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サモンナイトN3

1 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/10/31(土) 15:54:57 ID:???
〜前スレまでのあらすじ〜

日本のとある高校に通う、主人公【内藤佐門】は同輩であり後輩である
ハヤト、ナツミ、トウヤ、アヤと共に謎の光に包まれ、リィンバウムに召喚され、
諸々合って、サッカー選手と軍学校の生徒という二足の草鞋を履くことになってしまう。

だが、彼のステータスはクソ&クソの近所のワルガキにすら劣るクソステであった。

サッカー大会に優勝し、帝都ウルゴーラ。
そして、その軍学校に栄光をもたらした佐門であったが、
その心はさざ波こそ立てど、依然として大きくゆれ動く事はない。

道化役は観客というなの他人に笑われるだけで、
その観客と極度に関係を持とうとはしない。いうなれば、道化役とは傍観者に等しい。

しかし佐門は気づかなかった。『関わらない』という選択は『関わる』
という大きな枠組みの中にある選択の一つであったという事を……
そして、結果的に佐門はアティという一人の人間の将来を大きく変えてしまったのであった。

責任を感じた佐門は自覚を持って少しずつ人に関わっていく事を決意するも、
その矢先に船は嵐に遭い(人づての話) 『はぐれ者たちの島』に漂流する。

アズリアとの離別、一言も会話がないアティ。
島の生い立ち。魔剣。そして、無色の派閥。

佐門の未来に少しずつ暗雲が漂い始めていた……


一方、原作の畜生ビジュは早々にジョーカーで浄化され
綺麗になってしまい原作の息の根は完全に止まったのであった。

201 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/11(金) 17:57:00 ID:2la1HShY
アティ「はい? なんですか、佐門さん?」

佐門「いや、なんでもねぇよ(そうだ。俺は……感謝してる)」

この世界に来れた事。

この世界を知れた事。

佐門(少し目を凝らせば闇の向こうが透けて見える。
    境目が曖昧すぎて、いや、境目なんてねぇのかもしれねぇ……
    でもそれは……もしかすると向こうの世界も同じだったのかもな)

俺の日常の中に争いなんてものがなかったから……

だから、テレビの向こうにある戦争や事件に現実感が感じられなかった

それだけなんだと思う……だって、テレビに映っていたあの光景は……

あの時、同じ世界で起こっていた、あるいは起こったことだったんだから―――

202 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/11(金) 18:06:25 ID:2la1HShY
―――良い顔つきになりましたね、佐門……あの頃よりも、ずっと……

佐門「この声は!?」

アティ「佐門さん! 凄く、凄く嫌な感じがします!」

佐門「分かってる! お前はすぐに船に戻れ!」

アティ「で、でも……」

佐門「良いから戻れ! アイツの目的は多分、俺だけだ! そうだろ!」


―――オルドレイク・セルボルト!!!


オルドレイク「えぇ、その通りです……そちらのお嬢さんはどうぞお引取りを
         早々にこの場を離れていただけれるなら手出しはいたしません。ですが……」

―――降りかかる火の粉は払わねばならない、そうでしょう?


佐門「ッ……!」

203 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/11(金) 18:08:28 ID:2la1HShY
先着1名様で


★自重しないラスボス→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。


ダイヤ→顔を見に
ハート→雑談しに
スペード→魔剣の力を見に来た(戦闘)
クラブ→貴方の全てを見せて貰いに来た(戦闘)
JOKER→オルドレイク「配下になりにきました」 佐門「えっ」

204 :名無しさんと創る物語:2015/12/11(金) 18:11:58 ID:???
★自重しないラスボス→ スペードK

205 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/11(金) 20:51:58 ID:2la1HShY
★自重しないラスボス→ スペードK ★
スペード→魔剣の力を見に来た(戦闘)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
オルドレイク「剣を抜きたまえ、佐門……
         魔剣の力を、お前の力を私に見せてくれ!」ダッ

佐門「くそっ! 下がってろ、アティ!」

魔剣が来る保障はない

船の上で使ったなど聞いてもその自覚は自分に無い

下手をすれば、前回の紅い剣を呼び出して自滅する可能性すらある

だが呼ばなければ呼ぶまでなぶられ、下手すれば死ぬ

佐門(伸るか反るか……出たとこ勝負!)



206 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/11(金) 20:54:46 ID:2la1HShY
★魔剣よ来い!→!card★
と書き込んで下さい。数字にによって分岐します。


 1→ハズレ(キルスレス)
 2→アタリ(シャルトス)
 3→アタリ(シャルトス)
 4→ハズレ(キルスレス)
 5→アタリ(シャルトス)
 6→ハズレ(キルスレス)
 7→アタリ(シャルトス)
 8→アタリ(シャルトス)
 9→アタリ(シャルトス)
.10→ハズレ(キルスレス)
 J〜K→両方
じょーかー→ハイパーモード、オルドレイクはしぬ

207 :名無しさんと創る物語:2015/12/11(金) 21:04:27 ID:4EtZYJiU
★魔剣よ来い!→ スペード9

208 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/12(土) 14:05:45 ID:daRfWX3M
★魔剣よ来い!→ スペード9 ★
 9→アタリ(シャルトス)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
佐門「来い、碧の賢帝……シャルトス!


キィン……カッ!

佐門の呼び声に誘われるかの様に頭上に出現した碧の刀身と同じ光を放つ魔剣

その名はシャルトス、2本の魔剣の一つ。獣の属性を持つ賢の剣

佐門「いくぞ、オルドレイクぅうううう!!」

剣を握る。瞬時に体に満ちていく魔力。そして適応するかの様に
剣の発する碧の蛍光色が肉体を侵食し、肌色を白く変異させていく。

佐門「これがお前のお望みの魔剣だ!」

辺りを包む閃光。そして次の瞬間、そこに立っていたのは佐門であって佐門ではなかった。

肩まで伸びる白い髪。狼を思わせる耳。
いつもダレていた目頭はシャープになり、瞳の奥には碧の光が渦巻いている

これこそが『抜剣覚醒』 魔剣を担うに相応しい存在へと自身を変異させる、魔剣の主にのみ許された秘儀。

209 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/12(土) 14:20:13 ID:daRfWX3M
先着1名様で


★しゃるとすぱわー→!dice+!dice+!dice+!dice+!dice ×2★
と書き込んで下さい。ダイスの数字によって分岐します。


30以上→オルドレイク君、興奮しすぎて撤退しない

30→オルドレイク君、興奮して撤退

25以下→オルドレイク君、あまりの雑魚さにキレてパワーアップする

210 :名無しさんと創る物語:2015/12/12(土) 14:23:36 ID:???
★しゃるとすぱわー→ 1 + 6 + 5 + 2 + 1  ×2★

211 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/12(土) 14:38:08 ID:daRfWX3M
ファッ!? 負け濃厚だった戦いを戦わずして終了させる男……持ってますねぇ


★しゃるとすぱわー→ 1 + 6 + 5 + 2 + 1 ×2 =30★
30→オルドレイク君、興奮して撤退

■碧の賢帝シャルトス:ダメージ+30 召喚ダメージ+30 に設定されました
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
抜剣・佐門「ハァッ!」

オルドレイク「ヌッ!?」

剣を振るうことにより発生した魔力の風……不可視の刃。

カマイタチがオルドレイクに襲い掛かる
しかし、それを相手は『予想していた」とばかりに軽やかにマントをなびかせて回避した。

オルドレイク「ハッーーーーハハハハハハ!!! 凄い、凄いぞ、佐門!
         剣の魔力を完全に支配している! それでこそ、それでこそ我が好敵手よ! ハハッ、ハハハハハッ!」

オルドレイクは笑う。

それは嘲りではなく、敬意である。そして同時に感謝でもあった。

子供の様に、忘れていた何かを思い出すように彼は無邪気に笑う。

楽しそうに、嬉しそうに、そしてその度に佐門は追い詰められていった。

抜剣・佐門「…………(冗談だろ、制御できる安全圏ギリギリのパワーだぞ。これ以上は……)」

―――不味いであろうなぁ、佐門よ

212 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/12(土) 14:56:49 ID:daRfWX3M
抜剣・佐門「!?」

オルドレイク「顔に出すぎているぞ。実に分かりやすい……だが、そこもまた良い。
         本当に楽しませてくれる男だ……本当に、本当に……だからこそ、一度退かせて貰おう」

抜剣・佐門「なっ……!」

オルドレイク「終わらせてしまうのが惜しいと感じたのだ。
         私の負けにせよ、お前の負けにせよ……だからこそ、今日は退く」


―――万全の状態ではないのでな


213 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/12(土) 15:02:48 ID:daRfWX3M
抜剣・佐門「…………くそっ(それなら尚更、勝負を決めちまいたいが……)」チラッ

アティ「……」カタッカタッ……

抜剣・佐門「……行けよ」

オルドレイク「フッ……ではな」ザリッ

ザッ……ザッ……ザッ…

抜剣・佐門「こっちに背中を見せてのろのろと……余裕ですってか!」

佐門は言い知れぬ敗北感に包まれていた。

ふと、『今なら斬れる』という思いが込みあがった。

しかしそんな佐門にオルドレイクの背中が語る

『お前は逃げる敵の背中をきりつける卑怯者ではあるまい?』

抜剣・佐門「…クソッ!」

オルドレイクは佐門を理解していた。

佐門もまた、心のどこかでオルドレイクを理解していた。

あの日結ばれた奇妙な縁。それが自分の中で複雑に絡まっていくのを佐門は感じた。

214 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/12(土) 15:07:16 ID:daRfWX3M
先着1名様で


★憩いの場1→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。


ダイヤ→先生と生徒
ハート→腹黒ツインズ
スペード→集落の皆さん
クラブ→海賊組
JOKER→全員集合
クラブA→オルドレイク君枠

215 :名無しさんと創る物語:2015/12/12(土) 15:11:39 ID:???
★憩いの場1→ スペード3

216 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/12(土) 17:37:07 ID:daRfWX3M
★憩いの場1→ スペード3 ★
スペード→集落の皆さん
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヤッファ「……決まりだな。明日、遺跡を封印する」

佐門の話を聞き、開口一番そう告げたのは
護人たちのまとめ役であるヤッファであった。

ファルゼン「無色の派閥ガ入リコンデイル以上、ソレシカナイカ……」

キュウマ「……すまぬ、アルディラ殿」

アルディラ「ううん、良いのよ。むしろ、もっと早くそう決断すべきだったのよ私はね」

そういって笑顔を浮かべるアルディラだが、どこか元気が無い様に見える

それを知らずか……あるいは知って話題を流そうとしたのだろうか、ヤッファが再び口を開く。

ヤッファ「そういや、あの赤髪の姉ちゃん……教師だって聞いたんだが……」

佐門「正しくは家庭教師だがな。大勢の生徒とじゃなくて、1対1で授業するんだが」

ヤッファ「なるほどな……島が平和になったら、ガキ共に授業して貰える様に頼んでみるかね」

佐門「毎日じゃなく2、3日ごとにしてやれよ。
    あと、アリーゼちゃん優先という条件もつけてやれ。元はあの子の先生だからな」

ヤッファ「あいよ(しかし、オレも先の事を考える様になったか……)」

少しずつではあるが、島の人間たちにも変化が起こりつつあった……

217 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/12(土) 17:38:22 ID:daRfWX3M
先着1名様で


★せっかくだしゆっくり話すぜ!1→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。


ダイヤ→ファルゼン
ハート→アルディラ
スペード→キュウマ
クラブ→ヤッファ
JOKER→???

218 :名無しさんと創る物語:2015/12/12(土) 17:41:20 ID:???
★せっかくだしゆっくり話すぜ!1→ ハート2

219 :名無しさんと創る物語:2015/12/12(土) 18:46:58 ID:???
なんかまたすぐにひょっこりクラブA引いてでてきそう

220 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/12(土) 21:44:19 ID:daRfWX3M
オルドレイク君がハッスルで歴史から完全にそれてしまいましたね

もうサモンナイト1にも2にも分岐しません。どうしよっかな……
しばらくは貰ったお金でNAISEIするよ!でお茶を濁して完結か、IFルートに逸らすか考えます

それにしても恋愛値に達する前に物語りが進む、進む……

★せっかくだしゆっくり話すぜ!1→ ハート2 ★
ハート→アルディラ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
会議が終わった後、さきほどまでのはりつめた空気はどこえやら

護人たちはそれぞれで寛いでいる。
どうやら、この『集いの泉』は会議場というより談話室の面の方が強い様だ。

アルディラ「…………」

表面上は変化が無い。むしろ、いつもより落ち着いている様にすら見える

しかし夕焼けに照らされた湖を見つめるその瞳にはやはり悲しみの色が浮かんでいる。

佐門(……へこんでるよなぁ)

といっても今更話し合う時間はない。

倒してからゆっくり処遇を考えるなんて甘い事を言っていられる相手ではないのだ。 しかし……

佐門(……気分転換ぐらいはさせてあげたいもんだな)

という訳でない頭をひねって彼は話題を探し始めた。その結果は……

221 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/12(土) 21:55:26 ID:daRfWX3M
佐門(話題か……とりあえず、妹さんの話題ならいけるか?
    後は機械とかアルディラ自身についてとか……むしろ俺の事どう思いますとか?
    ……話題の引き出し少ねぇ! くそ、後は出たとこ勝負枠を入れてこの辺か……)





A:妹さんについての話題を
B:ロレイラルの機械について
C:アルディラさんの事を教えて
D:俺の事どう思います?
E: 鷲巣麻雀


先着1名様、ageでお願いします


222 :名無しさんと創る物語:2015/12/13(日) 02:47:40 ID:6e8QRGkQ


Eが気分転換どころか人生終わるんだが

223 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 17:53:06 ID:PBHjtfbA
>D:俺の事どう思います?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
そこそこのテンポで進んでいた人気麻雀漫画があった

独特なシャープフェイスのキャラが主人公のその作品はある時を境にギャグ漫画と化した。

そう、1998年……最終局面ともいえる戦い、その名も―――鷲頭麻雀

血液を点棒代わりにした死のギャンブル。
その終わりは2年たった今でも全く見えない。恐らく、十年先までやっているだろうと佐門は思った

佐門(……って、違う。違う。俺の事について聞いてみようと思ってたんだ。
    あー……でも、この世界って大衆向けの娯楽ってあんまねぇよなぁ……)

佐門がこの世界で見かけた娯楽などチェスの様な物とトランプぐらいである。

テレビもない、ゲームも無い……
場所さえあれば遊びを見つける子供といえど限度がある。普通の人間にとってはかなり退屈な世界であろう

これはボールがあればどこでもできるサッカーが流行るのは当然の様に感じる。

佐門「(っと、思考がそれすぎた)えぇと、アルディラさんー」

アルディラ「……あぁ、佐門。どうしたのかしら?」

224 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 17:57:34 ID:PBHjtfbA
佐門「いや、凄い唐突なんですが俺の事どう思います?」

アルディラ「どうって……そうね、弟って感じかしら。どうかしたの?」 友好段階:4(弟)

佐門「んー……いえね、俺って此処に来て一週間とかそこらじゃないですか
    流石にちょーーーっと、信頼されすぎじゃないかと不安になる訳ですよ」

サッカーの試合ではピンチの時こそ常に奇跡を起し、

演習の時はオルドレイクを退かせ、後方の者たちの命を救った

通常時はともかく、やる時はやる男
そんな男に助けられた者たちが信頼を懐くのは分からない事でもない。

が、それを佐門本人が納得できるかは別の話なのである。

佐門「此処に来て一週間とちょっと……本当に短期間な訳ですよ。
    ちょっと話して、飯食べて、そんだけなのにそこまで信頼されるは違和感が……」

自分の器の小ささは心得ている。

だからこそ佐門の中に疑念が生まれた。この信頼は分不相応すぎるのではないかと。

それを聞いたアルディラは一瞬、考える様な顔をすると

アルディラ「でも、私は佐門を信頼してるわ」

ほがらかな笑顔を浮かべて、そう言った。

225 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 17:58:58 ID:PBHjtfbA
佐門「それは……」

佐門の開きかけた口にアルディラの人差し指が当てられる。

そして泣き喚く子供をあやすかの様に
あるいは小さな弟を擽るかの様に静かに唇をなぞった。

意図を察したのか、佐門は二の句を継がず黙り込み、
気恥ずかしさから顔を逸らした。頬には僅かに赤みが浮き上がっている。

アルディラ「私は普段の貴方を見て、話して、そしてそういう結論を出したの。
       まぁ、最初は……少し頑固だったものね。貴方が違和感を感じるのも無理ないけども……」

アルディラの手が佐門の頭を撫でる。

優しく、何かを解きほぐすかの様にゆっくりと、ゆっくりと……

アルディラ「だから、貴方も私を信頼して欲しいの。
        一人で抱え込まないで、苦しまないでいいの……」

佐門「…………あぁ」


ふと佐門の脳裏に兄の顔が浮かんだ。

その顔は自分を見下すわけでもなく、突き放すわけでもなく。

―ー―おやすみ、佐門

優しい笑顔を浮かべていた

226 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 18:04:55 ID:PBHjtfbA
佐門「…………あれ、何か視線を感じ」

鍛え上げられた直感が何かを感じ取る。

それは冷たいというより、どこか生暖かい様な。

ファルゼン「……」

キュウマ「…………」

佐門「……見てた?」

ヤッファ「みてたっつうか、見えるっつうか……」

あきれた様なヤッファの視線。

それが示すことはつまり……

ヤッファ「……お前、中々の勇者だな」

一から十まで全て見られていたということである


佐門「ウギャーーーーー! しまったーーー!
    人が居る事を失念していたーーー! あああああぁぁぁぁぁ」ゴロンゴロン

この出来事はしばらく佐門の中でブラックメモリー候補に入れられた

アルディラ「…………うふふっ」  

■アルディラ 友好段階:4(弟)→アルディラ 友好段階:4(弟) 1/2

227 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 18:06:13 ID:PBHjtfbA
先着1名様で


★せっかくだしゆっくり話すぜ!2→ スペード6
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。


ダイヤ→ファルゼン
ハート→ハズレ
スペード→キュウマ
クラブ→ヤッファ
JOKER→???


228 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 18:07:21 ID:PBHjtfbA
>>227 訂正


先着1名様で


★せっかくだしゆっくり話すぜ!2→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。


ダイヤ→ファルゼン
ハート→ハズレ
スペード→キュウマ
クラブ→ヤッファ
JOKER→???


229 :名無しさんと創る物語:2015/12/13(日) 18:08:18 ID:???
★せっかくだしゆっくり話すぜ!2→ クラブ8

230 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 18:53:02 ID:PBHjtfbA
★せっかくだしゆっくり話すぜ!2→ クラブ8 ★
クラブ→ヤッファ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヤッファ「見せ付ける気なのかと思ったら
      単に頭の中から消えてただけだったとはな……隠し事はできそうにねぇな、お前」

カラカラとからかうヤッファはどこか楽しそうだ。

佐門「やめろ! 忘れてくれ!」

ヤッファ「忘れてください、じゃねぇのか?」

佐門「忘れてください!(ドン!)」土下座

ヤッファ「お、そうだな。しばらく酒のつまみにした後で忘れるわ」

佐門「この野郎!」

相手を理解した上で的確にツボを抑えてくる会話術。

島のまとめ役だけあって口がうまい。

佐門(それに……本来の実力も多分、護人の中では断トツな気がする)

色んな意味で底の見えない男、ヤッファ。

しかし体を覆う毛色は模様は黒白のストライプ。完全にシマウマである

231 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 18:58:21 ID:PBHjtfbA
佐門(話題……いつも一歩退いた位置にいるからな
    何が良いんだろ……んー、自由枠含めて無難にこの辺か)



A:ヤッファの事を教えてくれ
B:此処の幻獣界の里ってどんな感じ?
C:お前、シマウマなの?
D:学校でも始めるつもりなのか?
E: プロレスごっこ


先着1名様、ageでお願いします


232 :名無しさんと創る物語:2015/12/13(日) 18:59:39 ID:9NHhcEk+
A

233 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 19:23:22 ID:PBHjtfbA
A:ヤッファの事を教えてくれ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
佐門「んー……よし、ヤッファの事を教えてくれよ!」

ヤッファ「質問の幅が広すぎてめんどくせぇ……もう少し絞れなかったのか?」

佐門「お前とあんま話したこと無いからな……
    てか、お前じゃん! 信用しねぇ、みたいな事言って距離取ったのはよぉ!」

というか現在進行形でまだ距離を取られているのだ

そんな訳でちょっとこちらから歩み寄ってみようかと、いつもの様に気まぐれを起した、佐門

悩みは多く、抱え込みやすい。しかし行動は直情的気味というか脳直という、一言でいえば「馬鹿」の部類

まぁ、そんな裏表の差があまりない所に他の人物は惹かれ来るのかもしれないが……

ヤッファ「……面倒くせぇなぁ」

佐門(あっ、そうは良いながらも喋りだす雰囲気だぞ
    少しだけ分かったわ、ヤッファって人物がどんな奴なのか)

―――こいつ、苦労人だ。しかも凄く

234 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 19:35:05 ID:PBHjtfbA
ヤッファ「幻獣界集落「ユクレス村」の護人……得意技は「まじない」だ。
      これはオレというか、オレの部族、虎型の亜人・『フバース族』の得意技だ」

佐門「シマ……まじないかぁ……たとえばどんなんだ?」

シマウマだとばかり思っていたと口に出そうとしたが

一瞬、ヤッファの目つきが鋭くなったことに気づいた佐門は流す事にした

佐門(でも何時かからかってやろっと!)

そして、そのいつかが来るために戦う事を静かに決意した。

235 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 20:01:12 ID:PBHjtfbA
ヤッファ「……ネッサ・エネッサ・エフ・ファゼルファ・ルー・ルルトゥ・リンガ……」

佐門「……なんだそれ?」

ヤッファ「不滅の炎(フォイアルディア)を呼び込む呪文さ
      この炎はあらゆる邪悪を灼(や)き清める……古の天使が俺たちに残したものだ」

佐門「ほー、効くのか?」

ヤッファ「難易度も高く準備も大掛かりな分、呪いや病には効き目はばっちりだ
      だが……体の傷も、心の傷も治せるもんじゃねぇ。そういう意味じゃ……無意味かもしれねぇな」

―――面倒くせぇ

その呟きは無力感に満ちていた。

同時に深い悲しみを宿していた。


■何かのフラグが立った

236 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 20:02:31 ID:PBHjtfbA
ヤッファ「……」

佐門(重ォイ! 癒しをくだしい!)



先着1名様で


★せっかくだしゆっくり話すぜ3→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。


ダイヤ→ファルゼン
ハート→ハズレ
スペード→キュウマ
クラブ→ハズレ
JOKER→???


237 :名無しさんと創る物語:2015/12/13(日) 20:28:29 ID:???
★せっかくだしゆっくり話すぜ3→ ダイヤ7

238 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 20:38:33 ID:PBHjtfbA
いつも通りのイベントは根こそぎ頂いていくスタイル……

★せっかくだしゆっくり話すぜ3→ ダイヤ7 ★
ダイヤ→ファルゼン
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ファルゼン「佐門、少し良イカ」

佐門「お、おう。何かな! イカについてはわからんな!」

ファルゼン「……ナンダソレハ」

佐門「つまり、俺は(ヤッファの重い雰囲気に)混乱している、って事だよ……」

ファルゼン「ムゥ……ソレハイカンナ。
        後でヤッファカラ香ヲ貰うトイイ」

佐門「ウン、ソウダネ(そのヤッファの話が原因なんだけどぉ!)」


鎧の大男?ファルゼン。人の良い人物だが、彼は少し天然が入っていた。

239 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 20:43:24 ID:PBHjtfbA
佐門「……で、どうしたんだ?」

ファルゼン「ウム、最近アルディラト仲ガ良イヨウダ
        噂ニヨルト、ミスミとも仲ガ良イラシイナ……島ニハ馴染ンダカ?」

佐門「あー……そうだな。何かわりと居心地良いかも」

ファルゼン「ウム。ソレハヨカッタ……」

佐門「おう」

ファルゼン「ウム……」

佐門「……」

ファルゼン「……」

佐門(……え、終わり?)


鎧の大男?ファルゼン。 寡黙な故にコミュニケーションは苦手であった



240 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 20:51:15 ID:PBHjtfbA
佐門(そういえば、ファルゼンとは一緒の場所で寝てたけど話してねぇな
    ……いや、無言で居てもなんとなくそれが心地良いっていうか、うん……)
    

元の寝所がサプレスの魂を癒す力に溢れた場所だった所為もあるのだが、

佐門はサプレスの適性も高い。それ故に場所も相まって
不思議と彼と佐門は言葉を解さずとも通じ合っている様なのだ。

佐門(魂が響きあう……いや、呼び合う。
    そういや、呼び声の書で凄い召喚をする時もそんな感じだな)

そう、どちらかというと相手から『呼びかけられる』

呼び声の書とは『呼ぶ』ためではく、『呼びかけられる』為の本なのではないか

佐門(……はっずい)

内藤佐門、旬はすぎても根っからのロマンチストであった。



241 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 20:59:45 ID:PBHjtfbA
ファルゼン「今日ノ夜、アソコニキテクレ」

佐門「えっと……俺が寝場所にしていた場所か?」

ファルゼン「ウム……」

それだけいうとファルゼンは集いの泉を出て行った。

恐らく、島の見回りに行くのだろう

佐門「……なんの用事なんだ?」

ヤッファ「……似てるからな、ほんの少しだが」ボソッ

佐門「あん? 何か言ったか?」

ヤッファ「いいや、それよりもさっきのアレ言いふらしてきて良いか?」

佐門「やめろぉ!!」


■ファルゼン 友好段階:3(変革者?) 1/2→好段階:4(???)

242 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 21:01:03 ID:PBHjtfbA
先着1名様で


★せっかくだしゆっくり話すぜ4→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。


ダイヤ→ハズレ
ハート→ハズレ
スペード→キュウマ
クラブ→ハズレ
JOKER→???


243 :名無しさんと創る物語:2015/12/13(日) 21:05:55 ID:???
★せっかくだしゆっくり話すぜ4→ ダイヤA

244 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 21:12:40 ID:PBHjtfbA
A!A!A! オルドレイク君の足音が聞こえる……

あ、唐突ですが安価という事もあり、キャラのよさを全く描写しきれませんが、
サモンナイト3は良いゲームですので、ぜひとも一度手を取って頂きたい
むろん、他の1、2もです。4もオヤジ以外はグッド!

★せっかくだしゆっくり話すぜ4→ ダイヤA ★
ダイヤ→ハズレ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
佐門「……うん、このぐらいで帰るわ。
    一戦交えた後だしな……魔剣抜くとすっごい疲れる……」

アルディラ「!? どこ! どこが変なの!」サッ

ヤッファ「ほーう……」ニヤニヤ

佐門「疲れるって言っただけだろぉ! おらぁ、ヤッファ! ニヤニヤするのやめろぉ!」


キュウマ(……平和でございますねぇ)お茶ズズー



忘れられた島は今日も平和です―――

245 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 21:17:12 ID:PBHjtfbA
先着1名様で


★帰宅→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。


ダイヤ→おや、あれは……
ハート→メイメイの店を今更見つける
スペード→扉がパズル式の鍵に改造されていた
クラブ→特になにもなし
JOKER→ヤードがムキムキになっていた……
クラブA→オルドレイク君枠

246 :名無しさんと創る物語:2015/12/13(日) 21:17:47 ID:???
★帰宅→ ハートA

247 :名無しさんと創る物語:2015/12/13(日) 21:18:48 ID:???
こええええええええ

248 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/13(日) 22:10:14 ID:PBHjtfbA
原作オルドレイク


@世界の闇やエルゴの王に散々ケツを拭かせておいて
 それを忘れて順当に世界を崩壊させてる人間たちにキレ気味

A自分の力に絶対の自信を持っており、慢心

B目標:世界崩壊 

CかませオーラMAX

D相手に譲歩などしない


此処のオルドレイク君

@は同じ

A正面から自分を乗り越えようする好敵手が居る。 慢心は捨てた

B目標:世界崩壊→世界征服

Cかませの霊圧は消えた

D佐門仲間に欲しいな……欲しい……ヘイゼルで手を打たないかね?

とんだ俺TUEEE小説ですね。
なお、全てカードとダイスの奇跡的な組み合わせの結果の模様。最初の非凡という設定は……

本日は此処まで。


249 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/26(土) 17:44:49 ID:IdsHt0oU
風邪ひいてたので少し間があいてしまった。申し訳ない

オルドレイク君の出たがりー! 次回からAでも出る様にしてあげましょう

★帰宅→ ハートA ★
ハート→メイメイの店を今更見つける
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
佐門「……ん?  あの看板は確か―――」
…………………………………………………………………………………………………………
……………………………………………………
………………………
………

〜メイメイの占い屋〜


メイメイ「アンタは、本当にもう……
     本当にとんでもない男よねぇ……これ、どういう事なのよ」

佐門「これってどれだよ? てか、なんで此処にいんのお前
    店の中とかそっくりそのままだし……えっ、お前の店って移動でもすんの?」

メイメイ「……このお店限定だけどね」

佐門「まじかよ!流石だな、ファンタジーワールド……」

佐門の頭の中ではリィンバウムをかけまわる、足の生えたメイメイの店の姿があった

因みにメイメイの店は自走式ではなく
一定の条件を満たす場所にのみ転移して移動できるという事を追記しておく

250 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/26(土) 17:47:55 ID:IdsHt0oU
佐門「……さて、とんでもないことになってる
    「これ」とやらの話をしようぜ。どうせそんな大したこと……」

メイメイ「アンタ、一生オルドレイクに付きまとわれるわよ」

佐門「たいした事だった!! なんとかしろぉ!」

メイメイ「諦めなさい。あの男を変え、未来を変えたのはアンタなんだから」

佐門「あ、悪夢だ……」

宿敵おっかけ型ストーカーラスボスという盛りすぎた属性のオルドレイクの誕生であった

メイメイ(まぁ、厳密には嫌でも彼に関わる事になるだろうって感じなんだけど)

佐門「逃げよう、世界の果てに……あぁ、でもどこいってもその辺から生えてきそう……」

メイメイ(……まっ、いいか。今の反応が面白いし放っておきましょ)

この時のメイメイはまだ知らなかった……

佐門が巻き込まれるという事は
それは佐門と繋がりがある自分が要所要所で巻き込まれるという事であり

時には自分の店がオルドレイクに放火される自体にまで発展するという事を……

251 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/26(土) 17:49:50 ID:IdsHt0oU
先着1名様で


★メイメイの店、品揃え→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。


ダイヤ→上
ハート→並
スペード、クラブ→スカ
JOKER→すごいお薬
A→不動のオルドレイク君枠

252 :名無しさんと創る物語:2015/12/26(土) 18:02:10 ID:???
★メイメイの店、品揃え→ ハートA

253 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/26(土) 18:13:52 ID:IdsHt0oU
オルドレイク君が女性だったらヒロイン不可避

★メイメイの店、品揃え→ ハートA ★
A→不動のオルドレイク君枠
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
カランカラーン

オルドレイク「失礼する」

佐門「」(白目)

メイメイ「」

それはあまりにも早すぎる再会であった

佐門「お、おま……お前何しに!」

オルドレイク「いや、何。お前の魔力を感じたのでな。それと……」

254 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/26(土) 18:15:56 ID:IdsHt0oU
先着1名様で


★早すぎるオルドレイク君→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。


ダイヤ→下+?
ハート→下+イスラ回収
スペード→帰るついでに帝国軍始末しとくね
クラブ→お家帰るね
JOKER→???
A→勧誘

255 :名無しさんと創る物語:2015/12/26(土) 18:18:36 ID:???
★早すぎるオルドレイク君→ ハート8

256 :名無しさんと創る物語:2015/12/26(土) 18:29:16 ID:???
いったい何が始まるんです?

257 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/26(土) 18:32:12 ID:IdsHt0oU
■サモンナイト3編、完!! なんだこれは……幻術なのか……
  
>>256 サッカーだ(ヤケクソ)


★早すぎるオルドレイク君→ ハート8 ★
ハート→下+イスラ回収
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
オルドレイク「見たいものをは見れた、
         ならばもうこの場所に用はない……明朝、この島を出る事にした」

佐門「えっ」

オルドレイク「ついでに帝国軍はイスラの回収ついでに適度に牙を折り
         帝国の首都に近い海域で投げ捨ててくる事としよう」

佐門「えっ」

オルドレイク「それで幾ばくかの時は稼げよう。その間に対策を講じるがよかろう……」

佐門「えっ?」

オルドレイク「礼であるよ。お前は更なる可能性を私に見せてくれたのだから……」

メイメイ(ショックで「えっ」しか言えてないのに
     よく会話が成立するわね……佐門博士かしら?」

あながち間違ってはいない

ただし博士というよりはかなりストーカーに寄っていた

258 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/26(土) 18:36:13 ID:IdsHt0oU
先着1名様で


★ハッスル・ザ・オルドレイク君→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。


ダイヤ→家の国に遊びに来いよ!(旅行)
ハート→ご褒美+
スペード→雑談したい
クラブ→優雅に帰宅
JOKER→オルドレイク君が忠誠を誓ってくれる
クラブA→拉致られる

259 :名無しさんと創る物語:2015/12/26(土) 18:37:39 ID:???
★ハッスル・ザ・オルドレイク君→ ダイヤ9

260 :名無しさんと創る物語:2015/12/26(土) 18:49:11 ID:???
ちょっとハッスルしすぎなんじゃないんすかねw

261 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/26(土) 19:01:59 ID:IdsHt0oU
■サモンナイトが終了し、土地開拓シミュレーションが開始しそう
  こんな筈ではなかった。こんな筈ではなかったのに……


★ハッスル・ザ・オルドレイク君→ ダイヤ9 ★
ダイヤ→家の国に遊びに来いよ!(旅行)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
オルドレイク「旧王国に招待しよう。そうだな……後日、ヘイゼルを使いにやる
         あの者もお前との戦いの後から迷いが見える。いっそ、専属の従者にでもするが良かろう」

佐門「えっ!?」

オルドレイク「うむ、豊かな土地ではないが、だからこそ見える物がある。お前の来訪を楽しみにしているぞ」

佐門「えっ!!」

メイメイ(今のやり取りだけは意図的に曲解したわね……)


紆余曲折あったがそういう事になったのであった―――

佐門「えっ!!??」

メイメイ「あ、今のは分かったわ。「なんだこれ!!??」 よね」

■アズリアたちは本国に戻れました(全治2ヶ月程度、後遺症なし)

■イスラが回収されました

■オルドレイク君が帰宅したのでラスボス戦は消えました


262 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/26(土) 19:10:39 ID:IdsHt0oU
先着1名様で


★追加イベント→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。


ダイヤ→代理教師、佐門
ハート→腹黒さんと二人きり
スペード→サッカーしようぜ!
クラブ→追加イベントなし
JOKER→???
クラブA→???

263 :名無しさんと創る物語:2015/12/26(土) 19:13:08 ID:???
★追加イベント→ ダイヤ5

264 :名無しさんと創る物語:2015/12/27(日) 01:44:37 ID:???
もうこれオルドレイク君がヒロインでいいんじゃないかな

265 :名無しさんと創る物語:2015/12/27(日) 01:44:37 ID:???
もうこれオルドレイク君がヒロインでいいんじゃないかな

266 :名無しさんと創る物語:2015/12/28(月) 19:47:59 ID:???
大事(おおごと)なので2回言い(ry
ラスボスのフットワーク軽すぎ問題

267 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/31(木) 22:03:47 ID:13W/Q6sk
フットワーク軽すぎて戦う前に戦いが終わるという奇跡のラスボス
もう無駄に戦いの火種を燃やす必要もないですし、
佐門君はヒーローという訳でもないので適当な所で完結にする予定です

★追加イベント→ ダイヤ5 ★
ダイヤ→代理教師、佐門
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ばたばたと騒がしかった時間も過ぎ、一同はようやく静けさを取り戻した。
最もその最たる原因は佐門の一言だったわけなのだが……

佐門「無色の派閥? あぁ、うん……帰ったよ」

驚きのあまり一同は目を丸くし、カイルはその場でズッこけた。

……まぁ、何はともあれ島は佐門の手によって救われてしまったのである。

そして、その佐門はというと……


佐門「……という訳でリィンバウムの周囲には>>14の4つの世界が存在しており
    これまた偶然な事に、なんとサモナイト石の種類も4種類なんだな」


―――色々あって、代理で教師をしていた。


268 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/31(木) 22:17:38 ID:13W/Q6sk
アリーゼ「なるほど……あれ、でも此処にあるサモナイト石は5種類ですよ」

佐門「あぁ、その無色のサモナイト石は他のサモナイト石が変化する前の状態って言われてる」

アリーゼ「へぇ……つまりこのどれとも同じであって同じじゃないんですね!」

佐門「お、鋭いな(この子、俺より普通に頭良いっぽいんだけど)」

十歳以上年下の女の子にすでに知能レベルを抜かれかけている
これほどクッソなさけない事はない。静かに佐門は心の中で涙を流した。

佐門「あー……あと、俺の居た『名もなきの世界』って呼ばれてる場所に
    通じてるとも言われてるが……まぁ、まだ謎が多い。だからサモナイト石といえば
    黒、赤、紫、緑の4種類だ。因みにアリーゼちゃんは紫のサモナイト石が反応したから霊属性だな」

アリーゼ「佐門先生! 佐門先生は何属性ですか!」

佐門「あー……俺は」バッ

黒(かなり光る) 赤(超光る) 紫(光る) 緑(はかなく光る) 

佐門「……一応、4属性使いになるな」

アリーゼ「す……凄いです! 御伽噺の主人公みたいです!」

佐門「ハハッ、アリガトネー。ウレシイナー
   (そんな物になったらそれこそ一生オルドレイクに付きまとわれる……!)」

心の底からわきあがる『もう手遅れ】という思考。

佐門がそれと向き合うにはガッツが少々足りない様子であった。 

269 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/31(木) 22:20:53 ID:13W/Q6sk
先着1名様で


★佐門、教鞭を振るう→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。


ダイヤ→完璧
ハート→満足の行く結果
スペード→そこそこ
クラブ→ただの打神鞭の様だ(成果なし)
JOKER→教師の才能、無事開花

270 :名無しさんと創る物語:2015/12/31(木) 22:30:34 ID:???
★佐門、教鞭を振るう→ クラブ9

271 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/31(木) 22:57:38 ID:13W/Q6sk
★佐門、教鞭を振るう→ クラブ9 ★
クラブ→ただの打神鞭の様だ(成果なし)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
アリーゼ「この杖は魔力を増幅する為の……」

佐門「いや、近寄ってきた奴をボコる様だぞ」

アリーゼ「えっ」

佐門「こう……やるんだよ!」ブン!

バキィ!!(壁の砕ける音)

佐門「あっ」

アリーゼ「あっ」

この後、めちゃくちゃ叱られたので授業は打ち切りになった

272 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/12/31(木) 22:59:21 ID:13W/Q6sk
先着1名様で


★追加イベント→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。


ダイヤ→追加イベントなし
ハート→腹黒さんと二人きり
スペード→サッカーしようぜ!
クラブ→追加イベントなし
JOKER→???
クラブA→???

273 :名無しさんと創る物語:2016/01/01(金) 02:52:31 ID:???
★追加イベント→ ハート2

274 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/01(金) 09:28:41 ID:o5uYqH/o
★追加イベント→ ハート2 ★
ハート→腹黒さんと二人きり
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〜カイルの海賊船・食堂〜

佐門「あー、しんどかった……」

一時間はこってりしぼられ、その帰り。

ランタンの明りに気づき食堂に来るも人影はなく……

折角なので佐門はそのままそこで一息つくことにした

右手には少し硬くなったパン、左手には干し肉。目の前には水(お茶の淹れかたが分からず)

佐門「最強の布陣だ……勝てるぞ、我が軍は!(もぐもぐ)」

ファミィ「……何をしてるの?」

佐門「モッファ!?」

ファミィ「はい、お水」

佐門「!?!!(ぐびぐび)」

275 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/01(金) 09:31:17 ID:o5uYqH/o
佐門「し、しぬかと思った!」

ファミィ「死んでも良いのよ?」

佐門「最近本当、辛辣だな、お前! そろそろ許せよ!」

ファミィ「嫌よ(プイッ)」

佐門「……はぁー」

背もたれにもたれかかりため息一つ。

よく見れば目の前の女性の頬はわずかに赤みが差している

佐門(なんでこいつ赤くなって……此処に風呂なんてないよな。基本水浴びだし―――)

―――嫌い……佐門ちゃん何か嫌い……好きだけど……嫌いよ……

佐門(……あぁ、なるほど)

今更あれが一種の告白だった事に気づく、佐門

最もその場の衝動的なものも過分に含まれ、最後には大嫌いとまで言われたのであるが……

ファミィ「…………」(真っ赤)

佐門(年齢に似合わず純情だな、おい……くそっ、何か俺まで恥ずかしくなってきた)

だがそんな思いも口には出しはしない。

そんなんだからヒロインの一人もゲットできないのだ。とんだヘタレ野郎である

276 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/01(金) 09:32:56 ID:o5uYqH/o
先着1名様で


★ヘタレと処女→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。


ダイヤ→毒が裏返る
ハート→仲治り
スペード→ビジネストーク
クラブ→無言のままフィニッシュです!
JOKER→???

277 :名無しさんと創る物語:2016/01/01(金) 12:12:43 ID:EA5Y+MC6
★ヘタレと処女→ ハート8

278 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/02(土) 18:55:48 ID:mzUBQGu+
今更ですが、あけましておめでとうございます

今年も……といっても恐らく来週中、早ければ明日には完結ですので
この話も残すところあとほんの僅か。どうか最後までお付き合いください


★ヘタレと処女→ ハート8 ★
ハート→仲治り
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ファミィ「…………」

佐門「…………(もぐっ)」

ファミィ「…………」

佐門「…………(もぐもぐっ)」

ファミィ「…………」

佐門(つ、辛い!)


部屋を包む沈黙。

お互いが口を開かけては閉じ、開きかけては閉じ……

そんな事を繰り返し、ただ時間だけが過ぎ去っていく。


279 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/02(土) 18:57:10 ID:mzUBQGu+
ファミィ「……アティちゃんに聞いたわ。戦ったって……」

佐門「ん? あ、あぁ……オルドレイクか」

実際には剣を完璧に制御している所を見せただけで
狂喜乱舞しながら帰っていったので戦闘は行っていないのだが……

佐門「向き合っただけだぞ。魔剣を見せたら相手は何か納得して退いたからな」

ファミィ「……どうして残ったの?」

佐門「あのなぁ……背中見せて逃げられる相手じゃねぇのは分かるだろ!
    アティは膝が震えてた。俺はそうでもなかった。だったらどっちが残るかなんて……」



                    パンッ!!!



280 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/02(土) 18:58:26 ID:mzUBQGu+
佐門「はっ……えっ?」

頬に残るじんわりとした痛み。

きょとんとした目で何かぶつけたのかと辺りを見渡し、しばらくして

目の前にある乗り出してきた誰かの体と振り切られた手に気づいた。

佐門「おまっ……」

ファミィ「それで!!!」

―――貴方が死んじゃったら元も子もないじゃない!!!

佐門「…………かもしれねぇな」

ファミィ「かもしれないかじゃないわ!」

どうして

どうして

ファミィ「貴方は私たちの事を考えてくれないの! 貴方が……佐門ちゃんが死んだら!
     私が何時もの様に笑顔を浮かべていられると思うの!? アティが、アズリアが、どう思うかもわからないの!」

佐門「……それは」

ファミィ「分かってクセに! 人の気持ちに無関心なんてフリして、
     一番注意を向けている貴方は……嫌い、嫌いよ! 貴方なんか嫌いよ……でも、でも……好きなの! だから!」

―――いなくならないでよ……お願い、お願いよ……


281 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/02(土) 19:02:20 ID:mzUBQGu+
ファミィ「ひっく……」

佐門「…………」

ガタッ。ギッ、ギッ、ギッ……バサッ

佐門「此処、夜は冷えるぞ。今更だけど……
    そんなうっすい寝巻きでよく寝れるな。それ着とけ」

ギッ、ギッ、ギッ……

佐門「それから、やっぱり約束はできねぇわ。
    人間何時か死ぬもんだし。何より……俺はもう後悔はしたくない」

何かすればよかったとか

何か出来たかもしれないとか

佐門「そんなのゴメンだ。そりゃ、俺は無能だ。
    何にもなれないかもしれねぇけど……最近、分かったんだよ」

―――それでも、”俺”にはなれる

ギッ、ギッ、ギッ……

軋んで音を立てる木の床板に耳を向ける。

誰かの泣き声を聞きたくないから『ギッ』というその音だけを聞こうとした

傍から見ればまた逃げてると言われるのだろう。

でも、今はそれが精一杯だった。少なくとも、前とは違う。答えを示す事ができたのだから―――

282 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/02(土) 19:25:09 ID:mzUBQGu+
佐門(まだ真正面から、人の優しさも思いも受け止めきれねぇけど……)

何時かきっと……俺という存在に誓って必ずそういう男になってみせる。

だから今は……

佐門「……おやすみ」

バタン! ギッ、ギッ、ギッ……

佐門「…………はぁ」

はりつめていた空気を吐き出し、扉によりかかって背筋を伸ばす

その時、1枚の薄い扉越しに聞いた言葉は

―――おやすみなさい

一応の和解の言葉だった、そんな気がする


■ファミィ 友好段階:1(好きだけど嫌い)→■ファミィ 友好段階:3(嫌いだけど……)



※最後だし少し色をつけて……好感度はマスクデータにする方がジッサイ楽だと思います(学習)

283 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/02(土) 19:27:50 ID:mzUBQGu+
因みに心理描写とうでほっとくと最低でも6〜10レスは食いつぶしそうなので

基本的に7割ほどカットしております。本当は台本式でサクサク行きたいのですが悪い癖です。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

★追加イベント→!card★
と書き込んで下さい。スートによって分岐します。


ダイヤ→追加イベントなし
ハート→追加イベントなし
スペード→サッカーしようぜ!
クラブ→追加イベントなし
JOKER→???
クラブA→???

284 :名無しさんと創る物語:2016/01/02(土) 19:28:17 ID:???
★追加イベント→ クラブJ

285 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/17(日) 20:45:53 ID:zbQ43XIA
間が開きすぎてしまった……でもちゃんと終わらせますぞー

★追加イベント→ クラブJ ★
クラブ→追加イベントなし
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
佐門「……しまったな」

一人部屋、呟きながらたたずむ佐門。

今、彼は深刻な問題を抱えていた……

佐門「ファルゼンに夜来いって言われてたが、夜が深まりすぎて……道が分かんねぇ」

といってもこのまま呼び出しを無視するのも気が引ける

よーく魔力を感じればなんとなく目的地の方角ぐらいは分かるかもしれない

が、今日は少々疲れすぎた。集中力などまるでない

ならば適当に歩いてみるか、あるいは棒でも転がすか

佐門(運か勘か……う、うーむ……よし、勘だ! 歩くぞぉーー!)

困った時に運ではなく自分(の勘)を信じる様になったのは

彼にとって大きな進歩だが彼がそれに気づかは分からない―――

286 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/17(日) 20:48:00 ID:zbQ43XIA
ドン!ドン!

佐門「うわっ!? な、なんだ……鳥か?」

突然の騒音に驚きつつもその音が聞こえた場所―――部屋の窓の方に目を向ける佐門

するととそこには……

青白い顔の見知らぬ少女「……」

佐門「……」

青白い(光を放つ)見知らぬ少女が窓から佐門の部屋を覗き込んでいた

佐門「…………」汗ダラダラ

青白い顔の見知らぬ少女「…………ノロッテヤル」

佐門「」



287 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/17(日) 20:50:03 ID:zbQ43XIA
先着1名様で


★真冬のホラースペシャル→!card★


と書き込んで下さい。スートによって分岐します。


ダイヤ→ノリに合わせていた
ハート→なんとか冷静さを取り戻す
スペード→意識を保つも動揺
クラブ→無事、気絶
JOKER→ジェダイ

288 :名無しさんと創る物語:2016/01/17(日) 20:56:30 ID:???
★真冬のホラースペシャル→ クラブQ
復活ウレシイ・・・ウレシイ・・・

289 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/17(日) 22:18:41 ID:zbQ43XIA
★真冬のホラースペシャル→ クラブQ ★
クラブ→無事、気絶
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ピキーン!!

佐門(この感じ……分かるぞ!)

その時、佐門の脳内に電流が走った

召喚師として彼が持つサプレスへの適性……

それが一瞬にして目の前の存在を”本物の幽霊である”という事を内藤佐門という男に理解させた!

佐門「……え、本物? ウワァアアアアアア!!!」バタリ

青白い顔の見知らぬ少女「あ、あれ……」

内藤佐門……苦手な物は兄。絡み合った人間関係。そして、ホラー全般であった。

青白い顔の見知らぬ少女「ご、ごめんなさいーー! 
                 ちょっとした悪ふざけだったんですーー!」


こうして、宵の出会いは夢の中に溶けていく

何時か思い出されるその日まで……

290 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/17(日) 22:20:34 ID:zbQ43XIA
先着1名様で


★その後を語る者→!card★


と書き込んで下さい。スートによって分岐します。


ダイヤ→釘
ハート→機
スペード→鬼
クラブ→鎧
JOKER→???
A→オルドレイク君

291 :名無しさんと創る物語:2016/01/17(日) 22:58:15 ID:???
★その後を語る者→ ダイヤ3

292 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/19(火) 23:18:57 ID:wrlTMlbs
★その後を語る者→ ダイヤ3 ★
ダイヤ→釘(宮)=アリーゼ
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……………………………………………………
………………………
………


男性「で、その後はどうなってたんですか?」

ブロンドの女性「さぁ? 私が起きる事には全て終わっていましたから……無事に封印が終わったことは確かですね」

男性「さ、さぁって……困りますよ、アリーゼ先生! 
    何時もの様に小説が上がらないというのならともかく、今日は佐門という人物の取材で来てるんですからね!」

アリーゼ「ふふっ、すいません……それにしても、もう随分経つんですね、あれから……」


懐かしむ様に窓の外を見つめる長いブロンドの髪の女性はアリーゼ

時が経ち、島から戻った彼女はアティの指導を受け軍学校に入学……卒業

そして、今は実家を手伝う傍ら作家として活動していた―――

293 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/19(火) 23:23:47 ID:wrlTMlbs
男性「うーん……しかし、変な人ですね」

アリーゼ「そうですか?」

男性「そうですよ!」バサッ

そういって彼が机に置いた紙束は全て、彼が集めてきた佐門さんの話らしい

『犬に追われていた』『食い逃げと間違われた』『馬車に引きずられていた』 ……あぁ、凄いそれっぽいです!

男性「大商人マルティーニ家の跡取りである先生の知りあいの割には逸話らしい逸話はない。
    の、割には知り合いはそこそこ多く、変な話ばかりが集まる……こんな変人が本当に先生の友人なのですか?」

アリーゼ「変人って……良い人なんですよ?」

男性「変人は否定しないんだ……」

アリーゼ「えぇと……でも、変なのは確かですから」(目を逸らす)

少なくとも私が佐門さんを登場人物の一人と書くとしたらあの人は主人公というよりは脇役

それも1巻で死んで貰う事になるでしょうね……だって、生かしておくと話が纏まりません……

……でも、なんだかんだで生き延びそうですね。 ……うん! 出すのはやめておきましょう!

294 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/19(火) 23:30:50 ID:wrlTMlbs
男性「はぁー……編集長の物好きにも困ったもんだ
    なんでこんな人の事を纏めた本なんて出そうと思ったのか……というか売れるんですか、これ?」

アリーゼ「あ、私は買いますよ」

男性「…………変人の友人はやっぱり変人って事ですかね」

アリーゼ「失礼な! 物好きと呼んでください!」

男性「あんま大差ないです、それ……」

……でも、思い出したら懐かしくなってきました

今はどこに入るんでしょうか、佐門さん―――

295 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/19(火) 23:53:16 ID:wrlTMlbs

…………………………………………………………………………………………………………
……………………………………………………
………………………
………


            〜何処か〜


佐門「さーて、どうしよっかな……カード様の言うと、お、りー……  クラブK か」

しまった……高いほうが良いのか低いほうが良いのか悪いのか考えてねぇ

佐門「……寝よ」

今では目をつぶって10秒で眠れる自身がある……

ふふっ、どこでもすぐに眠れるってのは旅人の必須スキルさ

……まぁ、マスターまでに2年かかったんだけどよ

N太は偉大だったんだな……意外と戦場なら大成するかもな、アイツって


296 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/19(火) 23:56:04 ID:wrlTMlbs


先着1名様で

★アリーゼ→!card
 アルディラ→!card
 ミスミ→!card
 ファルゼン→!card
 ファミィ→!card
 アティ→!card
 ソノラ→!card★

と書き込んで下さい。数字によって分岐します。


■アルディラ 佐門のカード(K)+-4以内→同行者

■ミスミ 佐門のカード(K)+-4以内→同行者

■アリーゼ  佐門のカード(K)+-3以内→同行者

■ファルゼン 佐門のカード(K)+-3以内→同行者

■ファミィ、アティ、ソノラ:佐門のカード(K)+-2以内→同行者

■佐門のカードと一致→?


297 :名無しさんと創る物語:2016/01/20(水) 00:57:42 ID:???
★アリーゼ→ クラブ6
 アルディラ→ クラブ10
 ミスミ→ スペード5
 ファルゼン→ ハートQ
 ファミィ→ スペード9
 アティ→ クラブ9
 ソノラ→ クラブ3

クラブKな当たりなんか佐門らしさを感じてしまうwww

298 :名無しさんと創る物語:2016/01/20(水) 11:31:11 ID:???
オルドレイク君の場合 ハートA

299 :名無しさんと創る物語:2016/01/20(水) 16:51:13 ID:???
おいばかやめろ

300 :サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2016/01/20(水) 21:49:32 ID:ljYJTm0E
★アリーゼ→ クラブ6
 アルディラ→ クラブ10
 ミスミ→ スペード5
 ファルゼン→ ハートQ
 ファミィ→ スペード9
 アティ→ クラブ9
 ソノラ→ クラブ3 ★

オルドレイク君の場合 ハートA
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オルドレイク「見よ、佐門。私はA(エース)だ……運命を感じるではないか!」

佐門「あぁー、本当な〜一生お前につきまとわれる運命かなー」(遠い目)

ヘイゼル「難儀な男だ……」

ツェリーヌ「キィーー!! 何が難儀な物ですが! アナタも私という者がありながら……キィーー!」

オルドレイク「許せ、ツェリーヌ……愛を捧げるのはお前だけ故にな」

ツェリーヌ「あ、アナタ……」

オルドレイク「……まぁ、私が女であったなら愛を捧げる対象は佐門であっただろうが」

ツェリーヌ「死になさい、佐門! 今すぐに!」(襟を掴む)

佐門「ぐっ、ぐるちい……なんで俺がこんな目に」

アルディラ「頑張るのよ……きっと此処を抜けたら逃げられるわ」

ファルゼン「デ、アレバイイガナ……(100%無理ですよねぇ)」

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