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サモンナイトN
[29]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/08/29(土) 03:17:36 ID:X3x6tTHs
漫画の感想→ハート5
ハート→「まぁ、面白かったですね」
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ナツミ「まぁ、面白かったですね」
佐門「おぉ、分かってくれたかあの面白さを!」
ナツミ「はい! 主人公がヒロインの傍に居たいという純粋な思いで騎士を目指す……くぅー!」
天高く、グッ!と腕を突き上げるナツミ。
その瞳はどこかキラキラ輝いて見えた
ナツミ「王道すぎる王道……ですが、そこがいい!」
省23
[30]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/08/29(土) 03:38:45 ID:X3x6tTHs
ナツミ「でも、アヤとかすきそうですよね、あの漫画」
佐門「うーん、アヤか。でも、アヤはあんま漫画読む様な奴には見えないぞ」
ナツミ「いや、そんな事は無いですよ。それにほら……図書室にだって漫画はありますよ
数は少ないですけど、ドラえ○んとかB○とか」
佐門「……あぁ、そうか! アヤは図書委員だったな!
だったら、整理とか貸し出し返却の作業の時にそういう本にも目を通してる……のか?」
省32
[31]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/08/29(土) 03:44:19 ID:X3x6tTHs
※行動回数がなくなると自動で帰路につきます
帰るを選ぶと、やはり帰ることになりますが展開が多少変ります
【行動回数】:1
佐門「マンガ肉は男子永遠の憧れだぜ……」
A:「……いや、待てよ。トウヤをからかいに行くのも面白いな」
B:×
C:「あれ、図書室の電気がついてる……ひょっとしてアヤか?」
D:×
E:「ふっ、風が俺を導くのさ……(カード判定)」
F:「校庭に出て仮面ライ○ーの変身ポーズの練習をする」
G:「帰 る」
省1
[32]名無しさんと創る物語:2015/08/29(土) 06:26:17 ID:???
E
[33]名無しさんと創る物語:2015/08/29(土) 09:34:26 ID:7A6wEhMU
G
[34]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/08/29(土) 19:11:08 ID:X3x6tTHs
※ageで選択されたGを採用します
>G:「帰 る」
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学校を出て帰路についた佐門だが、まっすぐ家には帰らなかった。
家が嫌いという訳ではない。ただ、ぼんやりと考え事をしながら歩いていると此処についていたのだ。
彼が今居るのは町の外れ、小高い丘にある公園。
頬を撫でる風の音と、静かに揺れる木々のざわめきだけが響くその場所に。
テクテクテクテク……
アヤ「あっ、先輩……」
省23
[35]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/08/29(土) 20:09:41 ID:X3x6tTHs
アヤ「なるほど……えっと、先輩はお昼は何を食べましたか?」
佐門「生もやしだ」
アヤ「……え?」
佐門「生もやしだ」
アヤ「えっと、えっと……………(必死に思考をめぐらせている)
……えっと! わ、私、もやしのお豆のところとかす、好きです……///(モジモジ)」
佐門「あの…………ごめん。
本当はコンビニの菓子パンだったんだ、ごめん……」
アヤ「あっ……はい! 菓子パンはおいしいですよね。私も好きです」
省17
[36]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/08/29(土) 20:23:27 ID:X3x6tTHs
〜10分後〜
佐門「しかし、こんな所でお前らと出会うとはな。
……もしかして此処で待ち合わせでもしてたのか?」
アヤ「いえ、トウヤ君とはそういう待ち合わせとか下校も一緒にした事がありません……
あぁ、いえ!仲が悪いとかそういう事ではなく、ただ時間が合わないだけで」
佐門「あぁ、分かってるよ。トウヤは剣道部にも所属してるからな。という事は……」
トウヤ「えぇ、全くの偶然です。此処は考え事をするのには良い場所なので、 省30
[37]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/08/29(土) 21:37:53 ID:X3x6tTHs
ハヤト、ナツミ、トウヤ、アヤ。4人が揃った公園は静けさを取り戻していた。
佐門(……何時もこうなんだよな)
そう、何時もこうだ。この4人は揃うと、不思議な事に無口になる。
会話をふるのが苦手なアヤや静寂を好むトウヤはともかく、
いつもなら自分から話題をふってくる2人までピタリと口を閉じる。
恐らく、それぞれが理解しているのだ。口を開けば喧嘩になると。
そして、それぞれがそれぞれを思いやった結果、皆、口を閉ざす。 省33
[38]サモさん ◆zHt6XgZ6n2 :2015/08/29(土) 21:48:30 ID:X3x6tTHs
佐門(過去はそこそこ振り切ったつもりだった。だからこそ学校に行けてると思う。
……あの場所は嫌いじゃない。ダチもこいつらもいるし……でも、何時からだろうな)
ハヤト(毎日がつまらない訳じゃない。でも……物足りない気持ちを感じる
嫌なんだ。普通に大学に進学して、普通に就職して……そうやってただ、当たり前の道を歩くのが)
ナツミ(部活も、友達や後輩との付き合いも上手くいってたのにな……あたし、なんてこんなに不安なの? 省43
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