おいばかやめろ
300 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/20(水) 21:49:32 ID:ljYJTm0E
★アリーゼ→ クラブ6
アルディラ→ クラブ10
ミスミ→ スペード5
ファルゼン→ ハートQ
ファミィ→ スペード9
アティ→ クラブ9
ソノラ→ クラブ3 ★
オルドレイク君の場合 ハートA
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
オルドレイク「見よ、佐門。私はA(エース)だ……運命を感じるではないか!」
佐門「あぁー、本当な〜一生お前につきまとわれる運命かなー」(遠い目)
ヘイゼル「難儀な男だ……」
ツェリーヌ「キィーー!! 何が難儀な物ですが! アナタも私という者がありながら……キィーー!」
オルドレイク「許せ、ツェリーヌ……愛を捧げるのはお前だけ故にな」
ツェリーヌ「あ、アナタ……」
オルドレイク「……まぁ、私が女であったなら愛を捧げる対象は佐門であっただろうが」
ツェリーヌ「死になさい、佐門! 今すぐに!」(襟を掴む)
佐門「ぐっ、ぐるちい……なんで俺がこんな目に」
アルディラ「頑張るのよ……きっと此処を抜けたら逃げられるわ」
ファルゼン「デ、アレバイイガナ……(100%無理ですよねぇ)」
301 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/20(水) 23:34:30 ID:ljYJTm0E
佐門(……でも、随分遠くまで来たよなぁ)
わけもわからずやってきた世界
学生になり学んで、なぜかサッカーして、そうかと思ったら兵士になって……
佐門(俺は何処へ行くんだろうなぁ……)
流れ、流れて……偶に逆らって
そうやって択び続け、俺は何処へ辿り着くのか
アルディラ「コラ、ファリエル! 佐門が不安がって無言になってるでしょ!」
ファルゼン「イヤ、ネエサン。コノ姿ノトキハファルゼント……」
アルディラ「ファリエル!」
ファルゼン「」
ツェリーヌ「ヘイゼル! もう佐門を殺しなさい!」
ヘイゼル「その命令は聞けん。私はもうアイツの所有物だ」
ツェリーヌ「キィイイイー!!!」
ヘイゼル「ふっ……恨むなら私をアイツに差し出した自分の男を恨む事だ」
302 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/21(木) 00:49:59 ID:xFZEG4rs
ツェリーヌ「キィイイーー! 己、佐門!!」
オルドレイク「ふっ、我が君はお前に夢中らしい。妬けてしまいそうだ」
佐門「お前、分かってて言ってるよな? 本当、性格悪すぎんぞ」
オルドレイク「ふっ……」
303 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/21(木) 01:10:26 ID:xFZEG4rs
昔、昔……
遠い世界から来た男は世界を救うわけでもなく
大きな偉業を達成したわけでもない……ただただ、宛てもない旅を続ける旅人だった
ある日、どこかの町にふらっと数人のお供を引き連れて現れ
問題を起したり、問題を解決したり……多くの人々を巻き込んだ後に旅立っていく……
英雄でもなく、勇者でもない。一言で言えば厄介者。しかし―――
弱者が居れば盾となり、災いあれば気だるげな顔をしつつも率先して立ち向かっていく
龍と心を通わし、獣を従え、霊を操り、機械を操る……そんな偉大なる召喚師でもあった。人は彼を称え、こう呼んだ……
―――召喚騎士(サモンナイト)
304 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/21(木) 01:27:13 ID:xFZEG4rs
佐門「うし、そろそろ行くか……」
オルドレイク「ふむ……どこへ行くのだ?」
佐門「あー、そうだな。まぁ、風の向くまま、気の向くまま…………て」
アルディラ・ファルゼン・ヘイゼル・ツェリーヌ「適当」
オルドレイク「つまり……いつも通りであるな」
佐門「うっ…………うるせぇーーー!! だったらてめぇらで行き先決めろや! 俺は、俺はーーー!」
―――帰るぅうーーーーーー!!
サモンナイトN 完
305 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/21(木) 01:40:02 ID:xFZEG4rs
という訳で一応完結。
ラスボスとカードにかき回され
盛大に何も始まらないどころか原作すら始まらなかった……
一つ良い訳させていただくなら
心理描写を多く入れてじっくり進めたい私にこの安価形式は合わなかった(今更)
悔いは多いですが、オルドレイク君という謎ストーカーが生まれたというだけで許せる……
そんな訳で此処でこの物語は一応、完結という事にさせて頂きます。
場をお貸しいただいた管理人様。付き合ってくださった読者様に感謝を。
それでは、お疲れ様でした。
306 :
名無しさんと創る物語
:2016/01/21(木) 11:36:56 ID:???
お疲れ様でした!
佐門くんはすごい勢いで(明後日の方向に)突き抜けていきましたね!
307 :
名無しさんと創る物語
:2016/01/22(金) 12:44:25 ID:???
原作は知らないですが楽しかったです(小並感)
308 :
名無しさんと創る物語
:2016/01/22(金) 15:19:27 ID:???
これ主人公誰だっけ?
309 :
サモさん
◆zHt6XgZ6n2
:2016/01/22(金) 16:19:12 ID:???
>>306
王道をしたかったけど(残念ながらそんなもの)ないです
とりあえず腹筋だけ鍛えれば負けはない(防御力最強感)
>>307
原作にちゃんと入れてないから問題なし! 因みに原作の1〜3今は大分安く買えます
このスレより面白いからぜひ……未プレイは2か3の方がやりやすいですかね
>>308
このスレの主人公は佐門……いや、ラスボス枠からストーカー枠になったオルドレイク君かな
佐門は引きは強いけど主人公って感じじゃありませんでしたね。駅弁屋の名物店員とかそんな感じ
最弱主人公かと思ったらただのTUEEEであった……
そんな気はなかったのですが、まぁ、よし! もうちょいサッカーしたかったのですがもう話が広がらない
ラスボスを大人しく椅子に座らせておかなければならない理由は一つ「問題が起きないから」 であった
唯一の悔いは原作に入れなかった事です。本当……己、オルドレイク君!
でも、なんだかんだで頭からっぽにして楽しめました。
次回作は未定ですが、カードで斜め上に飛んでいくこの方式は好きなので
また此処が使えたら……と思っております
それでは、お付き合いくださりありがとうございました
310 :
名無しさんと創る物語
:2016/01/22(金) 19:08:11 ID:???
お疲れ様でした
サモさん先生の次回作にご期待ください!
311 :
名無しさんと創る物語
:2020/01/13(月) 17:56:10 ID:???
久しぶりに来たけど本当に誰にも使われてないのかぁ。
機能がいいだけに惜しい
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